永続魔法 相手フィールド上にモンスターが存在し、 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、 800ライフポイントを払う事で手札からサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。
CROSSROADS OF CHAOSで登場した永続魔法。
条件下で手札のサイキック族モンスターを特殊召喚できる効果を持つ。
サイキック族版の《ミイラの呼び声》《神の居城−ヴァルハラ》と呼ぶには少し厳しいカード。
難しくないとはいえ発動条件は狭まり、ライフコストまで要求してくる。
特にサイキック族はただでさえライフコストを求めてくるのに更にライフを払うのは相当の痛手である。
とはいえ、上級以上のサイキック族を比較的手軽に召喚できるのは断じて無価値ではない。
汎用性の高い《二重召喚》や、ライフコストが軽く1ターンに何度も使える《血の代償》もあるが、これらと比べるとリリース用のモンスターが必要ないためコストパフォーマンスで勝っており、《血の代償》と比べると即効性もある。
最も相性がいいのは《マスター・ジーグ》で、特殊召喚後に続けて下級サイキック族を通常召喚すれば相手モンスターを即座に2体破壊可能。
ライフコストの面でも2回効果を発動するよりわずかながら軽くなるので、十分に元は取れる。
また、《スペースタイムポリス》も同様にすることで即座に効果を適用できるようになり、《アーマード・サイキッカー》は特殊召喚のみならずリリースなしでの通常召喚も狙えるので、1ターンに2体の上級サイキック族を召喚することも可能。
ただし、《マスター・ジーグ》と《アーマード・サイキッカー》の2者はライフコストによってダメージ効果がより痛手になることを考慮して使おう。
また、【サイキック族】ではありがたいライフゲイン効果を持つ《サイコ・エンペラー》をサポートするもよし、専用デッキであれば《ガスタの賢者 ウィンダール》をサポートするのもいいだろう。
これらは、あらゆるレベルのサイキック族をサーチできる《カバリスト》と合わせればより強力になる。
ただし、下級サイキック族モンスターを中心に活用するデッキでは《脳開発研究所》が存在するため事実上出番がない。
前述の上級サイキック族をメインに活用するデッキでこそ活躍するカードである。
―イラスト関連
Q:特殊召喚はチェーンブロックを作りますか?
A:作ります。(08/09/11)
Q:特殊召喚は自分メインフェイズ以外に行えますか?
A:自分メインフェイズにのみ使えます。(08/09/11)
Q:効果解決時に自分フィールド上にモンスターが存在していた場合、モンスターを特殊召喚する効果は適用されますか?
また同様に効果解決時に相手フィールド上にモンスターが存在しない場合、モンスターを特殊召喚する効果は適用されますか?
A:「アポート」の効果解決時に、自分フィールド上にモンスターが存在する場合、手札からサイキック族モンスターを特殊召喚する事はできません。
また、効果解決時に相手フィールド上にモンスターが存在しない場合も、手札からサイキック族モンスターを特殊召喚する事はできません。(09/08/22)