*《&ruby(ヴィジョンヒーロー){V・HERO}; トリニティー/Vision HERO Trinity》 [#l993eb6d]
 融合・効果モンスター
 星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2000
 「HERO」と名のついたモンスター×3
 このカードが融合召喚に成功したターン、
 このカードの攻撃力は元々の攻撃力を倍にした数値になる。 
 融合召喚に成功したこのカードは、
 1度のバトルフェイズ中に3回攻撃する事ができる。 
 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。

 [[V JUMP EDITION>V JUMP EDITION#p79d1c38]]で登場した[[闇属性]]・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[直接攻撃]]ができない[[効果]]と、[[融合召喚に成功した]]場合に3回[[攻撃]]を可能にし、その[[ターン]]のみ[[元々の攻撃力]]を倍にする[[効果]]を持つ。~

 [[融合素材]]の条件は「[[HERO]]」のみという非常に緩い制限を持つが、[[融合召喚]]するためには3体も必要である。~
 よって[[手札融合]]の場合[[手札]]消費が激しく、[[E・HERO]]ではないため、[[《ミラクル・フュージョン》]]も使えない。~
 しかし、[[《E・HERO エアーマン》]]や[[《増援》]]・[[《戦士の生還》]]や[[《闇の量産工場》]]等、[[手札]]に[[融合素材]]を揃える手段自体は豊富である。~
// また、タイムラグこそあるものの、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を使うことで楽に[[融合召喚]]できる。~

 [[融合召喚に成功した]]場合、[[攻撃力]]は5000と驚異的な数値になるだけでなく、3回[[攻撃]]もすることができる。~
 [[直接攻撃]]はできないが、[[相手]]に高[[攻撃力]]の[[モンスター]]を複数出されたとしても簡単に[[戦闘破壊]]することが可能となる。~
 [[相手]]に[[攻撃表示]][[モンスター]]が多ければそれだけ[[戦闘ダメージ]]を多く与えることができるので、うまく使えば逆転の一手になるだろう。~
 また、[[攻撃表示]][[モンスター]]が少ない状況でも、[[相手]][[モンスター]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を与えて[[サンドバッグ]]にすれば大[[ダメージ]]を与えられる。~
 特に[[《ハーフ・シャット》]]との[[コンボ]]は強烈で、[[攻撃力]]4500の[[《青眼の究極竜》]][[相手]]ですら[[1ターンキル]]が達成できる。~
 [[汎用性]]に代わり[[ダメージ]]効率が落ちる[[《安全地帯》]]でも2300までならば[[1ターンキル]]圏内であるため、これを利用しても良い。~
 それだけでなく[[相手]][[フィールド]]上に[[攻撃表示]][[モンスター]]が2体以上存在すれば、[[《アームズ・エイド》]]や[[《ジャンク・アタック》]]を使って容易に[[1ターンキル]]が可能である。~
 [[《おジャマトリオ》]]を使っても[[1ターンキル]]が出来るだろう。~
 この[[カード]]に[[貫通]]能力を付加させるか、[[《最終突撃命令》]]を使うだけで、かなりの[[戦闘ダメージ]]を与えられる。~
 [[《ナイトメア・デーモンズ》]]を使えば、この[[カード]]と[[リリース]]のための[[モンスター]]一体だけで[[1ターンキル]]が可能である。~
 [[《融合解除》]]を用いればこの[[カード]]とあわせて6回の連続[[攻撃]]ができる。~
 [[事故>手札事故]]率は上がるかもしれないが、[[《E・HERO エッジマン》]]や[[《E−HERO マリシャス・エッジ》]]を[[融合素材]]にすることで高[[攻撃力]][[モンスター]]の追加[[攻撃]]が可能になる。~

 [[HERO]]の[[融合モンスター]]としては珍しく[[特殊召喚]]に関して特に制限されていないため、[[蘇生]]・[[帰還]]も可能である。~
 また、[[《幻想召喚師》]]で[[エクストラデッキ]]からの[[特殊召喚]]も一応可能。~
 しかし、[[融合召喚]]ではないため、ただの[[直接攻撃]]ができない[[モンスター]]になるので相性は良くない。

//-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]との相性は良い。~
//[[《E・HERO エリクシーラー》]]・[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]には落とせる枚数でこそ劣るが、名前指定の[[融合素材]]や[[N]]を必要としないため対応する幅が広い。~
//[[《E・HERO ネクロダークマン》]]や[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]、[[《D−HERO ダッシュガイ》]]等の[[墓地]]で[[効果]]を発揮する[[HERO]]を[[融合素材]]にするのが理想的。~
//[[《E・HERO アブソルートZero》]]には[[墓地]]に落とせる枚数で勝ることに加えて、[[属性]]に左右されない。~
//ただし、一方でこの[[カード]]は[[HERO]]以外は[[融合素材]]にできないため、それ以外の[[カード]]を落としたい[[デッキ]]ならば使い分けていく形になるだろう。~

-[[攻撃力]]アップ&複数[[攻撃]]&[[デメリット]]ありの点から[[《E・HERO ネオス・ナイト》]]とよく似ている。~
基本的にはこちらの[[効果]]の方が優秀であるが、[[《E・HERO ネオス・ナイト》]]は[[《ミラクル・フュージョン》]]に対応するなどそれぞれ利点はある。

-「[[融合召喚に成功した]][[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]」がこの[[カードの効果]]をコピーすることができるかは[[調整中]]。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXの「吹雪vsエド」戦においてエドが使用。~
《V・HERO インクリース》・《V・HERO マルティプリ・ガイ》・《V・HERO ポイズナー》の3体を[[融合素材]]として[[融合召喚]]される。~
[[効果]]で[[攻撃力]]を倍にし、[[《トラファスフィア》]]を[[戦闘破壊]]した。~
[[攻撃]]名は「トリニティー・クラッシュ」。

--[[テキスト]]に「3体で[[融合召喚]]した時[[攻撃力]]は倍になる」と書かれていたため、[[効果]]が無くなるものの2体でも[[融合召喚]]できたと思われる。

//-コナミのゲーム作品において―~

-神話・伝承において―~
「トリニティー(trinity)」とはキリスト教における教義の一つである「三位一体」を語源とする言葉。~
「父なる神、子([[イエス・キリスト>《光帝クライス》]])、聖霊の3つは同じ尊さを持ちながら、その実体は同一である」という考えである。~
キリストの死後、このままでは一神教のキリスト教において「父なる神」と「キリスト」という二人の神が存在してしまう、という矛盾を回避するために考案された概念だと言われている。

**関連カード [#wd99977c]
-[[HERO]]

-[[《V・HERO アドレイション》]]

-[[《おジャマ・ナイト》]]
-[[《ワーム・ゼロ》]]

-[[《リミッター解除》]]

―[[同名>同名カード]]三体[[融合]]
-[[《ガエル・サンデス》]]
-[[《キング・もけもけ》]]
-[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]
-[[《青眼の究極竜》]]

―[[連続攻撃]]可能な[[融合モンスター]]
-[[《E・HERO ネオス・ナイト》]]
-[[《E・HERO ワイルドジャギーマン》]]
-[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]
-[[《極戦機王ヴァルバロイド》]]
-[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]
-[[《ジェムナイト・パーズ》]]
-[[《スーパービークロイド−ステルス・ユニオン》]]

―[[直接攻撃]]不可の[[効果]]
-[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]

-[[《極戦機王ヴァルバロイド》]]

-[[《ZW−獣王獅子武装》]]

―最大3回[[攻撃]]が可能
-[[《トリプル・ヴァイパー》]]

-[[《ポセイドン・オオカブト》]]

-[[《トライデント・ドラギオン》]]

―[[召喚]][[ターン]]のみ[[攻撃力]]が倍
-[[《スピード・ウォリアー》]]

//―《V・HERO トリニティー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pdfb6394]
-[[V JUMP EDITION>V JUMP EDITION#p79d1c38]] VE01-JP003 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#e45907f0]
Q:このカードは「[[HERO]]と名のついた[[モンスター]]」として扱いますか?~
  [[《HERO’S ボンド》]]や[[《E・HERO オーシャン》]] 等の[[効果]]も使うことが可能ですか?~
A:はい、扱います。それらの[[効果]]も使えます。(10/08/04)

Q:[[融合召喚に成功した]][[ターン]]以降は、[[攻撃力]]倍増の[[効果]]はなくなるのですか?~
  また、3回[[攻撃]]&[[直接攻撃]]できない[[効果]]も消滅するのですか?~
A:[[攻撃力]]の倍増は[[融合召喚]]した[[ターン]]のみです。他の[[効果]]は消滅しません。(10/08/04)

Q:[[蘇生制限]]を満たしたこのカードを[[蘇生]]した場合、[[攻撃力]]倍&3回[[攻撃]]&[[直接攻撃]]できない[[効果]]は消滅するのですか?~
A:[[攻撃力]]倍&3回[[攻撃]]の[[効果]]は消滅します。また、その場合でもこの[[カード]]は[[直接攻撃]]できません。(10/08/05)

Q:[[《幻想召喚師》]]等を[[使用]]し、[[融合召喚]]以外でこの[[カード]]を[[特殊召喚]]した場合、[[攻撃力]]倍&3回[[攻撃]]&[[直接攻撃]]できない[[効果]]はありますか?~
A:[[攻撃力]]倍&3回[[攻撃]]はありませんが、[[直接攻撃]]できない[[効果]]は[[適用]]されます。(10/08/04)

Q:[[融合召喚に成功した]]この[[カード]]が[[《月の書》]]で[[裏側守備表示]]になり、その[[ターン]]のうちに[[リバース]]した場合、[[攻撃力]]倍&3回[[攻撃]]はどうなりますか?~
A:[[攻撃力]]倍の[[効果]]は[[適用]]されなくなりますが、3回[[攻撃]]できる[[効果]]は[[適用]]され続けます。(10/08/26)

Q:[[融合召喚に成功した]]この[[カード]]が[[《亜空間物質転送装置》]]で[[除外]]され[[フィールド]]上に戻った場合、[[攻撃力]]倍&3回[[攻撃]]はどうなりますか?~
A:[[攻撃力]]倍の[[効果]]は[[適用]]されなくなりますが、3回[[攻撃]]できる[[効果]]は[[適用]]され続けます。(10/08/26)

Q:[[《スキルドレイン》]]が存在する時、この[[カード]]は[[直接攻撃]]できますか?~
A:可能です。(10/08/04)

Q:[[融合召喚]]に成功しましたが、[[相手]]に[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]されました。~
  その[[ターン]]のうちに[[《スキルドレイン》]]が存在しなくなった場合、[[攻撃力]]倍&3回[[攻撃]]はどうなりますか?~
A:どちらの[[効果]]も[[無効]]になったままです。(10/09/27)

Q:この[[カード]]が[[《流星の弓−シール》]]を装備したり、[[《マジック・ホール・ゴーレム》]]の[[効果]]を受けた場合、[[直接攻撃]]をする事はできますか?~
A:その場合でもできません。(10/08/04)

Q:[[融合召喚に成功した]]この[[カード]]に[[《閃光の双剣−トライス》]]([[2回攻撃]])を装備しました。このカードは何回[[攻撃]]することができますか?~
A:その場合でも[[攻撃]]できるのは3回になります。(10/08/15)

Q:この[[モンスター]]に対し[[《アストラルバリア》]]・[[《沈黙の邪悪霊》]]を使えますか?~
//A:[[《アストラルバリア》]]は[[使用]]できません。[[《沈黙の邪悪霊》]]は[[使用]]できます。(11/01/05)
//A:[[調整中]](11/01/08)
A:[[《アストラルバリア》]]の[[効果]]が適用される場合であっても、[[直接攻撃]]を行う事はできません。~
[[《沈黙の邪悪霊》]]の[[効果]]が[[適用]]される場合は[[モンスター]]自身の[[攻撃宣言]]ではない為、[[攻撃]]させる事ができます。(11/06/11)

Q:[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]を[[融合召喚]]した[[ターン]]にこの[[カード]]を[[除外]]して[[効果]]を得た場合、[[元々の攻撃力]]を倍にした数値になりますか?また、3回[[攻撃]]を行うことはできますか?~
//A:[[攻撃力]]は倍になりませんが、3回[[攻撃]]を行うことはできます。(11/01/05)
A:[[調整中]](12/10/10)

Q:[[《マジカルシルクハット》]]の[[効果]]で[[セット]]した[[自分]]の[[HERO]][[モンスター]]1体と[[《HERO’S ボンド》]]2枚を[[《超融合》]]で[[融合素材]]にしてこの[[カード]]を[[融合召喚]]できますか?~
A:はい、[[融合召喚]]でき、それらの[[カード]]が[[セット]]状態のままでも[[融合素材]]にできます。(10/08/05)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。