《きつね()/Fox Fire》

効果モンスター
星2/炎属性/炎族/攻 300/守 200
表側表示で存在するこのカードが戦闘で破壊されたターンのエンドフェイズ時、
このカードを墓地から自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードは生け贄召喚のための生け贄にはできない。

 RISE OF DESTINYで登場した、炎属性炎族下級モンスター
 自身を墓地から特殊召喚する誘発効果と、生け贄としての使用に制限が掛かる永続効果を持つ。

 戦闘で破壊されても自己再生するのでブロッカーとして使える。
 しかし裏側守備表示破壊されても効果発動しないので、最初は表側表示召喚する必要がある。
 《UFOタートル》によってリクルートする事で、攻撃表示攻撃された時に受けるダメージを回避できる。

 《バックファイア》とのコンボダメージを蓄積させることができる。
 《生還の宝札》発動させておけば、1枚ドローする上に、表側守備表示特殊召喚が可能。
 自分ターン自爆特攻させる事で、多少のライフを代償に、カードを1枚ドローできる。
 以降、このモンスター戦闘で破壊される度に、カードを1枚ドローできる。
 即座に除去されてしまうが、下級モンスターとしては十分な役割だろう。
 《UFOタートル》とこのカードを3枚ずつ投入すればそれなりに持つになるだろう。

 《強制転移》などのコントロール転移カードと相性が良い。
 そのまま攻撃出来れば直接攻撃に近いダメージを与えつつアドバンテージを確保できる。
 攻撃が成功しなくとも相手ターン生け贄召喚のための生け贄にされることもない。
 炎属性リクルーターである《UFOタートル》《強制転移》とは相性が良い。

 また、《スキルドレイン》との相性も良い。
 生け贄に出来ないデメリットが消え、自己再生効果のみが残り、生け贄候補として活躍できる。
 もちろん生け贄に使ってしまうと自己再生はできなくなるが。

 《スキルドレイン》《生還の宝札》採用型ならば、相性から考え同じく自己再生効果を持つ《ネフティスの鳳凰神》《暗黒のマンティコア》と併用する手もあるだろう。

 単体での運用では《マシュマロン》《魂を削る死霊》に劣るが、特定カードとのコンボで力を発揮するブロッカーと言える。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:このカードが裏側守備表示の時に攻撃を受けた場合、効果発動しますか?
A:いいえ、ダメージステップ時に表になりますが、バトルステップの時点で表側表示で存在した状態で戦闘破壊されなければ発動しません。

Q:《スキルドレイン》発動中でも「戦闘破壊される」という条件を満たさなければ特殊召喚は不可能ですか?
A:墓地に落ちたときに条件を満たしているか判定しているわけですから、当然表側表示戦闘によって破壊されなければ特殊召喚されません。