*《アームズ・エイド/Armory Arm》 [#c0e29dee]
 シンクロ・効果モンスター
 星4/光属性/機械族/攻1800/守1200
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとしてモンスターに装備、
 または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
 この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
 装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。
 また、装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
 破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
//DE04のテキスト

 [[デュエリストパック−遊星編−]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[自分]]の[[モンスター]]に装備することで、[[攻撃力]]を上昇させ、[[相手]][[モンスター]]の[[戦闘破壊]]を[[トリガー]]とした[[バーン]]を付与する[[効果]]を持つ。

 [[レベル]]の関係上、[[レベル]]4以上の[[モンスター]]を[[シンクロ素材]]とする事ができないので、[[シンクロ召喚]]には低[[レベル]][[モンスター]]が必要となる。~
 低[[レベル]][[モンスター]]を確保する手段としては、[[《スケープ・ゴート》]]等による[[トークン]]生成や[[《黄泉ガエル》]]・[[《レベル・スティーラー》]]が有効だろう。~
 [[《ジャンク・シンクロン》]]の[[効果]]を使えば最小限の[[ディスアドバンテージ]]で[[シンクロ召喚]]が行え、この場合はアニメの再現も兼ねて[[《チューニング・サポーター》]]を[[シンクロ素材]]に使えば1枚分の[[アドバンテージ]]となる。~
 [[《ジャンク・シンクロン》]]と[[レベル]]1[[モンスター]]を多く採用する[[デッキ]]ならば、是非[[エクストラデッキ]]に用意しておきたい。~
 [[【ディフォーマー】]]においても、2種類いる[[レベル]]3[[チューナー]]+[[《D・モバホン》]]で[[シンクロ召喚]]出来る。~
 [[2回攻撃]]できる[[《D・ラジカッセン》]]との相性も抜群。

 装備可能な[[モンスター]]に制限がなく、さらに[[攻撃力]]を1000ポイントもアップさせるので、上手くいけば[[相手]]に大[[ダメージ]]を与える事ができる。~
 高[[攻撃力]]の[[モンスター]]全般と高相性だが、特に[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]に装備させれば[[攻撃力]]4000の[[2回攻撃]]が繰り出せ、更に[[バーン]]のおまけまで付く。~
 [[相手]][[フィールド]]に[[攻撃表示]][[モンスター]]が2体いれば、[[戦闘ダメージ]]を合わせて8000の[[ダメージ]]を与えられ、即ゲームエンドに持ち込める。~
//[[相手]]の[[攻撃力]]が高ければ高いほど与えられる[[ダメージ]]も大きい。
//攻撃表示が相手である限り、相手の攻撃力の大小は関係無い。守備表示や効果ダメージの事について言いたいなら、もう少し前後の流れを考えた書き方にしてほしい。

 ただし[[ユニオン]][[モンスター]]ではないので、「[[破壊]]への身代わり[[効果]]」を持たない点に注意。~
 [[装備モンスター]]もろとも[[破壊]]されると大幅な[[ディスアドバンテージ]]となってしまう。~
 当然[[《ゲットライド!》]]等の[[ユニオン]]サポートも使用できない。

 [[ユニオン]]との最大の違いは、''[[モンスター]]1体に装備できる枚数に上限がない''こと。~
 この[[カード]]を複数装備した[[モンスター]]の[[攻撃]]が[[アタッカー]]クラスの[[モンスター]]に通れば、[[戦闘ダメージ]]と合わせて即ゲームエンド級の[[ダメージ]]を与えることも可能である。~
 (《アームズ・エイド》を3枚装備した[[攻撃力]]1800の[[モンスター]]で[[攻撃力]]1600の[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]出来れば(1800+1000×3)−1600+(1600×3)=8000の[[ダメージ]])~

 また、[[相手]][[モンスター]]に装備することも可能であり、装備した[[相手]][[モンスター]]が[[戦闘]]によって[[モンスター]]を破壊すれば、[[相手]]が[[ダメージ]]を受ける。~
 そのため、[[リクルーター]]等による[[自爆特攻]]でもかなりの[[ダメージ]]を与えることができ、場合によっては牽制として用いることも可能。~
 特に、[[《ギガンテック・ファイター》]]では[[自己再生]]を繰り返すことで一気にゲームエンドまで持ち込める。ただしチェーンの組み方には注意が必要。~

 他の[[カード]]との併用ありきである性質上、単純に[[レベル]]4[[シンクロモンスター]]を使いたいのであれば[[《魔界闘士 バルムンク》]]の方がより扱いやすいため、[[属性]]や[[種族]]、[[効果]]を活かせる戦術を意識したい。~

-初の[[レベル]]4[[シンクロモンスター]]である。~
[[《魔界闘士 バルムンク》]]の登場までのおよそ5年間、[[シンクロ素材]]に[[縛り]]の無い唯一の[[レベル]]4[[シンクロモンスター]]となっていた。~

-複数の[[モンスター]]で[[直接攻撃]]をする場合は、この[[カード]]を[[モンスター]]に装備させずにそのまま[[攻撃]]した方が[[ダメージ]]は大きい。

-腕のようなデザインや、装備[[モンスター]]の右腕に装着されるアニメの演出からするに、「アームズ」は「腕(arm)」と「武器(arm)」のダブルミーニングだろう。~
ここに英語で「補助する」を意味する「エイド(aid)」が加わり、直訳すると「補助武装(もしくは「補助腕」)」になる。~
ちなみに[[英語名]]は「武器のような手」となる。~

-[[デュエリストパック−遊星編−]]のストラテジーガイドでは、この[[カードの効果]]を「[[シンクロモンスター]]専用の[[装備カード]]」と説明している。~
アニメでの遊星の言葉をそのまま記載してしまったのだろう。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsボマー」戦において遊星が使用。~
[[《ジャンク・シンクロン》]]と[[《チューニング・サポーター》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]された。~
[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[装備カード]]となり、[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]を[[戦闘破壊]]した後に[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与え、[[フィニッシャー]]となった。~
「遊星vsマルコムの手下3人」戦では[[《チェンジ・シンクロン》]]と[[《ガントレット・ウォリアー》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
[[《ニトロ・ウォリアー》]]に装備され、[[《ジャンク・アタック》]]と併せて[[フィニッシャー]]となった。

--アニメ内での[[カード]][[テキスト]]はOCG仕様だったが、遊星は「[[シンクロモンスター]]の[[装備カード]]となり〜」と発言していた。

--英語版アニメでは[[攻撃力]]上昇[[効果]]のみが解説され、[[バーン]][[効果]]については「《アームズ・エイド》の[[効果]][[発動]]!」と叫ぶのみになっていた。~
日本語版で効果の説明をするシーンでは、代わりに遊星が「お前の負けだ」という旨の台詞を長々と喋っている。

--ちなみに、アニメ5D'sで遊星が使用した[[シンクロモンスター]]の中で唯一[[シンクロ召喚]]時の口上がない。
--ちなみに、アニメ5D'sで遊星が使用した[[シンクロモンスター]]の中で唯一[[シンクロ召喚]]時の台詞がない。

-コナミのゲーム作品において―~
WCS2010では遊星などが使用しているのだが、CPUは[[自分]][[フィールド]]にこの[[モンスター]]と[[《ターボ・ウォリアー》]]しか存在しない場合でも[[《アームズ・エイド》]]の[[効果]]を[[発動]]し、結果として[[相手]][[モンスター]]に装備させてしまう事がある。

**関連カード [#q6872ea2]
-[[《ジャンク・アタック》]]
-[[《ネオス・フォース》]]

-[[《ダークブレイズドラゴン》]]

-[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]
-[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]

―類似[[効果]]
-[[ユニオン]]

―カード名関連
//-[[《BF−アームズ・ウィング》]]
-[[《アームズ・ホール》]]

//―《アームズ・エイド》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#j77a3f6c]
-[[【シンクロ召喚】]]

**収録パック等 [#oba3ddca]
-[[デュエリストパック−遊星編−]] DP08-JP016 &size(10){[[Ultra]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 4]] DE04-JP158 &size(10){[[Secret]]};

**FAQ [#y63ca592]
Q:それぞれの[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[装備カード]]扱いになる[[効果]]は[[起動効果]]で、その他の[[効果]]はこの[[カード]]の[[装備魔法]][[カード]]としての[[効果]]になります。(08/10/18)~

Q:[[戦闘]]で[[破壊]]した時に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:はい、作られます。(08/10/18)~

Q:この[[カード]]の[[装備モンスター]]が[[戦闘]]を行って[[相打ち]]になった場合に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:いいえ、[[発動]]しません。(08/10/18)~

Q:[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]に装備させることは可能ですか?~
A:はい、可能です。~
  また、その場合に[[相手]]の[[装備モンスター]]が[[戦闘]]で[[モンスター]]を[[破壊]]すれば、[[相手]]がこの[[カード]]の[[効果ダメージ]]を受けます。(08/10/18)~

Q:[[《サクリファイス》]]・[[《D−HERO Bloo−D》]]の[[効果]]により装備された時この[[カードの効果]]は[[発動]]しますか?~
A:《アームズ・エイド》の[[効果]]により[[モンスター]]に装備していないので[[発動]]しません。(08/10/28)~

Q:[[《ターボ・ウォリアー》]]に装備させることは可能ですか?~
A:《アームズ・エイド》の[[モンスター]]に[[装備カード]]扱いとして装備する[[効果]]は、[[発動]]時に[[対象]]をとる[[効果]]になります。~
  よって、[[《ターボ・ウォリアー》]]を[[対象]]にこの[[カードの効果]]を[[発動]]することは出来ません。(09/03/20)~

//Q:[[攻撃力]]はどの段階での数値を参照しますか?~
//A:[[墓地]]での数値(=カードに記載された数値)を参照します。(10/04/08)~
//エラッタにより明文化

Q:[[《移り気な仕立屋》]]で装備対象を変更できますか?~
//A:可能です。(10/06/30)
A:いいえ、変更できません。(13/12/16)

Q:《アームズ・エイド》を装備した[[モンスター]]が[[《ギガンテック・ファイター》]]を[[戦闘破壊]]しました。~
  [[チェーン]]1:《アームズ・エイド》、[[チェーン]]2:[[《ギガンテック・ファイター》]]と[[チェーン]]を組んだ場合、チェーン1の[[効果解決時]]に[[《ギガンテック・ファイター》]]は[[墓地]]に存在しませんが《アームズ・エイド》[[効果]]は[[適用]]されますか?~
//A:その場合でも[[《ギガンテック・ファイター》]]の[[元々の攻撃力]]分のダメージを与えます。(10/11/30)
A:いいえ、[[戦闘によって破壊>戦闘破壊]]された[[モンスター]]が[[墓地]]に存在しない場合、適用されません。(10/12/22)

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。