永続魔法 召喚・反転召喚・特殊召喚に成功したモンスターは守備表示になる。
混沌を制す者で登場した永続魔法。
モンスターの表示形式を表側守備表示にする。
この効果は召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に誘発効果(と同じ扱いの魔法効果)として発動する。
一種の攻撃抑制カードであり、嫌がらせとして高い性能を誇る。
モンスターを守備表示にする効果はチェーンに乗るので召喚時に優先権を行使しての起動効果の発動ができなくなる。
よって、《奈落の落とし穴》や《サンダー・ブレイク》等を、起動効果を持つモンスターに対し、カウンター罠のように使える。
《ならず者傭兵部隊》・《氷結界の龍 ブリューナク》等の効果を発動させずに除去できるのだ。
しかし、誘発効果はこのカードの発動にチェーンする形で発動するため、《E・HERO エアーマン》等の対策には使えないことには注意。
また、表側守備表示でモンスターを特殊召喚した場合、チェーンブロックは発生しない裁定の為、表側守備表示でモンスターを特殊召喚し、優先権を行使しての起動効果の発動を行うと言う抜け道も存在する。
但し、守備力の高い《裁きの龍》はともかく、《ダーク・アームド・ドラゴン》・《氷結界の龍 ブリューナク》は下級モンスターに簡単に処理されてしまう守備力の為、十分な抑止力として働くだろう。
だが、(10/09/29)にて上記はまた調整中とされてしまった。
《光の追放者》・《きつね火》等、表側守備表示で召喚できれば都合の良いモンスターと相性が良い。
特に《ドリーム・ピエロ》や《ブレードラビット》を《雷帝ザボルグ》のような感覚で使える。
サイクル・リバースモンスターとも相性が良く、《メデューサ・ワーム》や《番兵ゴーレム》で、相手フィールドを延々と荒らせる。
《ホルスの黒炎竜 LV6》等の魔法の効果を受けないモンスターは、即攻撃可能なフィニッシャーとなる。
《怒れる類人猿》や多くの雲魔物はそのまま自壊させる事ができる。
相手の感覚がかなり狂うので、狙ってみるのも良い。
《重力の斧−グラール》と併用することで変則ロックとなる。
装備魔法は場持ちが悪いため少々扱いづらいが、決まると「相手のみ攻撃表示にすることが一切できない」というかなり強力なもの。
―イラスト関連
Q:守備表示にされたモンスターは次のターンになっても表示形式を変更できないのですか?
A:いいえ、自由に変更可能です。効果が発動するのは召喚された瞬間のみです。
Q:《つまずき》が存在するときに、表側守備表示でモンスターを特殊召喚しました。この時、チェーンブロックは発生しますか?
A:調整中(10/09/29)。
Q:ダメージステップにモンスターが特殊召喚された時《つまずき》の効果は発動しますか?
A:はい、ダメージステップ中でも《つまずき》の効果は発動します。(09/03/23)