通常魔法 魔法&罠カードゾーンにセットされたカード1枚を選択して発動する。 選択したカードをめくって確認し、そのカードが罠カードだった場合、強制発動させる。 発動タイミングが正しくない場合、その効果を無効にし破壊する。 そのカードが罠カード以外だった場合、元に戻す。 このカードは発動後、墓地へ送らずにデッキに戻す。
Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−で登場した通常魔法。
セットされた罠カードを強制発動させる効果、それが発動タイミングの正しくない罠カードの場合は効果を無効にして破壊する効果、発動した後デッキに戻る効果を持つ。
罠カードを強制発動させるという特殊な伏せ除去を行うカードである。
魔法カードに手出しできず、強制発動しても困らないカードを引いてしまう可能性もあるため、単純な伏せ除去としての性能は《サイクロン》・《ナイト・ショット》等に劣る。
自身がデッキに戻る効果についても、自分が伏せた魔法カードに対して発動すればデッキ切れを防げるが、さしたるメリットではないだろう。
このカード独自のメリットは、一部のフリーチェーンカードを暴発させられる点である。
例えば、自分フィールドにモンスターが存在しない時に《強制脱出装置》を発動させれば、相手は自身のモンスターをバウンスせざるを得ない。
自分フィールドが空の時に《ゴッドバードアタック》を強制発動させると、相手は《ゴッドバードアタック》・鳥獣族モンスター・破壊するカードの計3枚を失う事になる。
環境次第で活躍の可能性はあるが、いずれにせよかなり玄人向けのカードである事は間違いない。
なお、ここでいう強制発動の「発動」とは、効果の発動ではなくカードの発動のことである。
すなわち、「発動タイミングが正しい」=「強制発動できる」ではなく、罠カードであればいかなる場合にも強制発動される。
その上でタイミングが正しくない場合に限り、効果を無効にして破壊するのである。
Q:めくった罠カードの発動タイミングが正しい場合、コストは払わなければなりませんか?
A:はい、コストを支払って発動する必要があります。(12/09/27)
Q:めくった罠カードの発動タイミングは正しいものの、そのコストが支払えない場合はどうなりますか?
A:「発動タイミングが正しくない」として破壊されます。(13/01/27)
Q:めくった罠カードの発動タイミングが正しくない場合、コストは払わなければなりませんか?
A:いいえ、コストを支払う必要はありません。(12/09/27)
Q:めくった罠カードの発動タイミングが正しくないため、効果を無効にし破壊しました。
この場合、その罠カードは発動も無効にされるのですか?
A:いいえ、無効にしません。
例として、《ナチュル・スパイダーファング》はこの場合でも攻撃できます。(09/08/22)
Q:めくったカードが魔法カードだった場合、どうしますか?
A:確認した後で元に戻します。
このカードは通常通りデッキに戻します。
Q:めくったカードが《神の宣告》の場合、効果は適用されますか?
A:いいえ、カウンター罠は基本的にチェーン1で発動はできないため「発動タイミングが正しくない」として破壊されます。
Q:《心鎮壷》の対象となっている罠カードにこのカードを発動した場合、強制発動できますか?
A:発動タイミングが正しくないカードとして扱われ破壊されます。(15/07/17)
Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》が存在する時にこのカードを発動し、罠カードをめくった場合、どうなりますか?
A:強制的に発動しますが、「タイミングが正しくない」扱いになり、破壊されます。(08/11/09)
Q:相手フィールド上に《人造人間−サイコ・ショッカー》が存在する時にこのカードを発動し、相手の《魔のデッキ破壊ウイルス》をめくりました。
この時、相手は《人造人間−サイコ・ショッカー》をコストに《魔のデッキ破壊ウイルス》を発動できますか?
A:いいえ、その場合でも「タイミングが正しくない」扱いになるため、コストにする事も発動する事もできません。(10/09/07)
Q:《白竜の忍者》または《宮廷のしきたり》がフィールド上に存在し、このカードの効果で発動タイミングが正しくない永続罠カードを強制発動した場合、そのカードは破壊されますか?
A:破壊はされませんが、墓地へ送られます。(14/09/11)
Q:《偽物のわな》を使い、対象の罠カードを守れますか?
A:対象が「発動タイミングが正しくない罠カード」ならば、守れます。
この場合、《偽物のわな》の効果解決時に「発動タイミングが正しくない罠カード」かどうかを確認します。
ただし、「セット状態の《偽物のわな》自体」が対象となった場合は発動できません。
めくられたときに「発動タイミングが正しくない罠カード」として破壊されます。
Q:自分の《ヴィシャス・クロー》が自身の効果で手札に戻りました。
そのターン内に、このカードを発動し自分の《全弾発射》を強制発動しようとしました。
処理はどうなりますか?
A:手札に戻った《ヴィシャス・クロー》も含み、《全弾発射》の効果によって手札を全て墓地へ送り、その墓地へ送った枚数×200ポイントのダメージを与えます。(15/07/09)
Q:チェーン1で《おとり人形》(対象:《スネーク・ホイッスル》)、チェーン2に《毒蛇の供物》とした場合、《スネーク・ホイッスル》の効果は発動しますか?
A:いいえ、タイミングを逃すので発動できず、破壊されます。(09/08/07)
Q:強制発動させた《サンダー・ブレイク》の効果で《歯車街》を破壊した場合、《歯車街》の効果を発動できますか?
A:発動できます。(14/09/24)
Q:強制発動させた《砂塵の大竜巻》の効果でこのカード自身が破壊された場合、効果処理後デッキに戻りますか?
A:いいえ、戻りません。(08/11/09)
Q:《マクロコスモス》が存在する時にこのカードを発動した場合、効果処理後デッキに戻りますか?
A:はい、除外されずデッキに戻ります。(11/01/29)
Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で発動した場合、効果処理後墓地のこのカードはデッキに戻りますか?
A:いいえ、戻りません。(14/12/29)