《おとり人形(にんぎょう)/Bait Doll》

通常魔法
魔法&罠カードゾーンにセットされたカード1枚を選択して発動する。
選択したカードをめくって確認し、そのカードが罠カードだった場合、強制発動させる。
発動タイミングが正しくない場合、その効果を無効にし破壊する。
そのカードが罠カード以外だった場合、元に戻す。
このカードは発動後、墓地へ送らずにデッキに戻す。

 Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−で登場した通常魔法
 セットされた罠カード強制発動させる効果と、それが発動タイミングの正しくない罠カードの場合は効果無効にして破壊する効果を持つ。

 主に再利用可能な伏せカード除去として使用される。
 同じ伏せカード除去として《ナイト・ショット》があるが、《ナイト・ショット》魔法カード除去でき、チェーン発動も防げるので扱いやすい。
 ゆえに、通常の伏せ除去にはない強制発動させる点やデッキに戻る点を活用できるデッキ使用されることになるだろう。
 状況によってはフリーチェーン罠カードであっても、相手の思惑を崩すことができる。

 使用後はデッキ戻るので、再利用が可能である。
 ただし、1枚とは言えデッキの枚数が増えるので、特定のカードを引きにくくなる点は考慮する必要がある。
 《コカローチ・ナイト》とは違い、デッキトップには戻らずシャッフルされるので、次のドローがこのカードに固定されてしまう心配はない。
 デッキ切れを防ぐ手段としても使用でき、自分が伏せた魔法カードに対して発動し続けるだけで簡単に達成できる。

 なお、ここでいう強制発動の「発動」とは、効果の発動ではなくカードの発動のことである。
 すなわち、「発動タイミングが正しい」=「強制発動できる」ではなく、罠カードであればいかなる場合にも強制発動される。
 その上でタイミングが正しくない場合に限り、効果を無効にして破壊するのである。

  1. このカード発動し、セットされた魔法・罠カード対象にとる
  2. 効果解決時対象カードをめくる
  3. めくったカードが「発動タイミングが正しい罠カード」の場合、そのカードの処理をする(最後まで終わらせる)。
    発動タイミングが正しくない罠カード」の場合、そのカード効果無効にして破壊する(発動は無効にしないがコストがあっても払う必要はない)。
    罠カードではないカード」の場合、何もせず元に戻す発動された扱いにはならない)。
  4. フィールド上のこのカードデッキに戻して処理終了。

関連カード

収録パック等

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