*《アームド・ドラゴン LV10/Armed Dragon LV10》 [#j7a8a446]
 効果モンスター
*《アームド・ドラゴン &ruby(レベル){LV};10/Armed Dragon LV10》 [#top]
 特殊召喚・効果モンスター
 星10/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上に存在する「アームド・ドラゴン LV7」
 1体を生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚できる。
 手札のカード1枚を墓地に送る事で、
 相手フィールド上の表側表示モンスターを全て破壊する。
 自分フィールドの「アームド・ドラゴン LV7」1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
 (1):手札を1枚墓地へ送って発動できる。
 相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。

 [[デュエリストパック−万丈目編−]]で登場した、[[全体除去]][[効果]]を持つ[[特殊召喚モンスター]]で似非[[レベルアップモンスター]]。~
 [[デュエリストパック−万丈目編−]]で登場した[[風属性]]・[[ドラゴン族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[《アームド・ドラゴン LV7》]]を[[リリース]]して自身を[[特殊召喚]]する[[召喚条件]]、[[相手]][[フィールド]]の[[表側表示]][[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~

 捨てるカードの種類を問わず、ステータスに関係なく、[[表側表示]][[モンスター]]を全て[[破壊]]する、と一段と強化されている。~
 [[手札]]1枚の消費で、[[《ライトニング・ボルテックス》]]と同じ[[効果]]を及ぼせるようになったため確かに強力。~
 [[《青眼の白龍》]]級の[[攻撃力]]をも獲得し、[[《アームド・ドラゴン LV7》]]の段階で致命的に下がった[[守備力]]も2000まで上昇している。~
~
 だが、全体的に力不足であるのは否めない。~
 [[【アームド・ドラゴン】]]であっても[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を思い通りのタイミングで[[召喚]]するのは難しいため、使い勝手が悪過ぎる。~
 この[[モンスター]]を[[《アームド・ドラゴン LV7》]]のコストにせず、[[召喚]]する意味がある状況が限られるのも悲しい。~
 [[召喚]]する主な[[メリット]]は[[攻撃力]]3000を超える[[モンスター]]をも[[破壊]]できる他、[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]への[[《突然変異》]]等。~
 だが、強力[[モンスター]]相手では[[《光の護封剣》]]等の防御や[[《アームド・ドラゴン LV5》]][[蘇生]]+[[《レベルアップ!》]]等を使わなければ[[召喚]]は難しい。~
 発動に成功しても、同じ[[効果]]を持つ[[《ライトニング・ボルテックス》]]以上に[[手札]]を消費してしまう。~
~
 [[手札事故]]を誘発しやすいので、こだわりがなければ投入は控えた方が良い場合が多い。~
 それでも使うなら、時には[[《アームド・ドラゴン LV5》]]や[[《アームド・ドラゴン LV7》]]の[[効果]]の発動コストにする事も必要となるだろう。~
 [[召喚]]し難いか、その意味が無い状況であれば[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《F・G・D》]]の[[融合素材]]にしてしまっても良い。~
 ある程度[[召喚条件]]を満たしやすくしたいなら、[[《アームド・ドラゴン LV7》]][[《レベルアップ!》]]を2枚ずつ投入すると良い。~
 [[ホルスの黒炎竜]]と混合させる場合等は、状況によって[[《レベル調整》]]から[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を[[蘇生]]させる事で[[召喚]]する手もある。~
 [[手札]]効率が果てしなく悪いので、できればそのターンで[[デュエル]]を終わらせたい。
 [[特殊召喚モンスター]]の[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を[[リリース]]しなければならないため、[[手札事故]]の危険が高く非常に[[重い]]。~
 そもそも、[[《アームド・ドラゴン LV7》]]の時点でも[[相手]][[モンスター]]の[[全体除去]]は可能であり、[[攻撃力]]も200しか変わらないためこちらに繋げる[[メリット]]が薄い。~
 あちらは[[除去]]範囲が[[手札コスト]]に影響されるが、この[[カード]]を[[コスト]]にすれば3000以下の[[除去]]が可能であり、こちらを出した場合に比べて[[手札]]1枚分の消費を減らせる。~
 [[《アームド・ドラゴン LV7》]]と[[同名カード]]として扱う[[《アームド・ドラゴン・サンダー LV7》]]は[[特殊召喚]]可能な上、[[《アームド・ドラゴン・サンダー LV10》]]の[[全体除去]]に条件がつくため、[[リリース]]してこちらを[[特殊召喚]]する意義はある。~
 [[《アームド・ドラゴン・サンダー LV5》]]の(2)の[[コスト]]に[[《アームド・ドラゴン・サンダー LV7》]]か[[《アームド・ドラゴン・サンダー LV5》]]を使えばこの[[カード]]の[[サーチ]]も可能。~

-なお、厳密には他の「[[アームド・ドラゴン]]」とは系統が異なるイレギュラー。~
条件を満たして[[デッキ]]から[[特殊召喚]]ができず、[[《レベルアップ!》]]にも対応しない「似非[[レベルアップモンスター]]」と言える。~
 [[《アームド・ドラゴン LV7》]]の[[カード名]]を[[コピー]]した[[モンスター]]を[[コスト]]にする手もある。~
 [[《アームド・ドラゴン LV7》]]は[[《アームド・ドラゴン・カタパルトキャノン》]]の[[融合素材]][[モンスター]]なので、[[《E・HERO プリズマー》]]で[[カード名]]が[[コピー]]可能。~
 もしくは[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を[[墓地]]に落とし、[[《ファントム・オブ・カオス》]]などで[[カード名]]を[[コピー]]する手もある。~
 [[《嵐征竜−テンペスト》]]や[[《ドラゴン・目覚めの旋律》]]で[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を捨ててこの[[カード]]を[[サーチ]]すれば、すぐに条件が整う。~

-[[【アームド・ドラゴン】]]+[[【サイバー・ダーク】]]では、[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[装備カード]]として活用可能。~
この方法で使うのであれば、[[《アームド・ドラゴン LV5》]][[《天使の施し》]][[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]等で[[墓地]]送りにする手もある。~
 それ以外では[[アームド・ドラゴン]]の[[効果]]で[[《アームド・ドラゴン・サンダー LV10》]]を[[特殊召喚]]し、[[《レベルアップ!》]]か[[《武装竜の襲雷》]]で[[召喚条件]]を無視して[[リクルート]]する方法もある。~
 ただし、[[《アームド・ドラゴン・サンダー LV10》]]は[[アームド・ドラゴン]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]しなければこの[[カード]]と[[同名カード]]になる[[効果]]は得られないため、上記の方法は利用できない。~
 また、[[《武装竜の襲雷》]]で出したこの[[カード]]は[[直接攻撃]]できないため、[[全体除去]]と相性が悪い点は注意。~

 [[レベル]]10であるため[[《神縛りの塚》]]による[[耐性]]付与ができ、その[[耐性]]で次の[[ターン]]まで維持できれば[[ドロー]]した[[カード]]で再び[[効果の発動]]は狙える。~
//もっとも、[[レベル]]10の割合が高いとは言い難い[[【アームド・ドラゴン】]]に[[《神縛りの塚》]]を採用するには構築力がかなり問われるが。~
//レベル10のアームド・ドラゴンが2種類出るわけだし構築としてはありでは?
// [[モンスター]]が一掃できるこの[[カード]]との相性は良く、[[魔法・罠カード]]による[[除去]]を回避して[[直接攻撃]]を通しやすくする役に立ってくれるだろう。~
//戦闘破壊時のバーンを持つ神縛りと全体除去のこちらが「相性が良い」は微妙じゃなかろうか?

-厳密には他の[[アームド・ドラゴン>アームド・ドラゴン#Armed1]]とは系統が異なる。~
下位[[レベル]]の[[モンスター]]の[[効果]]によって[[デッキ]]・[[手札]]から[[特殊召喚]]するわけではなく、自身の[[召喚条件]]で[[特殊召喚]]する「擬似[[LVモンスター>LV]]」と言える。~
一応、各種[[LV]]のサポートは受けられるので無駄ではない。~

-Vジャンプ2007年2月号付録のDVDでは千丈目対カイザー海馬の[[デュエル]]で千丈目が使用。~
[[《アームド・ドラゴン LV3》]]を[[スタンバイフェイズ]]に[[《アームド・ドラゴン LV5》]]に、さらに[[《レベルアップ!》]]で[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を[[特殊召喚]]し、最終的には1[[ターン]]での[[レベルアップ>特殊召喚]]に成功した。~

-原作・アニメにおいて―~
GXにおいて、「万丈目VS斎王」戦で初登場。~
[[《レベル調整》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を[[生け贄]]に[[特殊召喚]]。~
その[[効果]]を使用し、一気に斎王のライフを壊滅状態に追い込んだ。~
攻撃名は「アームド・ビッグ・パニッシャー」。~
また、その後の明日香との対戦でも登場。~
この時は《白のヴェール》を装備し、[[フィニッシャー]]となった。~
ちなみに、この時の攻撃名は「アームド・ビッグ・ホワイト・パニッシャー」になっている。
--アニメの登場よりもOCGとしての登場のほうが先である。~
アニメGXにおける「万丈目vs斎王」戦にて万丈目が使用。~
[[効果]]によって《ナイト・オブ・ペンタクルス》と[[おジャマトークン]]を3体[[破壊]]して[[直接攻撃]]し、一気に斎王の[[ライフ]]を100まで追い込んだ。~
最終的に[[通常魔法]]《運命の選択》によって[[特殊召喚]]された《アルカナフォースXII−THE HANGED MAN》の逆位置の[[効果]]で[[破壊]]された上に[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を受けて敗北した。~
「明日香vs万丈目」(2戦目)では、[[《白のヴェール》]]を[[装備]]して[[《サイバー・エンジェル−荼吉尼−》]]への[[攻撃]]を通し[[フィニッシャー]]となった。~
「万丈目vsエド」戦では[[通常罠]]《おジャマーキング》を[[コスト]]に[[《Dragoon D−END》]]に対して[[効果]]を使用するも、[[効果破壊]][[耐性]](アニメ仕様)があったために徒労に終わる。~
それでも[[戦闘]]で[[相打ち]]となって《おジャマーキング》の[[発動]]に繋げ、その[[ターン]]中の勝利に貢献した。~
[[攻撃]]名は「アームド・ビッグ・バニッシャー」、[[《白のヴェール》を装備した時>《アームド・ドラゴン LV10−ホワイト》]]の[[攻撃]]名は「アームド・ビッグ・ホワイト・バニッシャー」。~

**関連カード [#jb8ded27]
-[[《アームド・ドラゴン LV3》]]
-[[《アームド・ドラゴン LV5》]]
-[[《アームド・ドラゴン LV7》]]
--[[デュエリストパック−万丈目編−]]のパッケージイラストに描かれているが、アニメに登場したのはその1ヶ月後である。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]では、対戦[[相手]]の[[《ユベル》]]が[[アームド・ドラゴン>アームド・ドラゴン#series]]シリーズでこの[[カード]]のみを入れている。~
一見無駄に思えるのだが、[[《ファントム・オブ・カオス》]]との[[コンボ]]に使用される。~
--[[DUEL TERMINAL]]においては再録されたものの専用[[デッキ]]がなく使えない状態だったが、後に[[《アームド・ドラゴン LV7》]]の再録にて専用[[デッキ]]が登場し、万丈目もノーマルステージで使用するようになった。~
[[デッキ]]の投入可能枚数が少ない[[スピードデュエル]]では都合よく[[コスト]]になる高[[攻撃力]][[モンスター]]を握るのは難しく、[[コスト]]を問わないこの[[カード]]にも活躍の場が用意されている。~
高速で[[手札]]が整うため、[[特殊召喚]]の条件を揃えるのも幾分か楽になっている。~
--Duel Arenaではパートナーとして登場し、クエストにも登場する。~
進化したからか、遊戯王の[[ドラゴン族]]では珍しく人語を話す事ができる。~

**関連カード [#card]
-[[アームド・ドラゴン]]
-[[LV]]

―[[リメイク]]・派生[[カード]]
-[[《アームド・ドラゴン・サンダー LV10》]]
-[[《アームド・ドラゴン LV10−ホワイト》]]

―類似[[効果]]
-[[《大天使ゼラート》]]

-[[《ライトニング・ボルテックス》]]

**関連リンク [#qad356d9]
―《アームド・ドラゴン LV10》の姿が見られる[[カード]]
-[[《レベルダウン!?》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【アームド・ドラゴン】]]

**収録パック等 [#y342dde6]
**収録パック等 [#pack]
-[[デュエリストパック−万丈目編−]] DP2-JP013 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ACADEMY DUEL DISK>パックパッケージ#u5f03b3a]] DD2-JP003 &size(10){[[Secret]]};
-[[ACADEMY DUEL DISK>商品同梱カード#DD2]] DD2-JP003 &size(10){[[Secret]]};
-[[DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−]] DT10-JP008 &size(10){[[Rare]]};
-[[BLAZING VORTEX]] BLVO-JPS01 &size(10){[[Prismatic Secret>Secret#PS]]};

**FAQ [#x6ffc8c0]
Q:[[《アームド・ドラゴン LV7》]]に[[《レベルアップ!》]]を使用した場合、このカードを[[特殊召喚]]出来ますか?また、このカードを[[墓地]]から[[特殊召喚]]は出来ますか?~
A:[[《レベルアップ!》]]による[[特殊召喚]]は不可能です。一度正規の手順で[[特殊召喚]]した場合は、[[《レベル調整》]]の[[効果]]でのみ[[特殊召喚]]できます。
**FAQ [#faq]
Q:[[《アームド・ドラゴン LV7》]]に[[《レベルアップ!》]]を使用した場合、この[[カード]]を[[特殊召喚]]できますか?~
  また、この[[カード]]を[[墓地]]から[[特殊召喚]]はできますか?~
A:[[《アームド・ドラゴン LV7》]]の[[テキスト]]にこの[[カード]]の名前がないため、[[《レベルアップ!》]]による[[特殊召喚]]は不可能です。~
  一度正規の手順で[[特殊召喚]]した場合は、[[《レベル調整》]]の[[効果]]でのみ[[特殊召喚]]できます。

Q:[[《アームド・ドラゴン LV5》]]か《アームド・ドラゴン LV10》の[[レベル]]を[[《ギブ&テイク》]][[《スター・ブラスト》]]などの[[効果]]で7にしました。~
  この場合、それを[[リリース]]して《アームド・ドラゴンLV10》を[[特殊召喚]]することができますか?~
  そして、[[《アームド・ドラゴン LV7》]]の[[レベル]]を7以外にした場合、それを[[リリース]]して《アームド・ドラゴン LV10》を[[特殊召喚]]することができますか?~
A:[[《スター・ブラスト》]]や[[《ギブ&テイク》]]は、[[モンスター]]の[[レベル]]を下げる[[効果]]になり、[[カード名]]の『LV』を変化させる[[効果]]ではありません。~
  よって、[[レベル]]が7になっている[[《アームド・ドラゴン LV5》]]や《アームド・ドラゴン LV10》を[[リリース]]し、《アームド・ドラゴン LV10》を[[特殊召喚]]する事はできません。(09/12/24)~
  また、[[レベル]]が変化している[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を[[リリース]]し、《アームド・ドラゴン LV10》を[[特殊召喚]]する事ができます。(09/12/24)~

Q:《アームド・ドラゴン LV10》に[[《レベルアップ!》]]を使用した場合、[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:[[カード]]に[[モンスター]]名が書かれているため、[[特殊召喚]]することができます。(10/04/28)~

Q:[[装備カード]]状態の[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を[[リリース]]して[[特殊召喚]]できますか?~
A:できません。(10/11/01)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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