*《アイス・ブリザード・マスター/Ice Master》 [#n3427f4c]
 効果モンスター
 星8/水属性/魔法使い族/攻2500/守2000
 自分フィールド上に存在する水属性モンスター2体を生け贄に捧げる事で、
 このカードを手札から特殊召喚できる。
 1ターンに1度だけ、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体に
 アイスカウンターを1つ置く事ができる。
 このカードを生け贄に捧げる事で、
 アイスカウンターが乗ったモンスターを全て破壊する。

 [[Vジャンプ(2006年5月号開始) 半年間定期購読特典>書籍付属カード#p7209f5e]]で登場した[[水属性]]・[[魔法使い族]]の[[最上級モンスター]]。~
 自身を[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[召喚ルール効果]]を持つ。~
 また、[[アイスカウンター]]を置く[[起動効果]]と、[[アイスカウンター]]が乗った[[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[起動効果]]も持つ。~

 自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持ってはいるが[[生け贄召喚]]した場合と同じ[[ディスアドバンテージ]]を負うことになる。~
 一応、[[通常召喚]]した[[水属性]][[モンスター]]をその[[ターン]]の間に[[生け贄]]にしてこのカードを[[フィールド]]に出せるという[[メリット]]ではある。~

 また、普通に[[生け贄召喚]]・[[特殊召喚]]して[[効果]]を[[発動]]するとこちらは3枚分の消費となる。~
 [[アイスカウンター]]で損をしない取引をするには3度カウンターを乗せなければならない。~
 上手く行けば擬似[[《ライトニング・ボルテックス》]]と化すが、[[《地砕き》]]程度で満足しておいた方が[[除去]]としては運用しやすい。~
 そもそも[[攻撃力]]2500は一般的な[[下級モンスター]]・[[上級モンスター]]には負けない数値である。~
 たった1体の[[モンスター]]を[[破壊]]するために[[最上級モンスター]]を[[生け贄]]にするのは効率が悪すぎるだろう。~

 [[カウンター]]を乗せるために、このカードを守るよりは[[生け贄]]にする[[水属性]][[モンスター]]を選んだ方が手っ取り早く効率もいい。~
 [[《黄泉ガエル》]]や[[《雲魔物−羊雲》]]の[[雲魔物トークン]]を利用できれば、[[ディスアドバンテージ]]を多少なりとも軽減できる。~
 他にも[[《深海のディーヴァ》]]を使えば即座に[[特殊召喚]]可能であり、この場合[[ディスアドバンテージ]]を減らす事ができ速攻性もある。~
 実用的ではないものの、[[《スケープ・ゴート》]]+[[《DNA移植手術》]]の[[コンボ]]を利用可能。~
 また、十分に[[墓地]]が肥えた状態ならば、[[《レクンガ》]]も活躍してくれるだろう。~
 [[水属性]]2体[[除外]]で1枚損の[[特殊召喚]]、4体[[除外]]で損得なしの[[特殊召喚]]が可能になる。~

 似た[[効果]]を持つ[[《邪神イレイザー》]]とは異なり[[起動効果]]であるため[[相手]][[ターン]]には[[発動]]しない等、このカードを投入する意義はかなり薄い。~
 [[サーチ]]手段の豊富な[[1:1交換]]の[[《ならず者傭兵部隊》]]や、自身を残しつつ即座に[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]できる[[《雷帝ザボルグ》]]と比較して扱いにくい事この上ない。

 [[魔法使い族]]であるため[[《ディメンション・マジック》]]に対応している点は幸いと言える。~
 このカードが登場した当時と比べると[[水属性]]・[[魔法使い族]]はかなり増えたので[[デッキ]]も回しやすくなった。~
 しかし、同時に[[最上級モンスター]]も増えたため、やはりこの[[カード]]の出番は見込めない。~
 後から登場したサポート[[モンスター]][[《コールド・エンチャンター》]]は残念ながら[[水族]]である。

-顔も含めて露出が殆ど無く、体型からも性別を判断し難い人型[[モンスター]]。~
頭髪や胸部、明日香が使用している事から女性型ではないかと推測されるが、明確な決め手は存在しない。

--[[英語名]]も「マスター(master)」と男性形である。~
[[《精霊術師 ドリアード》]]・[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]等からも分かる様に、英語名では男性名詞と女性名詞が明確化される傾向が見られる。~
ただしmasterには「〜を自在に操る者」という意味があり、この場合のmasterには女性形が存在しないため性別を気にする必要がない。~
なお、同じく[[The Duelist Genesis]]に収録された、明らかに女性型の[[《コールド・エンチャンター》]]も「Enchanter」と男性形のままである。~
この点を考慮すると、昨今の海外における「女性名詞は差別的」という風潮に考慮した等の可能性も考えられる。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXにおける「十代vs明日香」戦にて明日香が使用。~
[[アイスカウンター]]の乗った[[モンスター]]を[[弱体化]]させる[[フィールド魔法]]《絶対氷壁》との[[コンボ]]が前提の[[モンスター]]だった。~
原作では、自身ではなく《絶対氷壁》を[[墓地]]へ送ることで[[アイスカウンター]]の乗った[[モンスター]]を全て[[破壊]]することができた。~
このカード単体で運用が可能となったが、[[破壊]][[効果]]の[[発動]]後にがら空きとなった[[相手]][[フィールド]]を自身で[[攻撃]]できない面では弱体化している。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]のスピードデュエルにおいて、[[《ブリザード・ウォリアー》]]をスキャンすると使用できる[[テーマデッキ]]の名前が「絶対氷壁」である。

//-神話・伝承において―~


**関連カード [#i0ebfcb0]
-[[アイスカウンター]]

-[[《コールド・エンチャンター》]]

-[[《ブリザード・ウォリアー》]]

-[[《暗黒大要塞鯱》]]
-[[《光鱗のトビウオ》]]
-[[《墓守の末裔》]]
-[[《ならず者傭兵部隊》]]
-[[《ジェネクス・ドクター》]]
-[[《D・パッチン》]]
-[[《ワーム・キング》]]

**収録パック等 [#w3f3ba52]
-[[Vジャンプ(2006年5月号開始) 半年間定期購読特典>書籍付属カード#p7209f5e]] VJMP-JP023 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#o41523ec]
//Q:~
//A: