《アーマロイドガイデンゴー/Armoroid》

効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻2700/守2000
このカードが「ロイド」と名のついたモンスター1体を含む生け贄召喚に成功した時、
フィールド上に存在する全ての魔法・罠カードをゲームから除外する。

 Vジャンプ(2007年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した地属性機械族最上級モンスター
 生け贄ロイドを含んだ生け贄召喚に成功した時、フィールド上の魔法・罠カードを全て除外する誘発効果を持つ。

 ロイド初の通常召喚する事ができる最上級モンスター
 蘇生制限も無く、《リビングデッドの呼び声》《キューキューロイド》効果によって特殊召喚する事もできる。

 フィールド上の魔法・罠カードを全て除外する効果は強力だが、魔法・罠カードの再利用法自体が限られており、それらの手段はどれも容易に使えるものではないため、実際のところ破壊との違いはない。
 魔法カードの場合は《魔法石の採掘》が筆頭となるが、フィールドに存在するカードしか除外できないので抑止力としては《D.D.クロウ》《ホワイト・ホーンズ・ドラゴン》に劣る。
 罠カードでは《闇の仮面》等が挙げられるが、これを採用する以上既に他の罠カード墓地にある事も多く、《神の警告》等でこのカード自体を対応されてしまう恐れもある。
 基本的に除外自体がメリットになるのは《神剣−フェニックスブレード》等に対面した場合程度で、効力自体は《ネフティスの鳳凰神》のようなものと見て差し支えない。

 この効果の最大の利点は、破壊を介さず魔法・罠カード除去できる点にある。
 特に《スターライト・ロード》が効かない点は強力で、これのカウンターを当てにして大量の魔法・罠カードを利用している相手には大打撃を与えられる。
 《スターダスト・ドラゴン》《六尺瓊勾玉》も同様で、耐性を与える《Sin スターダスト・ドラゴン》《宮廷のしきたり》もまとめて除去できる。
 また破壊が条件となる《鎖付き爆弾》等も無力化でき、《歯車街》《荒野の大竜巻》に至っては二重に条件を阻害することができる。
 2011/09/01制限改訂《ハリケーン》《大嵐》が入れ替わった事で上記カードの価値は増しており、他の局面においては《大嵐》等との役割が重複しているものの、相対的にこのカード自身の価値も上がっていると見ていいだろう。

 生け贄候補となるロイド汎用性の高いもののほか、戦闘破壊耐性がある《ジャイロイド》などの採用も考えられる。
 ロイドには特殊召喚を補助できるモンスター《キューキューロイド》ぐらいしかおらず、効果発動させるのは容易とは言えない。
 もう1体の生け贄の種類は問わないので、既にロイドフィールドに存在するなら《マシンナーズ・フォートレス》特殊召喚効果を利用するのも手。
 手札にあっては《マシンナーズ・フォートレス》自己再生コストにできるので腐る事も少なく、フィニッシャーと成りえずとも《エクスプレスロイド》によってディスアドバンテージは回復可能。
 カードの効果に巻き込んでしまうが、《機甲部隊の最前線》を用いればマシンナーズと連携を取りつつ1体分のロイドを確保しやすくできる。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:「ロイド」の名を持つかどうかは、リリースした時点のカード名で判断するのですか、墓地におけるカード名で判断するのですか?
A:リリースした時点のカード名で判断します。(13/03/16)