*《おジャマトリオ/Ojama Trio》 [#a832ac02] 通常罠(制限カード) 相手フィールド上に「おジャマトークン」(獣族・光・星2・攻0/守1000)を 3体守備表示で特殊召喚する(生け贄召喚のための生け贄にはできない)。 「おジャマトークン」が破壊された時、このトークンのコントローラーは 1体につき300ポイントダメージを受ける。 [[ガーディアンの力]]で登場した[[通常罠]]。~ [[相手]][[フィールド]]上に[[おジャマトークン]]を3体[[特殊召喚]]する。~ [[攻撃力]]は0、[[生け贄召喚]]のための[[生け贄]]にすることもできず、フィールドを圧迫し、[[破壊]]されると[[ダメージ]]を受ける、まさに邪魔な存在である。~ しかし、[[シンクロモンスター]]の概念が生まれた現環境では、このような妨害を行っても[[シンクロ召喚]]の素材を与えてしまい、かつ破壊ではないためダメージも与えることができず、逆に不利になってしまう。~ [[相手]]の行動を妨害する手段として、[[相手]]が3体目の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]に[[チェーン]]して[[発動]]し[[不発]]にさせたりする。~ [[通常召喚]]、[[召喚ルール効果]]による[[特殊召喚]]された後では遅いので、これらを妨害するにはあらかじめの[[発動]]を必要とする。~ [[相手]]に防壁を与えるため、普通の[[ビートダウン]]に採用されることはまず無い。~ [[《おジャマッスル》]]による[[《おジャマ・キング》]]強化を狙う場合は、重要な[[サポートカード]]となる。~ [[《究極恐獣》]][[《バーサーク・デッド・ドラゴン》]]等[[連続攻撃]]系高[[レベル]][[モンスター]]を主力とする[[デッキ]]でも使える。~ また、[[《逆ギレパンダ》]]との相性はバツグンで、[[攻撃力]]を1500ポイントアップさせる上にいざとなれば[[貫通]][[ダメージ]]を与えることもできる。~ [[《最終突撃命令》]][[《ビッグバン・シュート》]]等との[[コンボ]]で[[戦闘ダメージ]]が通るようになり、[[1ターンキル]]を狙えるのだ。~ [[【アステカ】]]において[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]とのコンボでも[[1ターンキル]]を狙える。~ [[《水の精霊 アクエリア》]]や[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]で強制的に[[攻撃表示]]にするのもいい。~ [[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]と同様に、[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する特性上、[[ロック]]に利用できる。~ [[発動]]すれば、[[相手]]からの[[攻撃モンスター]]は最大2体となり、大[[ダメージ]]を受ける危険が大幅に減る。~ 特に[[《宇宙の収縮》]][[《群雄割拠》]]と言った[[ロック]][[カード]]と相性が良く、[[相手]]の行動を大きく制限することができる。~ [[【コスモロック】]][[【ジャマキャン】]][[【トランス】]]等の[[ロック]][[デッキ]]において、愛用される[[ロック]]パーツの1枚である。~ [[《自業自得》]]や[[《仕込みマシンガン》]]の[[ダメージ]]を増やすため、[[バーン]]では[[必須カード]]である。 [[攻撃力]]2400程度の[[攻撃表示]][[モンスター]]がいる状況で[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]と《おジャマトリオ》を[[発動]]するとそれだけで[[1ターンキル]]を狙える。しかし[[おジャマトークン]]は[[光属性]]なので、[[《オネスト》]]による思わぬ妨害を受ける可能性がある事にはご注意。 [[《つり天井》]]の[[発動条件]]を満たし、[[全体除去]]に繋げることができる。~ [[相手]]の[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]を封じることができる。~ [[《フェンリル》]]の[[攻撃対象]]を生み出し、確実に[[相手]]の[[ドローフェイズ]]を[[スキップ]]させることができる。~ [[《E−HERO マリシャス・デビル》]]と[[《バトルマニア》]]による1キルができる。~ フォローによってこそ活きる燻し銀な[[カード]]であると言えよう。 ただし過信は禁物で、他の[[カード]]で[[サポート>サポートカード]]をしないと比較的簡単に対処されてしまう。~ まず、[[《光の護封壁》]]等で[[攻撃]]を抑制しないと、[[自爆特攻]]から掃除されてしまう。~ もっとも、この[[カード]]を採用する[[デッキ]]は[[守備表示]]で[[モンスター]]を並べる事の方が多いのでプレイングだけでも対処は可能。~ 次に[[《エネミーコントローラー》]]や[[《ネフティスの導き手》]]、[[儀式魔法]]等の[[効果]]で、[[生け贄召喚]]以外の[[生け贄]]には問題なく使用されてしまう。~ [[おジャマトークン]]3体を[[生け贄]]に、[[《D−HERO Bloo−D》]]を[[特殊召喚]]されたりすると目も当てられないので注意が必要である。~ さらに、[[《融合》]][[《フュージョン・ゲート》]]を[[相手]]に[[発動]]された場合、[[《おジャマ・ナイト》]]の[[融合素材]]にされて自らの首を絞めることになってしまう事もないではない。~ (まず見かける事はないであろうが)~ 非常に厄介なのが、[[発動]]後に[[相手]]が[[おジャマトークン]]以外の何らかの[[モンスター]]に[[《団結の力》]]を[[装備>装備カード]]させた場合、最低でも3200ポイントの[[攻守>攻撃力]]アップをされてしまうため、そうなったら話にならない。~ そして何より[[相手]]が[[チューナー]]を投入していたら[[シンクロ召喚]]を自らサポートしてしまうことになる。 いずれにせよ、「この[[カード]]は単体では役に立たない」ということを肝に銘じておくべき。~ //特に、[[《スケープ・ゴート》]]を有効活用する[[デッキ]]に対しては、[[発動]]タイミングに注意を払わなくてならないだろう。~ -[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]されるものの''「[[自分]]が[[特殊召喚]]した」扱いになる''ので要注意。~ 「[[相手]]が[[特殊召喚]]した」扱いとはならない。 -背景の模様は[[《人喰い宝石箱》]]と同じもの。 -一応、[[《超融合》]]で[[《おジャマ・ナイト》]]にすることも可能である。 -2007年9月13日に行われた[[遊戯王オンライン]]の[[制限改訂]]で[[準制限カード]]にされる。~ OCGでも、[[2008年3月1日>禁止・制限カード/2008年3月1日]]の[[制限改訂]]において[[制限カード]]に規制強化された。~ //とはいえこれを使ったデッキが隆盛していたわけでもなく、理由は全く不明。~ [[【ロックバーン】]][[【トランス】]][[【コスモロック】]]や[[1ターンキル]]の抑制の為と考えられる。~ //しかし、それらの[[デッキ]]は規制の前にもそれほど流行っていたわけではなく、この[[カード]]は単体で強力な[[ロック]]や[[1ターンキル]]を生み出すわけではないため、現在ほどの規制の必要性があったのかという疑問の声が多い。~ //本当の意味で1枚で1ターンキルできるカードなんて無いでしょう。「1ターンキルのパーツだから」で十分規制の理由になるのでは ただし、改訂後の環境変化で[[シンクロ召喚]]のための[[シンクロ素材]]とする新しい対処法も生じており、弱体化している。~ それでも尚[[制限カード]]の位置に留め置かれているのは、やはり[[モンスターカードゾーン]]を埋めるという大量展開へのアンチ[[カード]]としての強さからだろう。 -原作・アニメにおいて―~ アニメGXにおいて、「万丈目vs黒蠍盗掘団」戦で万丈目が使用。~ この時は[[相手]]の使用した[[《黒蠍団召集》]]に[[チェーン]]する形で[[発動]]され、[[相手]]の場に[[おジャマトークン]]を[[特殊召喚]]。~ これにより、他の[[黒蠍]]と名のついた[[モンスター]]の大量展開を妨害し、[[《必殺!黒蠍コンビネーション》]]の[[発動]]を阻止する事に成功した。~ また、この時[[特殊召喚]]された[[おジャマトークン]]は、その後の[[《おジャマッスル》]]への布石となっていた。~ その後「明日香vs万丈目」戦において万丈目が使用。~ この[[カード]]と[[《おジャマ・キング》]]の[[効果]]を組み合わせて、明日香の[[モンスターカードゾーン]]を[[ロック]]した。~ しかし《機械天使の儀式》で[[効果]]の抜け道を突かれてしまい…。~ 「斎王vs万丈目」戦でも使用。~ [[《アームド・ドラゴン LV10》]]の[[効果]]によって[[破壊]]し、[[《アームド・ドラゴン LV10》]]の[[攻撃]]と合わせて斎王の[[ライフポイント]]を残り100まで削った。~ 「十代vsおジャ万丈目」戦でも[[発動]]されたが、このときは特に意味もなく[[発動]]され、聴衆の笑いを誘っている。~ 「翔VS猪爪」戦で猪爪が使った[[魔法カード]]《トラップ・リクエスト》の[[イラスト]]にも、このカードが写っている。~ **関連カード [#v11d9e04] -[[おジャマ]] -[[《ナイトメア・デーモンズ》]] -[[《アイヴィ・ウォール》]] -[[《ツクシー》]] -[[《竹頭木屑》]] -[[《団結の力》]] -[[《宇宙の収縮》]] -[[《群雄割拠》]] -[[《地盤沈下》]] -[[《狭き通路》]] -[[《カイザーコロシアム》]] -[[《おジャマ・イエロー》]] -[[《おジャマ・グリーン》]] -[[《おジャマ・ブラック》]] -[[《おジャマッスル》]] -[[おジャマトークン]] -[[《トークン》(おジャマ)]] ―《おジャマトリオ》の姿が見られる[[カード]] -[[《召喚制限−パワーフィルター》]] **収録パック等 [#kf91a9e0] -[[デュエリストパック−万丈目編−]] DP2-JP027 -[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP209 -[[ガーディアンの力]] 304-047 **FAQ [#xeecb3fd] Q:[[おジャマトークン]]は[[効果モンスター]]として扱いますか?~ A:いいえ。[[通常モンスター]]として扱います。 Q:[[おジャマトークン]]の[[持ち主]]はどちらとして扱いますか?~ A:《おジャマトリオ》を[[発動]]した[[プレイヤー]]です。