*《&ruby(ヴィトゥズィ){ＶＷＸＹＺ};−ドラゴン・カタパルトキャノン/VWXYZ-Dragon Catapult Cannon》 [#gae5dfc0]
融合・効果モンスター
星８/光属性/機械族/攻3000/守2800
「ＶＷ−タイガー・カタパルト」＋「ＸＹＺ−ドラゴン・キャノン」
自分フィールド上に存在する上記のカードをゲームから除外した場合のみ、
融合デッキから特殊召喚が可能（「融合」魔法カードを必要としない）。
１ターンに１度、相手フィールド上のカード１枚をゲームから除外する。
このカードが攻撃する時、攻撃対象となるモンスターの表示形式を
変更する事ができる。（この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。）
[[ELEMENTAL ENERGY]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[融合モンスター]]。~
[[ＶＷＸＹＺ]]の最終形態であり、３体もの[[モンスター]]を必要とする[[《ＸＹＺ−ドラゴン・キャノン》]]を[[融合素材]]とする。~
合計７体もの[[モンスター]]を[[ゲームから除外する>ゲームから除外する（取り除く）]]必要があり、[[蘇生]]・[[帰還]][[効果]]を使わない限り大きな[[ディスアドバンテージ]]を避けられない。~
[[特殊召喚]]さえできれば、毎[[ターン]]、[[コスト]]を払わずに[[発動]]できる[[除外]][[効果]]と破格のステータスを誇り、切り札級の[[モンスター]]を問題なく倒せる。~
だが、[[除去]]その他の[[効果]]への[[耐性]]もなく、やはり多大な苦労の果てに待つものとしては少々もの足りない。~
素材となる[[《ＶＷ−タイガー・カタパルト》]]の[[攻撃力]]は[[《サイバー・ドラゴン》]]に倒されるほど低く、[[《ＸＹＺ−ドラゴン・キャノン》]]共々、[[効果]]を使うには[[手札]]が必要。~
[[バトルフェイズ]]終了後であれば[[特殊召喚]]してもマイナスに働くことは少なく、[[《異次元からの帰還》]]等を[[発動]]したときに[[手札]]がなくても[[伏せ除去]]ができる。~
[[ユニオン]]をサポートする[[《前線基地》]][[《ゲットライド！》]]が有効。~
[[攻撃力]]1500以下の素材[[モンスター]]３体は[[《シャインエンジェル》]]で[[召喚]]できる。~
素材[[モンスター]]は全て[[光属性]]なので、[[《シャインスパーク》]][[《放浪の勇者 フリード》]]の投入も検討できる。~
[[融合]]合体後は[[《異次元からの帰還》]][[《次元融合》]]によって素材[[モンスター]]を[[帰還]]させることも可能。~
[[手札]]消費は激しくなるが、[[《召喚僧サモンプリースト》]][[《血の代償》]]での[[特殊召喚]]の補助は可能。~
再度この[[モンスター]]を[[特殊召喚]]でき、[[融合]]合体前に[[《リミッター解除》]]を[[発動]]して総[[攻撃]]をかけるのも有効。~
[[除去]][[耐性]]を持たず、[[特殊召喚]]後も[[《強化支援メカ・ヘビーウェポン》]][[《我が身を盾に》]]等の防御カードが必要となる。~
[[《強化支援メカ・ヘビーウェポン》]]も[[ユニオン]][[モンスター]]なので、[[《前線基地》]]で[[特殊召喚]]できる。~
一度でも[[融合デッキ]]から[[特殊召喚]]に成功すれば、[[《リビングデッドの呼び声》]][[《再融合》]]等で再度[[特殊召喚]]が可能。~
[[《ＶＷ−タイガー・カタパルト》]]にも使えるので、状況に応じて使い分けたい。~
[[【未来オーバー】]]で使われる[[コンボ]]である、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]＋[[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[デッキ]]の[[機械族]]は全て[[除外]]できる。~
その後、[[《次元融合》]]で[[《Ｘ−ヘッド・キャノン》]]らを[[特殊召喚]]することで、この[[モンスター]]の即時[[特殊召喚]]も可能となる。~
この時、[[手札]]に[[ユニオン]]パーツ１体を用意しておく必要があるが、そう厳しい条件ではないだろう。~
[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]で事足りてしまう状況が殆どであるが。~
-なお、[[召喚ルール効果]]による[[特殊召喚]]は｢[[自分]]の[[メインフェイズ]]｣でのみ可能である。~
[[召喚ルール効果]]による｢[[チェーンブロック]]を作らない[[特殊召喚]]｣であるため、何かに[[チェーン]]して自身を[[特殊召喚]]することはできない。
-「除外する」というテキストから、１ターンに一度必ず発動しなければならないとされてきたが、現在の裁定では、正しくは「除外することができる」つまり[[任意効果]]であることになっている。
-[[《Ｖ−タイガー・ジェット》]][[《Ｗ−ウィング・カタパルト》]][[《Ｘ−ヘッド・キャノン》]][[《Ｙ−ドラゴン・ヘッド》]][[《Ｚ−メタル・キャタピラー》]]が合体した姿だが、これらの５体から直接このカードを呼び出すことはできない。~
これら５体をそれぞれ[[《ＶＷ−タイガー・カタパルト》]][[《ＸＹＺ−ドラゴン・キャノン》]]に合体させた後、さらにこのカードに合体させる。~
この２体のモンスターを経ているおかげで、[[《次元融合》]]で特殊召喚できるモンスターの候補が増える。
-このカードの、ＶＷＸＹＺのルビは「ヴィトゥズィー」。~
「V to Z」（ヴィからゼット）ということだろう。~
「ヴィダブルエックスワイゼット」ではないので注意。
-余談だが、[[《Ｚ−メタル・キャタピラー》]]のパーツで構成される腕部のパーツは[[《Ｘ−ヘッド・キャノン》]]が掴んでいるだけであり、本当の腕というわけではない(肘のような間接はあるのだが)。~
どちらかといえばＶＷＸＹＺは戦闘ロボットというわけではなく、巨大な移動砲台のようなものなのだろう。
-苦労して出したこのカードを[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]に[[吸収]]されたら泣くしか無い。
-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて、｢十代vs万丈目｣戦(２戦目)で万丈目が[[特殊召喚]]。~
十代を忌々しく思うクロノス教諭の策により万丈目の手に渡ったことで使用された。~
その驚異的なフォルムと戦闘力を遺憾なく披露するものの、[[《進化する翼》]]により[[特殊召喚]]された[[《ハネクリボー ＬＶ１０》]]の逆襲にあい、[[破壊]]され[[ダメージ]]の元凶となってしまった。~
~
その後、第２期には登場しないまま長い空白期間を経て、第３期の｢万丈目vsアモン｣戦で再登場。~
[[ユニオン]]を[[デッキ]]から[[除外]]し、装備対象が場に存在するならばそれを[[帰還]]させる《異次元格納庫》を駆使し、１[[ターン]]目から[[特殊召喚]]した。~
またその後[[破壊]]されてしまったが、[[貫通]][[効果]]を付与する専用[[蘇生]][[装備魔法]]《次元破壊砲−&ruby(スーパー・サンダー・ユニット){ＳＴＵ};》を装備して[[蘇生]]した。~
なお、この回で「[[トークン]]は[[除外]]できない」という内容があったがこれはOCGで考えると間違いである。~
確かに「[[除外]]」はされないが[[対象]]にすることは可能であり、[[除去]]される。~
[[攻撃]]名及び[[効果]]名は｢ＶＷＸＹＺ−アルティメット・デストラクション｣。~
--アニメでは当初カード[[イラスト]]が異なり、黄緑色の上空にいる[[イラスト]]だった。~
[[ELEMENTAL ENERGY]]が発売された後はOCGの仕様に修正されている。
**関連カード [#kf7a2d7f]
-[[《ＶＷ−タイガー・カタパルト》]]
-[[《ＸＹＺ−ドラゴン・キャノン》]]
-[[《インフィニティ・ダーク》]]
-[[《墓守の暗殺者》]]
-[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]
-[[《ゲート・ガーディアン》]]
-[[《マシンナーズ・フォース》]]
-[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]
**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#ma76f92f]
-[[【ＶＷＸＹＺ】]]
**収録パック等 [#v9ec704e]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP091 &size(10){[[Rare]]};
-[[ELEMENTAL ENERGY]] EEN-JP031 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};
-[[デュエリストパック−万丈目編−]] DP2-JP017 &size(10){[[Rare]]};
**FAQ [#iac9d288]
Ｑ：[[除外]]を行う[[効果]]は[[相手]][[ターン]]にも使えますか？~
Ａ：[[起動効果]]であるため[[相手]][[ターン]]には使えません。
Ｑ：[[除外]]を行う[[効果]]は１[[ターン]]に一度、必ず[[発動]]しなければなりませんか？~
Ａ：いいえ、[[発動]]するかどうかは任意になります。(08/06/02)~
Ｑ：このカードは[[墓地]]から[[特殊召喚]]できますか？~
Ａ：[[蘇生制限]]はありますが、可能です。[[召喚]]に制限があるのは｢[[融合デッキ]]から｣の[[特殊召喚]]のみです。~
この[[モンスター]]は([[蘇生制限]]をクリアすれば)[[蘇生]]も[[帰還]]も可能です。