《アポピスの化神/Embodiment of Apophis》 †
永続罠
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードは発動後、通常モンスター(爬虫類族・地・星4・攻1600/守1800)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。
週刊少年ジャンプ(2001年36・37合併号) 付属カードで登場した永続罠。
初の罠モンスターである。
固定の数値を持つ罠モンスターとしてはステータスの合計値が最大であり、レベル4としてはまずまずの数値でもある。
だがバランスはいいものの中途半端であり、下級モンスターとなる罠モンスターにもライバルは多い。
通常モンスターとなれる中では攻撃力は《鏡像のスワンプマン》、守備力は《量子猫》の方が高く、それらは属性・種族を必要に応じて変える事が可能である。
またメインフェイズにしか特殊召喚できない欠点もあり、他の罠モンスターよりも秘匿性が落ちる。
バトルフェイズやエンドフェイズ直前に発動した場合は、再度フェイズが続行するので、この間に対応した動きをとる余地を与えてしまう。
一応、《H・C 強襲のハルベルト》を凌げる程度の守備力であり、生き残ればアタッカーとして転用できる点ではそれら2体よりは扱いやすいか。
- 《アポピスの化神》であり、《アポピスの化身》ではない。
- 「アポピス(Apophis)」とは古代エジプトにおいて、水と土の元素からなると考えられた「毒と闇の蛇」の名前である。
太陽神と敵対し、古くはアトゥム、後にラーと戦いを繰り広げた。
そのため、神話では「恐ろしき者、危険な者、反逆する者、招かれざる者」などと呼ばれる闇の象徴として描かれている。
その邪悪さの故にセトと同一視されたが、セトはアポピスの天敵とされている。
ラーの航海においては、アポピスがラーを苦しめると荒天になり、呑みこむと日蝕が起こると考えられていた。
なお、アポピスという呼び名は古典ギリシャ語の転記であり、エジプトでは「アペプ(Apep)」などと呼ばれる。
なお、上記の通り神話では闇の象徴とされているが、このカードは地属性である。
- リシド曰く、「神の聖域を汚す者に裁きを下すカード」とのことである。
- 「乃亜編」の回想シーンにおいて、海馬がモクバに株の仕組みを計100枚のカードで説明する際に使用している。
- アニメGXにおいては「アビドス3世vs家臣」戦にて、アビドス3世が使用。
直接攻撃を決め、フィニッシャーとなった。
「異世界編」では、十代のイメージの中で《ヌビアガード》と共にヨハンに襲い掛かるシーンにて登場。
- コナミのゲーム作品において―
DMシリーズではモンスターカードとして登場し、オリジナルのテキストが存在する。
「古代エジプト神話の、暗黒を支配した巨大な蛇の化身」と書かれている。
フォルスバウンドキングダムでも登場。
攻撃名は「ガーディアン・ブレード」。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードを特殊召喚する時の表示形式は、どのタイミングで決定しますか?
A:効果解決時に選択します。(10/03/15)
Q:自分フィールドの《アポピスの化神》に《禁じられた聖槍》を発動しました。
相手の《サイクロン》や《大嵐》などの魔法・罠除去カードの効果を受けた時、《アポピスの化神》は破壊されますか?
A:いいえ、破壊されません。(12/09/07)
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