*《アーカナイト・マジシャン/Arcanite Magician》 [#p6d14900]
 シンクロ・効果モンスター
 星7/光属性/魔法使い族/攻 400/守1800
 チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上
 このカードがシンクロ召喚に成功した時、
 このカードに魔力カウンターを2つ置く。
 このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、
 このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
 また、自分フィールド上に存在する魔力カウンターを1つ取り除く事で、
 相手フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。

 [[CRIMSON CRISIS]]で登場した[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 自身に[[魔力カウンター]]を乗せる[[誘発効果]]、自身の[[攻撃力]]を[[強化]]する[[永続効果]]、[[相手]][[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。

 [[シンクロ素材]]が指定されているため、[[デッキ]]構成を工夫する必要がある。~
 [[《魔導戦士 ブレイカー》]]を筆頭に、レベル4[[魔法使い族]]には優秀なカードが多いため、レベル4[[魔法使い族]]とレベル3[[チューナー]]との[[シンクロ召喚]]が基本になるだろう。~
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]から[[《レスキューキャット》]]を[[特殊召喚]]し、[[《レスキューキャット》]]から[[《X−セイバー エアベルン》]]を[[特殊召喚]]する事で[[シンクロ召喚]]できる。~
 また、[[守備力]]が高く[[リクルート]]能力を持つ[[《墓守の偵察者》]]とも相性がいい。~

 自身の[[シンクロ召喚]]時に[[魔力カウンター]]を増やせるので、基本的に2枚まで[[相手]][[フィールド]]上の[[カード]]を[[破壊]]できる。~
 そのため、単体で起用した場合でも[[帝]]の様に[[アドバンテージ]]を稼げる可能性を持つ強力な[[シンクロモンスター]]である。~
 しかし自身の[[魔力カウンター]]を用いると、[[攻撃力]]400の弱小[[モンスター]]になってしまうのが少々難点である。~
 並の[[下級モンスター]]の[[攻撃]]程度なら防げる[[守備力]]を持っているため、[[除去]][[カード]]兼[[壁]]と割り切って[[守備表示]]で[[シンクロ召喚]]するのも一つの手。

 消費する[[魔力カウンター]]はこの[[カード]]に乗っているもの以外でも良いので、[[魔力カウンター]]を生み出す[[カード]]と共に並べる事で、[[カード]]を効果的に[[破壊]]する事が可能となる。~
 [[《熟練の黒魔術師》]]等と並べる事で、[[魔法カード]]1枚が万能[[除去]][[カード]]としても機能する。~
 特に[[《マジカル・コンダクター》]]とは相性が良く、[[魔法カード]]を1枚が万能[[除去]][[カード]]2枚分としても機能する。~
 一度に3つの[[魔力カウンター]]を発生させる[[《漆黒のパワーストーン》]]は、1:3交換を可能とする[[カード]]になる。~
 また、この[[カード]]に乗せられる[[魔力カウンター]]の個数自体は制限が無いので[[《漆黒のパワーストーン》]]から[[魔力カウンター]]を移せば[[攻撃力]]の[[強化]]に繋げられる。~
 [[魔力カウンター]]を失ったときの[[攻撃力]]の低下が著しい反面、上昇効率もこの手の[[モンスター]]随一なので、場合によっては単純な[[アタッカー]]として活躍できるだろう。~
 ただし[[《魔導戦士 ブレイカー》]]同様、[[魔力カウンター]]を乗せたまま[[コントロール奪取]]をされると非常に悲惨なことになるのでそこだけは注意したい。~

 その低[[攻撃力]]により[[《リミット・リバース》]]による[[蘇生]]が可能。~
 しかし[[攻撃力]]400の[[モンスター]]を[[攻撃表示]]で晒してしまうことにもなるので、不要な[[魔力カウンター]]を[[除去]]に使用した後は[[リリース]]するなどして速やかに[[フィールド]]から離してしまおう。~
 [[相手]]の[[エンドフェイズ]][[宣言]]時に[[蘇生]]し、[[自分]]の[[ターン]]で役目を終えたと同時に[[守備表示]]に変更して[[破壊]]してしまうのも無駄がない。~
 この[[カード]]の[[魔力カウンター]]を使い切った後[[《シンクロキャンセル》]]を[[発動]]し、再度[[シンクロ召喚]]し直す事で、新たに乗せることができる。~

 [[フィールド]]に[[魔力カウンター]]が残っていれば、万一[[相手]]の[[手札]]から[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《トラゴエディア》]]が飛び出してきても対処が可能なため、安心して[[ダイレクトアタック]]ができるのは強みである。~

 [[エクストラデッキ]]に[[《音楽家の帝王》]]・[[《カオス・ウィザード》]]を用意しておくと[[《簡易融合》]]と[[レベル]]2・3の[[チューナー]]で[[シンクロ召喚]]が可能。~
 その他[[《マジシャンズ・サークル》]]で呼び出せる[[《魔法の操り人形》]]や[[半上級モンスター]]の[[《THE トリッキー》]]や[[《太陽の神官》]]と組み合わせるのも有効。~
 [[レベル]]2の[[チューナー]]を[[《アーケイン・ファイロ》]]にすることで[[《バスター・モード》]]の[[サーチ]]も行えるため、その点も踏まえて比較的[[/バスター]]化の土壌を整え易い[[シンクロモンスター]]であると言える。~

-[[《バスター・モード》]]でパワーアップさせたり、[[《覇魔導士アーカナイト・マジシャン》]]の[[融合素材]]にする場合は、[[魔力カウンター]]を使い切ってからが望ましい。

-[[シンクロ召喚]]成功後に[[魔力カウンター]]が乗り[[攻撃力]]が上がるので、[[シンクロモンスター]]が苦手とする[[《奈落の落とし穴》]]に引っかからない。~
//反面、[[誘発効果]]が割り込むために[[優先権]]を行使できないので、[[《激流葬》]]には弱い。

-[[魔力カウンター]]を乗せる事で[[攻撃力]]を強化したり、[[魔力カウンター]]を取り除けば[[除去]]に使えたり、並の[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]なら防げる[[守備力]]を持っていたりと、[[魔法使い族]]らしい小回りの利いた[[カード]]である。

-現在、[[魔法使い族]][[シンクロモンスター]]の中ではもっとも使用率・派生先が多く、[[魔法使い族]][[シンクロモンスター]]の「顔」とも呼べる存在になっている。~

-背景が[[《ブラック・マジシャン》]]や[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]と酷似している。

-身に纏ったローブの下には[[《アーケイン・ファイロ》]]の[[イラスト]]にも描かれている鎧のようなものが見える。~
ローブを脱ぎ去って力を解放した姿が、[[《アーカナイト・マジシャン/バスター》]]なのだろう。~

-全[[カード]]を五十音順に並べるとこの[[カード]]が1番最初に来る。(名前が数字や英語で始まる物含まず)

//-「アーカナイト(Arcanite)」とは「神秘」や「秘密」を意味する「arcane」と「〜の人」の意味を持たせる接尾辞「ite」を掛け合わせたものと思われる。~
//-「アーカナイト(Arcanite)」とは「神秘」や「秘密」を意味する「arcane」と「〜の鉱物」の意味を持たせる接尾辞「ite」を掛け合わせたものと思われる。~
//「[[神秘の石>《漆黒のパワーストーン》]]」、つまり[[魔力カウンター]]を操る魔術師という事だろう。~
//「神秘の力を操る魔術師」という事だろう。~
//「騎士」を意味する「knight」や、夜を意味する「night」ではないので注意。~
//鉱物という意味のソースを示してくれ。英和辞典にはその意味は無い。というより〜の人のほうが当てはまる
//海外のフォーラムでは基本的に魔力カウンターの事として扱われているので、英語的にはそちらの方が正しいのでは?
//↑英語圏でそう解釈されるのはArcaniteを神秘主義とするとMagicianと意味が被るからでしょうね。日本語にすると「不思議な力を信奉する不思議な力の使い手」になってしまいます。
//↑その程度のことは前からやられてるよ。とりあえずどっちも明確な情報源がないなら、「arcana」以降のところを省く形で落ち着いたほうがいい。これが飲めないなら、議論板でどうぞ。
//俺も語源記述なしに賛成。石の方だとは思うけどね。だってWoWにまんまArcanite出て来るものw
//マスターガイド辺りで解説が乗る事に期待しましょう

//-[[【アーカナイトビート】>【レスキューシンクロ】#x86f9d72]]が「AKB」と言われるのは、英語版が出る前に「nite」の部分を「knight」と誤解してしまったためだとされている。~
//俗称一覧へ転記済。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsマルコムの手下3人」戦において遊星が使用した[[罠カード]]《シンクロ・オーバーリミット》、「遊星vsアポリア」戦においてアポリアが使用した[[罠カード]]《バニシング・クライム》の[[イラスト]]に描かれている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#s3cb75ca]
-[[《アーカナイト・マジシャン/バスター》]]
-[[《覇魔導士アーカナイト・マジシャン》]]

-[[《ダーク・ヴァルキリア》]]
-[[《魔導戦士 ブレイカー》]]

-[[《魔法の操り人形》]]

-[[《エクスプローシブ・マジシャン》]]

-[[魔力カウンター]]

―《アーカナイト・マジシャン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《バスター・バースト》]]
-[[《波動障壁》]]
//↑ってバスターじゃないの?
//↑イラストを見比べればわかるでしょう
**この[[カード]]を使用する代表的な[[デッキ]] [#c9d0eb74]
-[[【アーカナイトビート】>【レスキューシンクロ】#x86f9d72]]
-[[【魔力カウンター】]]

**収録パック等 [#ab4fc2be]
-[[CRIMSON CRISIS]] CRMS-JP043 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#id76c670]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[シンクロ召喚]]に成功した時に[[発動]]する[[効果]]は[[誘発効果]]、[[攻撃力]]を[[強化]]する[[効果]]は[[永続効果]]、[[相手]][[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[効果]]は[[起動効果]]です。(08/11/18)

Q:[[魔力カウンター]]を取り除く行為は[[コスト]]ですか?~
A:[[コスト]]です。(08/11/18)

Q:[[《見習い魔術師》]]等の[[効果]]でこのカードに[[魔力カウンター]]を乗せられますか?~
A:はい、乗せることが可能です。(08/11/18)

Q:乗せることができる[[魔力カウンター]]に上限はありますか?~
A:上限はありません。(08/11/19)

Q:《アーカナイト・マジシャン》の[[シンクロ召喚]]に成功し、[[誘発効果]]によって[[魔力カウンター]]が2つ《アーカナイト・マジシャン》に乗りました。~
[[効果]]処理により《アーカナイト・マジシャン》の[[攻撃力]]が2400となりますが、この[[効果]]処理を終了したタイミング([[効果解決時]])で([[ターンプレイヤー]]の[[優先権]]の放棄を確認した上で)非[[ターンプレイヤー]]が[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]を[[発動]]した場合、《アーカナイト・マジシャン》は「[[攻撃力]]1500以上の[[モンスター]]」として[[破壊]]されますか?~
A:《アーカナイト・マジシャン》の[[シンクロ召喚]]成功時に、[[魔力カウンター]]を2つ[[置く]][[効果]]処理が終わったタイミングにて、《アーカナイト・マジシャン》の[[攻撃力]]は2000ポイントアップします。~
よって、[[魔力カウンター]]を2つ[[置く]][[効果]]処理後に[[相手]]が[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]を[[発動]]した場合、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[効果]]によって、《アーカナイト・マジシャン》が[[破壊]]されます。(09/07/03)

Q:上記の質問にて《アーカナイト・マジシャン》が「[[破壊]]される」場合、《アーカナイト・マジシャン》の[[シンクロ召喚]]に成功し、[[誘発効果]]によって[[魔力カウンター]]が2つ《アーカナイト・マジシャン》に乗りました。~
[[効果]]処理により《アーカナイト・マジシャン》の[[攻撃力]]が2400となりますが、この[[効果]]処理を終了したタイミング([[効果解決時]])で([[ターンプレイヤー]]の[[優先権]]の放棄を[[確認]]した上で)非[[ターンプレイヤー]]は[[《奈落の落とし穴》]]を[[発動]]する事は可能ですか?~
A:《アーカナイト・マジシャン》の[[魔力カウンター]]を2つ[[置く]][[効果]]は、[[シンクロ召喚]]に成功したタイミングで[[発動]]します。~
よって、[[魔力カウンター]]を2つ[[置く]][[効果]]処理後には、[[シンクロ召喚]]に成功したタイミングではなくなるため、[[相手]]は[[《奈落の落とし穴》]]を[[発動]]する事ができません。(09/07/03)

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。