効果モンスター 星4/地属性/昆虫族/攻1800/守1000 このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分は手札から「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードを発動できる。 また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分がコントロールする通常罠カードの発動と効果は無効化されない。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した地属性・昆虫族の下級モンスター。
蟲惑魔共通の耐性、ホール・落とし穴を手札から発動できる永続効果・通常罠の発動と効果を無効にされない永続効果を持つ。
2つの効果により、相手の召喚・反転召喚・特殊召喚を牽制することができる。
手札にホール・落とし穴が無い場合でも、このカードが存在すれば、相手はこちらの罠カードを警戒し、召喚等を控えてくることになる。
しかし、この効果を活かすには手札に罠カードが存在していなければならず、このカードが除去されると手札のそれらのカードはこのターン完全に腐ってしまう。
このカードの後半の無効にされない効果も考えれば、手札に維持せずにセットし、前半の効果をブラフとしても有効。
《呪われた棺》や《白銀のスナイパー》との併用もすれば、相手はこちらの魔法・罠カードゾーンへの手出しが相当やり難くなる。
さらにこれらを逆手に取り、《聖なるバリア −ミラーフォース−》等の強力だが妨害を受けやすい罠カードをセットする手もある。
また、後半の無効にされない効果は通常罠であればホールや落とし穴以外でも適用される。
《The splendid VENUS》より範囲は狭いものの、パーミッションに対するメタになるだろう。
《ナチュル・パルキオン》などに対して《奈落の落とし穴》といったカードが有効となる他、《王宮のお触れ》と組み合わせて相手を一方的に妨害することも可能。
また罠カードそのものに特殊な無効化手段が付随する通常罠カードを支障なく使える。
該当するのは《バトル・ブレイク》・《暗黒の謀略》・《光霊術−「聖」》・《闇霊術−「欲」》の4種。
それらを採用するデッキでは役に立つ。
―《アトラの蟲惑魔》の姿が見られるカード
Q:効果分類は何ですか?
A:すべて永続効果です。(13/06/13)
Q:《闇霊術−「欲」》を発動した場合、相手は魔法カードを見せることはできますか?
A:見せることはできます。
ただし見せても効果は無効にならず、2枚のドローが行われます。(13/04/29)
Q:自分フィールド上に《アトラの蟲惑魔》が存在するときに、相手フィールド上の《E・HERO ワイルドマン》を対象にして《落とし穴》を発動した場合、それを破壊することはできますか?
A:《E・HERO ワイルドマン》は罠カードの効果を受けないため、破壊されずにフィールド上に残ります。(13/05/01)
Q:《アトラの蟲惑魔》がフィールド上に存在する場合、相手ターンに手札から《落とし穴》を発動できますか?
A:発動タイミングが適切ならば、相手ターンに手札から発動できます。(13/05/16)
Q:自分フィールド上に《アトラの蟲惑魔》が存在し、相手フィールド上に《ゴブリン穴埋め部隊》が存在するときに、相手が攻撃力1000以上のモンスターを召喚しました。この時、自分は《落とし穴》を発動出来ますか?
A:《ゴブリン穴埋め部隊》のモンスター効果は、罠カードの発動を無効にしたり、効果を無効にする効果ではなく、罠カードや《落とし穴》等の発動自体ができなくなる効果です。
したがって、自分フィールド上に《アトラの蟲惑魔》が存在していても、自分は《落とし穴》を発動する事はできません。(14/06/18)
Q:自分フィールド上に《アトラの蟲惑魔》が存在する時、相手が《アーティファクト−デュランダル》をエクシーズ召喚しました。
このエクシーズ召喚に対して、自分は《奈落の落とし穴》を発動しました。
相手は《アーティファクト−デュランダル》の1つ目の『●』の効果を《奈落の落とし穴》に使用し効果を変更できますか?
A:《アーティファクト−デュランダル》の1つ目の『●』の効果は、《奈落の落とし穴》の効果や発動を、無効にする効果ではありません。
したがって、ご質問の状況の場合、《アーティファクト−デュランダル》のモンスター効果によって、《奈落の落とし穴》の効果は、『「相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」』効果となります。(14/08/20)