速攻魔法 (1):自分フィールドの「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を対象として発動できる。 このターン、その自分のモンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、 ダメージステップ終了時まで以下の効果を適用する。 ●対象のモンスターの攻撃力は1000アップする。 ●相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。 ●対象のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。 ●その戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは倍になる。
ストラクチャーデッキ−王者の鼓動−で登場する速攻魔法。
《レッド・デーモンズ・ドラゴン》に相手モンスターと戦闘を行う場合、「攻撃力1000強化」、「相手の効果の発動封じ」、「貫通」、「戦闘ダメージの倍化」を付与する効果を持つ。
《レッド・デーモンズ・ドラゴン》に戦闘に関する4つの効果を付与し、戦闘をかなり優位に進められ、大きな戦闘ダメージを狙える。
基本的に《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の攻撃力は4000以上になるため、攻撃力0の攻撃表示モンスターか守備力0の守備表示モンスターと戦闘を行えば1ターンキルが成立する。
攻撃表示モンスター限定だが、《ダーク・オネスト》とコンボすれば相手モンスターのステータスに関わらずこれを達成できる。
《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の持つ除去効果のために守備表示モンスターに攻撃を行った場合ダメージを与えられない弱点も貫通により克服できる。
処理順としてはあちらの発動がダメージ計算後であるため、こちらの効果で倍の貫通ダメージを与えた後に守備表示モンスターの全体除去を行える。
元々のカード名を参照しないため、《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》・《スカーレッド・デーモン》に付与することも可能。
ただ後者に関してはそちらに付与するよりはその効果で《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を特殊召喚した上でそちらに付与した方が良いだろう。
《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》は自身の効果でも攻撃力を強化できるため、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》以上の爆発力を持つこともあるが、除去により相手モンスターがいなくなってしまえばこのカードが無為になる点は注意。
状況次第でエンドカードになる爆発力を持つものの、序盤などでは腐りやすいため、必要な場面で《ヴィジョン・リゾネーター》でサーチするのが無難だろう。
類似する必殺技カードの《スクラップ・フィスト》と違い、強化効果を含むことにより、ダメージステップ開始時・ダメージ計算前にも発動できる。
そのため、そのタイミングで発動することでこの効果付与にチェーンして除去される危険はかなり減らせる。