*《つまずき/Stumbling》 [#ga4e62a6]
 永続魔法
 召喚・反転召喚・特殊召喚に成功したモンスターは守備表示になる。

 [[混沌を制す者]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[モンスター]]の[[表示形式]]を[[表側守備表示]]にする。~
 この[[効果]]は[[召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した]]時に[[誘発効果]](と同じ扱いの[[魔法>魔法カード]][[効果]])として[[発動]]する。~

 一種の[[攻撃]]抑制[[カード]]であり、嫌がらせとして高い性能を誇る。~
 [[モンスター]]を[[守備表示]]にする[[効果]]は[[チェーン]]に乗るので[[召喚]]時に[[優先権]]を行使しての[[起動効果]]の[[発動]]ができなくなる。~
 よって、[[《奈落の落とし穴》]]や[[《サンダー・ブレイク》]]、[[《鳳翼の爆風》]]を、[[起動効果]]を持つ[[モンスター]]に対し、[[カウンター罠]]のごとく運用が可能。~
 [[《ならず者傭兵部隊》]]や[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]、[[《裁きの龍》]]、[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]、[[《レスキューキャット》]]の[[効果]]を[[発動]]させずに[[除去]]できるチャンスを得られるのだ。~
 しかし、[[誘発効果]]はこの[[カードの発動]]に[[チェーン]]する形で[[発動]]するため、[[《E・HERO エアーマン》]]などの対策には使えないことには注意。~
 また、[[表側守備表示]]で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]した場合、[[チェーンブロック]]は発生しない裁定の為、[[表側守備表示]]で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]し、[[優先権]]を行使しての[[起動効果]]の[[発動]]を行うと言う抜け道も存在する(FAQ参照)。~
 但し、[[守備力]]の高い[[《裁きの龍》]]はともかく、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]、[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]は[[下級モンスター]]に簡単に処理されてしまう[[守備力]]の為、十分な抑止力として働くだろう。

 [[《ドリーム・ピエロ》]]や[[《ブレードラビット》]]を[[《雷帝ザボルグ》]]のような感覚で使える。~
 [[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]等の[[魔法>魔法カード]]の[[効果を受けない]][[モンスター]]は、即[[攻撃]]可能な[[フィニッシャー]]となる。~
 [[《怒れる類人猿》]]や多くの[[雲魔物]]はそのまま[[自壊]]させる事ができる。~
 [[相手]]の感覚がかなり狂うので一度使ってみるといいだろう。

 [[《重力の斧−グラール》]]と併用することで変則[[ロック]]となる。~
 [[装備魔法]]は場持ちが悪いため少々扱いづらいが、決まると「[[相手]]のみ[[攻撃表示]]にすることが一切できない」というかなり強力なもの。

 [[《サイバー・ジムナティクス》]]、[[《光の追放者》]]、[[《サイバー・フェニックス》]]、[[《きつね火》]]等、[[表側守備表示]]で[[召喚]]できれば都合の良い[[モンスター]]と相性が良い。

 また、[[サイクル・リバース]][[モンスター]]とも相性が良い。~
 [[《メデューサ・ワーム》]]や[[《番兵ゴーレム》]]等と併用すれば、[[相手]][[フィールド]]を延々と空にし続ける事も可能である。

-[[優先権]]、[[起動効果]]と密接に絡む[[カード]]。~
[[優先権]]はやはり基本なのでしっかり押さえておこう。

-地味に[[《リミット・リバース》]]への[[メタ]]となる。~
ただし、[[《クリッター》]]や[[《ユベル》]]の[[誘発効果]]までは阻止できない。

-他の[[誘発効果]]が同時に[[発動]]した場合。~
この[[カード]]は[[強制>強制効果]]の[[誘発効果]]にあたる。~
そのため、[[相手]]の[[フィールド]]に《つまずき》がある場合に[[強制効果]]である[[《邪帝ガイウス》]]を[[召喚]]、《つまずき》を[[効果]]の[[対象]]とすると~
[[《邪帝ガイウス》]]→《つまずき》の順で[[チェーンを積む]]ことになる。~
この場合[[《邪帝ガイウス》]]の[[効果]]処理の前に[[《邪帝ガイウス》]]は[[守備表示]]になる。~
しかし、[[任意効果]]である[[《氷帝メビウス》]]の場合では《つまずき》→[[《氷帝メビウス》]]の順となり、《つまずき》は[[効果]]を発揮する前に[[破壊]]され、[[効果]]は[[不発]]となる。

-[[イラスト]]で、骸骨に足をとられ転んでいるのは[[《ガガギゴ》]]。~
正義のために力を得ようとしてつまずいていると思いきや、マスターガイドのコメントでは「好きな子に告白したがふられて落ち込んでいる」そうである。~

-海外版では[[《ガガギゴ》]]がズボンを穿いている。~
元々の[[カード]][[イラスト]]に[[修正>海外版イラスト変更カード]]が無いのに、他の[[カード]]に描かれた際に修正が加えられるのは珍しい。~
類例→[[《ポールポジション》]]


//-原作・アニメにおいて―~
//アニメ5D'sの「遊星vsルドガー」戦において、ルドガーがこの[[カード]]と似た[[効果]]をもつ[[モンスター]]《グランド・スパイダー》を使用した。~
//ルドガーがラリーに化けていたりしたわけではない。ラリーに変わってから使用されたのはワンショット系のみ。
//「[[守備表示]]になるのは[[相手]][[モンスター]]のみ」「1[[ターン]]に1度しか[[効果]]を使えない」という点が異なっている。~
//効果類似ってだけで載せるのやめてくれ。そんなことしたら似たカードが出るたび増えちまうぞ。

**関連カード [#rb9f7cbd]
-[[《怨霊の湿地帯》]]
-[[《レベル制限B地区》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ガガギゴ》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#o016f3df]
-[[【つまずき】]]

**収録パック等 [#g330b7b0]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP035
-[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-028
-[[混沌を制す者]] 306-035

**FAQ [#bf1b72ef]
Q:[[守備表示]]にされた[[モンスター]]は次の[[ターン]]になっても[[表示形式]]を変更できないのですか?~
A:いいえ、自由に変更可能です。[[効果]]が[[発動]]するのは[[召喚]]された瞬間のみです。

Q:《つまずき》が存在するときに、[[表側守備表示]]で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]しました。この時、[[チェーンブロック]]は発生しますか?~
A:いいえ、発生しません。(08/10/17)