フィールド魔法 1ターンに1度、手札から「おジャマ」と名のついたカード1枚を墓地に送る事で、 自分の墓地に存在する「おジャマ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。 自分フィールド上に「おジャマ」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、 フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力・守備力を入れ替える。
ジャンプフェスタ2009で配布されたプロモカードで登場したフィールド魔法。
おジャマを蘇生する効果に加え、永続的な《右手に盾を左手に剣を》を内蔵したカードである。
前半の効果は《ゾンビ・マスター》同様のおジャマの蘇生効果。
おジャマのサポートカードとしてはなかなかに有用な効果である。
従来のおジャマ3兄弟は《おジャマ・レッド》からの特殊召喚を狙いたいので、《おジャマ・ブルー》を蘇生するのが主な利用法となるだろう。
正規融合した《おジャマ・キング》や《おジャマ・ナイト》を蘇生するのも強力。
また、墓地に送る?のはモンスターである必要がない。
ダブった《おジャマ・カントリー》や必要ない時の《おジャマ・デルタハリケーン!!》などをモンスターに代えられる。
特に《おジャマジック》の効果を利用できる事が大きい。
後半の攻守逆転の効果は、攻撃力0のおジャマたちにとってはまさにうってつけと言える。
もちろん、効果を受けるのはおジャマだけではない。
《オネスト》の攻守を逆転させつつ、おジャマを戦闘破壊から守る、《デブリ・ドラゴン》でおジャマを蘇生しつつ、状況に応じ攻撃力2000のアタッカーを運用するか、シンクロ召喚によってシンクロモンスターを運用するかを選択できる、など、用途はさまざま。
それまではブロッカー役であったカードが、アタッカーと化すのは驚異の一言。
《おジャマ・デルタハリケーン!!》後に3体のダイレクトアタックを決めれば、《青眼の白龍》にも等しいダメージが相手に降りかかる。
仮に《冥府の使者ゴーズ》を呼ばれても、付随する冥府の使者カイエントークンは攻守1000のため、痛打を食らう心配も薄いのは利点か。
このカードの存在は、昨今の守備力軽視の環境に一石を投じるかもしれない。
―イラスト関連
Q:蘇生させるおジャマが墓地に存在しない場合、蘇生効果を使用できますか?
A:いいえ。墓地におジャマがいない場合は発動すらできません。(08/12/20)
Q:では、墓地におジャマが存在する場合に、手札から《おジャマ・イエロー》を墓地に送って?、その《おジャマ・イエロー》を蘇生できますか?
A:可能です。(08/12/20)
Q:《デーモンの斧》を装備した《ライオウ》が1体存在し、自分フィールド上に《おジャマ・カントリー》が発動しています。この時手札から《おジャマ・イエロー》を召喚しました。攻守はどうなりますか?
A:《おジャマ・カントリー》の効果適用後に装備魔法の効果を改めて適用します。従って《ライオウ》の攻撃力は1800、守備力は1900です。(08/12/20)