*《&ruby(エックスワイゼット){XYZ};−ドラゴン・キャノン/XYZ-Dragon Cannon》 [#o43f9039]
 融合・効果モンスター
 星8/光属性/機械族/攻2800/守2600
 「X−ヘッド・キャノン」+「Y−ドラゴン・ヘッド」+「Z−メタル・キャタピラー」
 自分フィールド上に存在する上記のカードをゲームから除外した場合のみ、
 融合デッキから特殊召喚が可能(「融合」魔法カードは必要としない)。
 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
 手札のカードを1枚捨てる事で、相手フィールド上のカード1枚を破壊する。

 [[ユニオンの降臨]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[《融合》]]系カードを必要とせずに[[特殊召喚]]できる[[融合モンスター]]の元祖。~

 3体分もの素材[[モンスター]]を[[ゲームから除外する>ゲームから除外する(取り除く)]]という大きな損失を背負うものの、高い[[除去]]能力は魅力的。~
 [[機械族]]であり[[《リミッター解除》]]で強化できるが、[[攻撃力]]はそこまで高くないため、有効活用は難しい。~
 しかも、[[墓地]]からの[[特殊召喚]]ができないため、できれば[[フィールド]]に[[特殊召喚]]した時点で[[デュエル]]を制したいところ。~

 [[デッキ]]全体が[[ユニオン]]関連で占められることが多いため、[[《前線基地》]][[《ゲットライド!》]]でのサポートが有効。~
 素材[[モンスター]]の[[《Y−ドラゴン・ヘッド》]][[《Z−メタル・キャタピラー》]]は[[《シャインエンジェル》]]で[[特殊召喚]]が可能。~
 素材[[モンスター]]は全て[[光属性]]なので、[[《シャインスパーク》]][[《放浪の勇者 フリード》]]の投入も検討できる。~
 [[融合]]合体後は[[《異次元からの帰還》]][[《次元融合》]]によって素材[[モンスター]]を[[帰還]]させることも可能。~
 《XYZ−ドラゴン・キャノン》本体も[[蘇生制限]]さえクリアすれば[[帰還]]は可能である。~
 [[手札]]消費は激しくなるが、[[《召喚僧サモンプリースト》]][[《血の代償》]]での補助もできなくもない。~
 [[融合]]合体前に[[《リミッター解除》]]を[[発動]]して総攻撃をかけるのも有効。~

 [[【未来オーバー】]]においても使用可能である。~
 [[《次元融合》]]で一斉に[[帰還]]させた後に合体し、[[手札]]を使って[[相手]][[フィールド上のカード]]を吹き飛ばす。~
 そして[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]でトドメの一撃を与えるのである。~
 しかし、現在[[《次元融合》]]は[[禁止カード]]である。~

-なお、[[召喚ルール効果]]による[[特殊召喚]]は「[[自分]]の[[メインフェイズ]]」でのみ可能である。~
[[召喚ルール効果]]による「[[チェーンブロック]]を作らない[[特殊召喚]]」であるため、何かに[[チェーン]]して自身を[[特殊召喚]]することはできない。

-勘違いしやすいが、[[破壊]][[効果]]は1[[ターン]]に何度でも[[発動]]できる。~
[[《深淵の暗殺者》]]が[[準制限カード]]だった頃は、このカードを[[効果]]の[[コスト]]に使用し、[[無限ループ]]とすることで[[相手]][[フィールド]]上の全てのカードを[[破壊]]する豪快な[[コンボ]]も可能だった。

-遊戯王オンライン内では[[ストラクチャーデッキ]]Verがガンスリングの7連勝賞品になっている。

-これの[[融合]]合体[[モンスター]]は[[X>《X−ヘッド・キャノン》]]・[[Y>《Y−ドラゴン・ヘッド》]]・[[Z>《Z−メタル・キャタピラー》]]がそれぞれ合体したイメージだが、[[《次元融合》]]等でそれらを呼び戻すことができる。~
合体した姿とその素材が同時に並んでいるのには違和感があるが。

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」において、因縁の対決である「闇遊戯vs海馬」戦で登場。~
元々は海馬が[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[召喚]]のための布石として投入していた「XYZのパーツ」([[VWXYZ]]参照)の合体形態。~
合体状態でも3体分の[[生け贄]]として使用可能であり、この[[モンスター]]のおかげで「神対神」の構図が実現することになる。~
([[融合モンスター]]カードが存在しない原作においては、[[ユニオン]][[モンスター]]としての装備形態のみが存在。また、フィールド上のカードを破壊する効果は存在しなかった。)~
アニメ版「闇遊戯vs海馬」においては、[[《XY−ドラゴン・キャノン》]]を出した後に、[[《Z−メタル・キャタピラー》]]を[[召喚]]、合体して《XYZ−ドラゴン・キャノン》となっている。~
合体モンスターとしてはこの構図はおかしくないものの、OCGではあくまで[[X>《X−ヘッド・キャノン》]]・[[Y>《Y−ドラゴン・ヘッド》]]・[[Z>《Z−メタル・キャタピラー》]]を[[除外]]する必要があり、アニメにおける既に合体されたモンスター+残りのパーツ召喚=3体合体は不可能なので、OCG化において弱体化したともいえなくはない。~
--アニメオリジナルの「海馬vsアメルダ」にて再登場を果たし、融合モンスター扱いとして特殊召喚された(カードの周りが紫色になっている)。アメルダが使用した《歴戦の戦車部隊》によって特殊召喚された《戦車トークン》3体を破壊し、攻撃力の下がった《KC1クレイトン》に攻撃し、ダメージを与えた。しかし、次のターンにアメルダが使用した《ジャンク・ディーラー》と《ソルジャー・リボルト》とのコンボで破壊された。~
--劇場版「光のピラミッド」にも登場しており、[[除外]][[コンボ]]で一気に[[融合素材]]を並べて合体させ、[[効果]]でペガサスの[[《トゥーン・ワールド》]]を[[破壊]]した。~
[[攻撃]]名は「X・Y・Z ハイパー・キャノン」、[[効果]]名は[[《XY−ドラゴン・キャノン》]]の[[攻撃]]名と同じ「ハイパー・デストラクション」(初登場以後は「ハイパー・デストラクション」が[[攻撃]]名となっている)。

--アニメGXにおいては万丈目が[[召喚]]している。~
「十代vs万丈目」戦、「万丈目vsアモン」戦において[[《VW−タイガー・カタパルト》]]との合体も果たし、[[《VWXYZ−ドラゴン・カタパルトキャノン》]]へと変化している。~
また「万丈目vs五階堂」戦でも登場している。~
[[《X−ヘッド・キャノン》]]を[[通常召喚]]して[[《天使の施し》]]+[[《おジャマジック》]]+《おジャマゲットライド!》の[[コンボ]]を使用。~
それにより、[[《Y−ドラゴン・ヘッド》]][[《Z−メタル・キャタピラー》]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]し、この[[モンスター]]の[[特殊召喚]]へと繋いだ。~
その[[効果]]を遺憾なく発揮して[[《切り込み隊長》]][[《荒野の女戦士》]]を[[破壊]]し、五階堂に[[ダイレクトアタック]]した。~
また、「万丈目vsアモン」戦での[[攻撃]]名は「X・Y・Z ハイパー・ディストラクション」。~
[[攻撃]]技と[[効果]]技が混ざったような[[攻撃]]名となっていた。~
~
その後、次元の扉を開ける際にエースカードとして登場した。~
なお彼の他のエースカードには[[《VWXYZ−ドラゴン・カタパルトキャノン》]]や[[《アームド・ドラゴン LV10》]]がある。

--遊戯王のアニメの再放送の後、土曜朝8時から放送されていたアニメ「ワンワンセレプー それゆけ!徹之進」でこのカードとよく似たメカが登場した。~
犬型の「カイザーX」、ゴリラ型の「ジェネラルY」、鳥型の「エンペラーZ」の三体で、合体することにより「IQゴッド」になる。~
また、名前以外にも合体がただ三つのメカが上下に重なっただけというのもこのカードと同じである。~

**関連カード [#gba92a49]
-[[《X−ヘッド・キャノン》]]
-[[《Y−ドラゴン・ヘッド》]]
-[[《Z−メタル・キャタピラー》]]

-[[《XY−ドラゴン・キャノン》]]
-[[《YZ−キャタピラー・ドラゴン》]]
-[[《XZ−キャタピラー・キャノン》]]

-[[《VWXYZ−ドラゴン・カタパルトキャノン》]]

-[[《スナイプストーカー》]]
-[[《マシンナーズ・フォース》]]
-[[《ゲート・ガーディアン》]]

―《XYZ−ドラゴン・キャノン》の姿の見られるカード
-[[《シンクロン・リフレクト》]]

**収録パック等 [#m5f3bdd3]
-[[デュエリストパック−万丈目編−]] DP2-JP014 &size(10){[[Rare]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP107 &size(10){[[Ultra]]};
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-042 &size(10){[[Ultra]]};
-[[LIMITED EDITION 5>LIMITED EDITION#n3f3fa61]] LE5-006 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ユニオンの降臨]] 302-052 &size(10){[[Secret]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#y414bf39]
Q:[[手札]]を捨てて[[破壊]]を行う[[効果]]は1[[ターン]]に何回使えますか?また、[[相手]][[ターン]]にも使えますか?~
A:回数制限がないので、1[[ターン]]に何回でも使えます。しかし[[起動効果]]であるため[[相手]][[ターン]]には使えません。

Q:[[モンスターカードゾーン]]にいる[[《X−ヘッド・キャノン》]][[《Y−ドラゴン・ヘッド》]]と、[[《X−ヘッド・キャノン》]]に[[ユニオン]]している[[《Z−メタル・キャタピラー》]]を[[除外]]して[[召喚]]できますか?~
A:はい、[[装備カード]]状態の素材を[[除外]]することが出来ます。

Q:[[除外]]された素材を[[《異次元からの埋葬》]]で[[墓地]]に戻しました。このカードに[[《融合解除》]]を使用し、[[墓地]]の素材を[[蘇生]]できますか?~
A:いいえ。この[[特殊召喚]]は[[融合召喚]]扱いではないため、[[墓地]]の素材を[[蘇生]]することはできません。