永続罠 フィールド上に表側表示で存在する全ての同名モンスターの 攻撃力・守備力は５００ポイントアップする。
遊戯王デュエルモンスターズ４ 最強決闘者戦記 付属カードで登場した永続罠。
同名カードの全体強化を行う。
同名カードを場に揃えるのは難しく、《同姓同名同盟》・《スケープ・ゴート》等との併用が前提となる。
とはいえトークンの場合より上昇値の高い《暴走闘君》が存在しておりこのカードの出番はほとんどない。
守備力が上がるとはいえ微々たるものなので有用とも言えない。
《同姓同名同盟》の場合でも《窮鼠の進撃》に汎用性で大きく劣る。
なにより上昇値が低く、このカードで強化した所でまともに戦闘を行わせるにはさらなる強化が必要になってしまう。
《墓守の偵察者》ならば同名カードを展開可能だが、専用のフィールド魔法を擁するためそこまで恩恵がない。
またどうあっても《団結の力》の上昇値を超えることはなく、あちらのほうが条件を選ばないためやはり扱いにくい。
永続カードという利点こそあるがそれゆえにサーチ手段に乏しく、同じ永続カードを扱うにしても《強者の苦痛》ならモンスターが１体でも恩恵を受けられる。
《地獄の暴走召喚》を使うのも手だが、相手が同名カードを複数採用している場合はそちらも強化してしまう。
完全な下位互換ではないものの、このように多くのカードに汎用性・爆発力の面で遅れをとっており採用は難しいと言わざるを得ない。
一応【ガエル】ならば《デスガエル》・《粋カエル》・《魔知ガエル》の３種が同名カードとして扱えるため相性が良いと言える。
《ウォーターワールド》と比較して後者２つの壁としての機能を高められる点で勝り、また十分に墓地が肥えた状況であれば《粋カエル》・《鬼ガエル》によってランク２エクシーズモンスターを複数展開することも難しくない。
筆頭である《ダイガスタ・フェニクス》なら実質的に２倍の強化値を得られる。
しかし《黄泉ガエル》の自己再生を阻害してしまう上に壁が必要な状況で《粋カエル》・《魔知ガエル》の内２体が並んでいるならば《ガチガチガンテツ》をエクシーズ召喚したほうがてっとり早い。
Ｑ：相手フィールドに羊トークンが複数存在する場合、その羊トークンのステータスはアップしますか？
Ａ：はい、アップします。