*《アテナ/Athena》 [#jce33389]
 効果モンスター
 星7/光属性/天使族/攻2600/守 800
 1ターンに1度、「アテナ」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
 天使族モンスター1体を墓地へ送る事で、
 「アテナ」以外の自分の墓地に存在する
 天使族モンスター1体を選択して特殊召喚する。
 フィールド上に天使族モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、
 相手ライフに600ポイントダメージを与える。
//最新テキストはVジャンプ11年1月号より

 [[PREMIUM PACK 11>PREMIUM PACK#PP11]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[天使族]]を[[蘇生]]する[[起動効果]]、[[天使族]]が[[召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した]]時に[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。

 [[光属性]]・[[天使族]]なので[[アドバンス召喚]]する場合は[[《ジェルエンデュオ》]]、[[特殊召喚]]の場合[[《神の居城−ヴァルハラ》]]によるサポートを受けることができる。~
 [[蘇生]][[効果]]は限定された[[コスト]]を必要とするものの、非常に優秀。~
 [[蘇生]]の[[縛り]]は[[種族]]のみなので、[[自分]][[フィールド]]上の[[下級]][[天使族]][[モンスター]]を[[墓地]]の[[最上級]][[天使族]][[モンスター]]と交換してしまう事もできる。~
 [[最上級]][[天使族]][[モンスター]]にはかなりのバリエーションがあり、特に[[《堕天使スペルビア》]]を[[蘇生]]できれば、1[[ターン]]で複数の[[最上級モンスター]]を並べる事もできる。~
 [[蘇生]][[効果]]は限定された[[コスト]]を必要とするものの、[[蘇生]]の[[縛り]]は[[種族]]のみ。~
 なので、[[自分]][[フィールド]]上の[[天使族]][[下級モンスター]]を[[墓地]]の[[天使族]][[最上級モンスター]]と交換してしまう事もできる。~
 [[天使族]][[最上級モンスター]]にはかなりのバリエーションがあり、特に[[《堕天使スペルビア》]]を[[蘇生]]できれば、1[[ターン]]で複数の[[最上級モンスター]]を並べる事もできる。~
 [[墓地]]の[[《ジェルエンデュオ》]]を[[蘇生]]して[[手札]]の[[最上級モンスター]]を出すのもいい。~
 奇襲性こそ失われるが、[[《オネスト》]]を[[蘇生]]させ、自身の[[効果]]で[[手札]]に戻し[[《オネスト》]]の[[効果]]を再利用する事ができる。~

 [[ダメージ]]を与える[[効果]]も強力である。~
 [[ダメージ]]を与える[[効果]]も自身の[[効果]]や他の[[特殊召喚]]手段で繰り返し[[発動]]でき、トータルでかなりの[[ダメージ]]を与えられる。~
 [[蘇生]][[効果]]との相性は良く、[[天使族]]を[[召喚]]し、それを[[墓地]]の[[天使族]]と入れ替えるだけで合計1200の[[ダメージ]]が望める。~
 更に、この[[カード]]が複数存在すれば[[ダメージ]][[効果]]は累積し、他の[[天使族]]を[[コスト]]にそれぞれに[[蘇生]][[効果]]を使用するだけで[[相手]][[ライフ]]を大量に削る事ができる。~
 [[《オネスト》]]により[[相手]]に莫大な[[戦闘ダメージ]]を与えた後なら、8000の[[ライフ]]を高速で削りきる事も珍しくない。~
 また[[リクルーター]]とも相性がよく、[[《シャインエンジェル》]]・[[《コーリング・ノヴァ》]]の連続[[自爆特攻]]を繰り返すだけで[[相手]][[ライフ]]に連続で[[ダメージ]]を与えることも可能。~
 ただし、その場合は[[相手]][[モンスター]]との[[攻撃力]]差によっては[[自分]]も相応の[[戦闘ダメージ]]を受けるので[[《天空の聖域》]]を併用したい所。

 [[《雲魔物−タービュランス》]]とも相性が良い。~
 まず[[《雲魔物−タービュランス》]]を[[召喚]]、[[効果]]で[[《雲魔物−スモークボール》]]を[[特殊召喚]]し、[[《フォッグ・コントロール》]]で[[《雲魔物−スモークボール》]]を[[墓地]]へ送り、[[《雲魔物−タービュランス》]]に[[フォッグカウンター]]を3つ乗せ、3体[[《雲魔物−スモークボール》]]を展開。~
 そしてこの[[モンスター]]の[[効果]]で[[墓地]]の[[天使族]]と[[《雲魔物−スモークボール》]]を入れ替えると合計3600[[ダメージ]]となる。~
 さらにこの後、展開した[[《雲魔物−スモークボール》]]を利用し[[《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》]]を[[特殊召喚]]することで更なる[[ダメージ]]も与えられる。~

 [[幻奏]][[モンスター]]のほぼ全てと相性が良い。~
 特に[[最上級モンスター]]の[[幻奏の音姫]]の[[効果]]を使いまわし、[[《幻奏の音女ソナタ》]]や[[《幻奏の音女カノン》]]などを次々と[[特殊召喚]]し展開と[[バーン]]を両立出来るのは強力。~
 特に[[最上級モンスター]]の[[幻奏の音姫]]の[[効果]]を使いまわし、[[《幻奏の音女ソナタ》]]や[[《幻奏の音女カノン》]]などを次々と[[特殊召喚]]し展開と[[バーン]]を両立できる。~
 更に[[全体強化]]で一斉[[攻撃]]したり[[エクシーズ召喚]]したりして非常に大きな[[ダメージ]]を与えられる。~

-この[[カード]]を[[相手]]にする場合は、早急にこの[[カード]]を処理しなければ危険である。~
もたもたしていると、[[バーン]][[効果]]だけであっという間に[[ライフ]]を削り取られてしまう。

-[[相手]]が[[天使族]]を[[召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した]]時も[[バーン]][[効果]]は[[発動]]する。~
[[《DNA改造手術》]]を使った場合や[[ミラーマッチ]]になった場合、さらに[[バーン]][[ダメージ]]を与える事ができる。~
逆に言えば、[[自分]]も[[相手]]の《アテナ》により[[バーン]][[ダメージ]]を受ける機会が増えるので気をつけたい。~
よって[[コントロール奪取]]されないよう警戒しなくてはならない。~

-[[バーン]][[効果]]が[[召喚]]時にも反応するのを利用して、[[《エンペラー・オーダー》]]と併用して[[手札]]を確保するのもいいだろう。~
[[相手]]の[[帝]]の[[効果]]を潰して計算を狂わすことができるので採用してみるのも手だろう。

//-[[《堕天使スペルビア》]]とは相性が良い。~
//理由は[[《堕天使スペルビア》]]を参照。
//上にスペルビアのリンクはあるのでこちらもCO
//-[[《キング・もけもけ》]]を使用する[[【もけもけ】]]には投入する価値がある。~
//キング・もけもけのページに移動。アテナを活用するデッキにキング・もけもけを投入しようとは思わないのでこちらはコメントアウト。

-この[[カード]]自身が[[召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した]]時、この[[カードの効果]]は[[発動]]しないという裁定が下されている。([[《謎の傀儡師》]]と同様)~
また、[[ペンデュラム召喚]]等で複数の[[モンスター]]を一度に[[特殊召喚]]したとしても、「1回」として数えるため600[[ダメージ]]しか与えられない。

-[[《光神化》]]や[[妥協召喚]]した[[光神機]]の[[自壊]][[デメリット]]の帳消しや[[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《奇跡の光臨》]]での[[蘇生]]・[[帰還]]を[[完全帰還・完全蘇生>完全蘇生]]にする等の使い方も可能。~
また、[[LIGHT OF DESTRUCTION]]で登場した[[アルカナフォース]]達も[[天使族]]なので、[[コイントス]]で[[デメリット]][[効果]]が出たとしても、この[[カードの効果]]で入れ替えて再度[[コイントス]]をやり直すという使い方もいいだろう。

-[[《DNA改造手術》]]で[[天使族]]を指定していた場合、それ以外の[[種族]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]しても「[[天使族]]を[[特殊召喚]]」した扱いになる。~
そのとき本来は[[天使族]]でない[[モンスター]]を[[コスト]]として[[墓地へ送る]]ことも可能。~
ただし、[[墓地]]の[[モンスター]]の[[種族]]はそのままである。

-長らく[[絶版]]であったが、[[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]にて[[ノーマルレア>N-Rare]]で再録された。~
恐らく[[ヴァイロン]]や[[ストラクチャーデッキ−ロスト・サンクチュアリ−]]との[[シナジー]]を考慮したためだと思われる。~
一方、英語版は[[Structure Deck:Lost Sanctuary]]に収録されている。~
//なお、[[PREMIUM PACK]]出身の[[カード]]が[[ノーマルレア>N-Rare]]で再録されたのはこの[[カード]]が初めてである。~
//初を言っていったらキリがない。

-「アテナ(Athena)」はギリシャ神話の戦いの女神。~
[[アレス>《獣人アレス》]]も戦いの神だが、あちらが力の象徴であるのに対し、アテナは知恵の象徴である。~
遊戯王では[[攻撃力]]偏重な[[ステータス]]だが、神話では「力の[[アレス>《獣人アレス》]]」に対して「守りのアテナ」であり、絵画や彫像のアテナは必ず[[盾>《アーティファクト−アイギス》]]を持っている。

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXにおける「三沢vsマッケンジー」戦にてマッケンジーが使用。~
残り[[ライフポイント]]の少ない三沢を[[バーン]][[効果]]で追い詰めたが、後一歩の所で[[《赤鬼》]](漫画版効果)の[[効果]]により[[破壊]]された。~

--漫画では[[守備力]]が1800で、[[モンスター]]が[[特殊召喚]]される度に[[相手]]の[[ライフ]]に600ポイントの[[ダメージ]]を与えるという[[効果]]であった。~
OCG版の[[蘇生]][[効果]]は[[コスト]]こそ要求するものの、漫画版[[《神の居城−ヴァルハラ》]]の[[効果]]を擬似的に再現した形になっている。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]においてこの[[カード]]が[[攻撃]]する際、持っている杖で突くという豪快な演出となっている。~

**関連カード [#i5b23f1a]
-[[《スパルタクァの呪術師》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#uc416c20]
-[[【天使族】]]
-[[【神の居城−ヴァルハラ】]]

**収録パック等 [#h81e7bb7]
-[[PREMIUM PACK 11>PREMIUM PACK#PP11]] PP11-JP006 &size(10){[[Secret]]};
-[[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]] DT11-JP004 &size(10){[[N-Rare]]};

**FAQ [#s1d0bb3f]
Q:この[[カード]]自身が[[召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した]]時、この[[カード]]の[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]は[[発動]]しますか?~
A:いいえ、[[発動]]しません。この[[カード]]自身以外の他の[[天使族]][[モンスター]]の[[召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した]]時に[[発動]]します。(08/01/30)
//↑要再確認。
//A:発動します。(2008/01/29)

Q:[[墓地]]に送った[[モンスター]]を[[墓地]]からの[[特殊召喚]][[対象]]として選択できますか?~
A:この[[カードの発動]][[コスト]]で[[墓地]]へ送った[[モンスター]]も選択して[[特殊召喚]]を行うことが可能です。(08/01/05)~

Q:[[蘇生]][[効果]]は[[墓地]]の[[天使族]][[モンスター]]を[[発動>モンスター効果の発動]]した時に選択する[[対象をとる(指定する)効果]]ですか?~
A:はい、[[対象をとる(指定する)効果]]です。(08/05/29)~

Q:[[墓地]]に[[天使族]]が存在しないときに[[発動]]し、[[コスト]]で[[墓地]]に送った[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:できません。(08/10/15)~

Q:[[裏側表示]]の[[天使族]][[モンスター]]を[[墓地]]に送り、[[蘇生]][[効果]]を使用することは出来ますか? ~
A:できません。(09/04/06)

//上記質問にまとめました。
//Q:[[蘇生]]する[[天使族]][[モンスター]]は[[効果]]を[[発動]]した時に選択しますか?~
//A:はい、そうです。(08/05/29)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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