通常魔法 裏側表示の罠カード1枚を強制発動させる。 発動タイミングが正しくない罠カードだった場合 その効果を無効にしてそのカードを破壊する。 発動後このカードは墓地へは行かず、デッキに入れシャッフルする。
Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−で登場したセットされた罠カードを強制発動させる通常魔法。
加えて、セットされた発動条件のある罠カードを無効にして破壊する効果を持つ。
発動条件のある罠カードといえば、今人気の《奈落の落とし穴》、《聖なるバリア−ミラーフォース−》や《激流葬》等。
いずれも強力な効果を持つが、発動条件があることを利用して《おとり人形》で破壊できる。
また、カウンター罠対策としても使える。
相手はむざむざ破壊されるか、コストを払ってまでこのカードをカウンターするか選ばなければならない。
特に《神の宣告》を対象に取る事が出来た時は最高と言える。
相手にしてみれば、何の利益もなくライフを半分にされるのだからたまったものではないだろう。
使用後はデッキに戻るため再利用可能。
しかし、デッキの枚数が増えるので、特定のカードを引きにくくなる欠点がある。
使用頻度が低いのは、魔法を対象にしてしまったときは不発に終わるので、安定性がないからだろう。
対象となったのが《リビングデッドの呼び声》等永続罠や《和睦の使者》だった場合も、こちらに不利に働きやすい。
現環境では《砂塵の大竜巻》に比べ速効性のある伏せ除去は希少だが、結局チェーンされて回避される可能性が高いのが難。
相手が何をセットしたか見きわめて発動するというテクニックが要求される。
現環境では《スケープ・ゴート》、《サイクロン》、《月の書》が制限になり、《和睦の使者》の人気が低迷している。
相対的にこのカードの株は上がっているといえる。
Q:発動後とは、「罠の発動後」と「このカードの発動後」のどちらですか?
A:《おとり人形》の発動後です。
Q:魔法カードだった場合、どうしますか?
A:確認した後で元に戻します。この《おとり人形》は通常通りデッキに戻します。
Q:《偽物のわな》を使い、罠カードを守れますか?
A:対象が「発動タイミングが正しくない罠カード」ならば、守れます。
この場合、《偽物のわな》の効果解決時に「発動タイミングが正しくない罠カード」かどうかを確認します。
なお、「セット状態の《偽物のわな》自体」が対象となった場合は《偽物のわな》を発動できません。
めくられたときに「発動タイミングが正しくない罠カード」として破壊されます。
Q:めくった罠カードがコストを必要とするもので、そのコストが支払えない場合はどうなりますか?
A:「発動タイミングが正しくない」として破壊されます。