効果モンスター 星3/風属性/ドラゴン族/攻1700/守 0 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、 自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 このターン、そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。 (2):相手ターンに、このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの表示形式を変更する。 その後、このカードを持ち主の手札に戻す。
WORLD PREMIERE PACK 2020で登場した風属性・ドラゴン族の下級モンスター。
召喚・特殊召喚に成功した場合に自分フィールドのモンスターに貫通を付与する誘発効果、相手ターンにモンスターの表示形式を変更し、自身をバウンスする誘発即時効果を持つ。
(1)は貫通効果を付与する効果。
自身にも付与でき、単体でも貫通効果持ちとして運用できる他、他の高攻撃力モンスターに付与することも可能。
召喚・特殊召喚に成功した場合にしか付与できないが、(2)により手札に戻るため毎ターン付与することもできる。
ただ自己特殊召喚効果を持つわけでもないため、貫通効果のためにこのカードに召喚権や特殊召喚効果を使用するのは効率が良いとは言えない。
繰り返し使えフィールドに並べる手間の必要ない《EMラクダウン》なども存在するため、(2)と共にうまく扱えるデッキで採用したい。
(2)は相手ターンに表側表示のモンスターの表示形式を変更し自身を手札に戻す効果。
効果の最後に自身を手札に戻すドラゴン族である為、《ドラゴンメイド・ハスキー》の破壊効果が反応する。
相手のアタッカーを守備表示にすることで、攻撃を防ぎつつ自身をバウンスできる。
守備力が低いモンスターを守備表示にすることで、次のターンこのカードで貫通効果を付与したモンスターの的にすることもできる。
素材として利用され自分のターンには残らない可能性もあるが、相手エンドフェイズに蘇生して使うことで確実に残せる。
自分のモンスターも対象にできるため、相手ターンに《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》の効果を誘発したり、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の効果をスイッチするような使い方もできる。
またこのカードは風属性であるため、自身のバウンスは《霞の谷の神風》のリクルート効果などのトリガーとしても利用できる。