*《アポピスの化神/Embodiment of Apophis》 [#i348a1cc]
 永続罠
 このカードはメインフェイズにしか発動できない。
 発動後モンスターカード(爬虫類族・地・星4・攻1600/守1800)となり、
 モンスターカードゾーンに特殊召喚する。(罠カードとしても扱う。)

 [[書籍付属カード]]で登場した、初の[[罠モンスター]]。~
 使い勝手は悪くなかったのだが、更に強力な[[罠モンスター]]の登場により、ほとんど使われていない。~

 ステータスが半端で、[[守備力]]1800は及第点だが、[[攻撃力]]1600と若干心許ない。~
 しかし、[[特殊召喚]]後の[[表示形式]]が限定されていないため、迎撃要員としては[[《死霊ゾーマ》]]よりも優秀。~
 また、[[《メタル・リフレクト・スライム》]]、[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]と比較した際は、[[攻撃]]可能である点が評価できる。~
 但し、[[罠モンスター]]は[[特殊召喚]]するタイミングを選ばないのが強みであるが、[[発動]]できるのは[[メインフェイズ]]のみと、制限されてしまっている。~
 この点から、他のカードと比較しても[[汎用性]]は若干曇るのが評価を下げている理由の一つか。~
 しかし、[[相手]][[ターン]]の[[メインフェイズ]]に[[発動]]して迎撃することも可能であるし、[[発動]]後[[生け贄に捧げる]]ことも可能。~

 その他の[[罠モンスター]]の影に隠れてしまってはいるが、そこまで悪いカードではない。~
 しかし、[[生け贄召喚]]のサポート、迎撃要員、単純な[[モンスター]]としての運用と、どれ一つとっても中途半端。~

 ただし、[[【神炎皇ウリア】]]では十分に活躍してくれる。

-[[爬虫類族]]であるため、[[《超進化薬》]]の[[コスト]]に使用可能。~
平常時でも[[生け贄召喚]]に活用できる。~

-原作・アニメにおいて―~
バトルシティ編における「城之内vsリシド」戦で、罠中心[[デッキ]]を用いるリシドが使用。~
奇襲性を存分に発揮し城之内を追い詰めるが、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]によって全滅させられてしまう。~

--GXにおいては「異世界編」で十代のイメージの中で[[《ヌビアガード》]]とともにヨハンを襲いかけるシーンにて登場。~

-神話・伝承において―~
アポピスとは古代エジプトにおいて、水と土の元素からなると考えられた"毒と闇の蛇"の名前である。~
太陽神と敵対し、古くはアトゥム、後に[[ラー>《ラーの翼神竜》]]と戦いを繰り広げる、「恐ろしき者」、「危険な者」、「反逆する者」、「招かれざる者」などと呼ばれる闇の象徴として描かれている。~
[[ラー>《ラーの翼神竜》]]の航海においては、アポピスが[[ラー>《ラーの翼神竜》]]を苦しめると荒天になり、呑みこむと日蝕が起こると考えられていた。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《死霊ゾーマ》]]
-[[《メタル・リフレクト・スライム》]]
-[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]
-[[《サイバー・シャドー・ガードナー》]]

**収録パック等 [#l2f0493f]
-[[週刊少年ジャンプ(2001年36・37合併号) 付属カード>書籍付属カード#ba88fac6]] WJ-03 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#k22ed2a6]
Q:[[モンスターカード]]化したら、それは[[通常モンスター]]として扱われますか?~
A:はい、[[通常モンスター]]として扱います。他の[[罠モンスター]]と違い追加[[効果]]を持たないからです。