フィールド魔法 お互いのフィールド上・墓地に存在する、 「宝玉獣」と名のついたモンスターを闇属性として扱う。 また、「究極宝玉神」と名のついたモンスターが攻撃する場合、 バトルフェイズの間だけ攻撃対象モンスターの効果は無効化される。 自分フィールド上の「宝玉獣」と名のついた モンスターが戦闘を行うダメージ計算時、 自分のデッキから「宝玉獣」と名のついた モンスター1体を墓地へ送る事で、 その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にする。
DUELIST EDITION Volume 2で登場するフィールド魔法。
一つ目の効果はお互いに及び宝玉獣の属性を変更できるが、宝玉獣のミラー戦は稀なため影響は薄く、アドバンテージにも繋がらない。
闇属性になることで豊富なサポートが使えるようにはなるが、下級モンスターのみの宝玉獣では《魔のデッキ破壊ウイルス》なども使いづらく、そもそも腐りやすい。
《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》などのダークモンスターが採用できるが、そもそもこのカードがなければ腐ることになるのでわざわざ採用する必要があるかは微妙なところ。
二つ目の効果は究極宝玉神に《レインボー・ヴェール》を付与するもの。
強力な攻撃力のモンスターの戦闘を補助できるのは優秀だが、攻撃時のみであり、対応範囲も狭いのが難点となる。
三つ目の効果はデッキから宝玉獣を墓地に送って戦闘ダメージを0にする効果。
こちらから攻撃を行う事でも発動できる上に回数制限などの制約がないので、宝玉獣を複数並べて自爆特攻をする事で凄まじい勢いで墓地を肥やすことができる。
しかし、戦闘ダメージは0になるが、戦闘破壊は防げないため、アドバンテージは守れない。
また、宝玉獣には墓地に置いて意義のあるカードが乏しいため、単純にデッキ圧縮・墓地肥やしとしても扱いづらい。
《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》の条件を高速で揃えるにはこの効果は大きな意義を持つほか、墓地に置いた時点で闇属性になるため、そこからのコンボを狙うカードと言えるだろう。
しかし、全体として従来の【宝玉獣】には無縁だったカードと併用を求められるような面が強く、扱いづらさが目立つ。
宝玉獣のフィールド魔法にはすでに《虹の古代都市−レインボー・ルイン》が存在し、こちらは耐性が無い点でも劣る。
手札及びフィールド上の「宝玉獣」と名のつくカードと 同名扱いの「A(アドバンスド)宝玉獣」と名のつくカードを選択し 入れ替える事ができる。 「A宝玉獣」と名のつくカードが戦闘で破壊される時 デッキから「宝玉獣」と名のつくカードを1枚墓地に送る事で プレイヤーに発生する戦闘ダメージを0にする事ができる。 「究極宝玉神」と名のつくカードが攻撃する時、 相手モンスターの効果を無効にする。戦闘ダメージを0にする効果を合計4度発動させ、《サイバー・ツイン・ドラゴン》らの猛攻を耐えきるとともに大量の墓地肥やしを行った。
―イラスト関連