*《アルカナフォース&ruby(ゼロ){0};−&ruby(ザ・フール){THE FOOL};/Arcana Force 0 - The Fool》 [#ce76bb12] 効果モンスター 星1/光属性/天使族/攻 0/守 0 このカードは戦闘では破壊されない。 このカードは守備表示にする事ができない。 このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、 コイントスを1回行い以下の効果を得る。 ●表:このカードを対象にする自分の魔法・罠・効果モンスターの効果を 無効にし破壊する。 ●裏:このカードを対象にする相手の魔法・罠・効果モンスターの効果を 無効にし破壊する。 //アルカナフォースでカード名にローマ数字を持つカードは、「ローマ数字」自体が機種依存文字のためローマ数字を全角アルファベット大文字に置き換えてください。 [[LIGHT OF DESTRUCTION]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[下級モンスター]]。~ [[アルカナフォース]]の名を持ち、2つの[[永続効果]]及び[[コイントス]]によって得る2つの[[効果]]を持つ。 [[戦闘]]によって[[破壊されない]][[効果]]を持つので、[[壁]]として優秀。~ [[【アルカナフォース】]]以外での活躍も十分見込める。~ [[セット]]や[[守備表示]]での[[特殊召喚]]も可能な上、万が一[[攻撃表示]]にされても他の[[カードの効果]]で[[守備表示]]に戻すことも出来る。~ さらに[[攻撃表示]]から[[守備表示]]に[[表示形式]]を変更できない[[効果]]があるので、[[《強制転移》]]で[[相手]]に[[送りつけ]]、[[除去]]されるまで[[サンドバッグ]]にすることも可能。 裏の[[効果]]を得たこの[[モンスター]]は、[[戦闘破壊]][[耐性]]も相俟って[[除去]]は困難になる。~ ただし、あくまで[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]に対し無効なため、[[《N・グラン・モール》]]といった[[対象をとらない効果>対象をとる(指定する)効果]]は有効である。~ [[攻撃表示]]で[[フィールド]]に出たとしても、[[《天空の聖域》]]・[[《スピリットバリア》]]を併用すれば[[戦闘ダメージ]]もシャットアウトできる。~ [[帝]]での[[除去]]や[[《死者への手向け》]]などが一切効かず、[[《マシュマロン》]]等にありがちな[[《エネミーコントローラー》]]で[[サンドバッグ]]にされるようなこともない。~ 表の[[効果]]は扱いにくいが、他の多くの[[アルカナフォース]]と異なり[[ディスアドバンテージ]]に繋がらず、重要な[[戦闘破壊]][[耐性]]を失わない点は大きい。~ そもそも[[自分]][[フィールド]]上[[モンスター]]を[[対象]]とする[[効果]]を持つ[[カード]]は少ないため、それほど大きな問題は発生しない。~ また、[[《リミット・リバース》]]や[[《奇跡の光臨》]]で[[特殊召喚]]した際に表が出た場合は、[[完全蘇生]]になることから[[メリット]]となる。~ しかし、[[相手]]に[[《エネミーコントローラー》]]等で[[攻撃表示]]にされた場合、[[相手]]は実質[[直接攻撃]]を行えるようになる。~ この場合、[[守備表示]]に出来なかったり[[《月の書》]]が効かないこともあったりする都合上、非常に厄介な存在となるため注意。~ ただし、その[[デメリット]]も[[《強制転移》]]で押しつければ逆に[[メリット]]になるため、臨機応変に使っていける[[カード]]とも言える。~ [[天使族]]であるため、[[《コーリング・ノヴァ》]]や[[《アテナ》]]から[[表側守備表示]]で[[リクルート]]及び[[蘇生]]する事もできる。~ [[コイントス]]により強力な裏の[[効果]]を得られるため、[[【アルカナフォース】]]だけで無く[[【天使族】]]でも優秀な働きをする。~ 表の[[効果]]を得た場合でも[[《アテナ》]]の[[起動効果]]は[[コスト]]であるため[[墓地]]へ送る事は可能である。~ [[《アルカナコール》]]との[[コンボ]]は非常に強力。~ [[デメリット]]の多い[[アルカナフォース]]の裏の[[効果]]を、[[カードの効果]]を[[無効]]にする強力な[[効果]]に上書きできる。~ [[除外]]したこの[[カード]]は[[《奇跡の光臨》]]で[[壁]]として再利用すれば、再度この[[コンボ]]を実行できる。~ さらに、この[[特殊召喚]]で表の[[効果]]を得た場合は[[完全蘇生]]となる。~ -[[アルカナフォース]]のナンバーは基本的にローマ数字であらわされているが、ローマ数字に0はないためこの[[カード]]のみアラビア数字表記である。 -現在OCG化されている[[アルカナフォース]]の中では唯一の「裏の方が利点となる[[効果]]」。~ アニメでは裏が[[メリット]]となる[[アルカナフォース]]に《アルカナフォースXII−THE HANGED MAN》が登場している。 -[[《ジェルエンデュオ》]]と並び3枚目以降の[[《マシュマロン》]]や[[《魂を削る死霊》]]としても検討できる。~ あちらは[[壁]]としては不安定だが状況によっては[[アタッカー]]として使え、こちらは [[表示形式]]変更に弱いものの[[壁]]としては強固である。 --また、この[[カード]]を採用するのであれば[[レベル]]1であることを活かして[[《コート・オブ・ジャスティス》]]を投入するのも有りか。~ 自身が[[壁]]として残りやすい故に[[《神の居城−ヴァルハラ》]]の[[効果]]が使えなくなることがあるためだ。~ しかし、多く採用すると逆に[[事故]]要因になるため、その際は[[デッキ]]と相談するべきである。 -[[攻撃力]]が0であるため、[[【ヴェノム】]]で採用できる数少ない[[壁]][[モンスター]]でもある。~ [[《マシュマロン》]]や[[《魂を削る死霊》]]は、[[《ヴェノム・スワンプ》]]と共存できないのだ。~ --しかし、[[《レプティレス・ポイズン》]]の[[イラスト]]では、[[《レプティレス・ゴルゴーン》]]の毒にやられて[[攻撃表示]]にされてしまっている。~ この状態では[[サンドバッグ]]同然である。~ -「[[守備表示]]にすることができない」という[[テキスト]]は、「このカードが表側攻撃表示で存在する場合、表示形式は変更できない」と読みかえる事ができる。~ すなわち、[[《ゴブリン突撃部隊》]]等でおなじみの[[効果]]と同じく、[[効果]]による[[表示形式]]変更は可能である。 -原作・アニメにおいて―~ アニメGXにおいて「十代vs斎王」(2戦目)で十代が使用(させられた)。~ 斎王の[[罠カード]]《絶対運命決定力》によって十代の[[デッキ]]から十代の[[フィールド]]に[[特殊召喚]]された。~ 十代はこの[[カード]]自体持っていないのだが、事前に斎王がダークネスに侵された[[カード]]が無いか調べる事を口実に十代の[[デッキ]]を確認し、その時にこの[[カード]]を[[デッキ]]に忍ばせるという、[[誰かとよく似た行為>《寄生虫パラサイド》]]によって十代を圧倒的不利な状況におとしめた。~ アニメでは[[効果]][[耐性]]が対象を取る[[効果]]以外にも対応していた。~ さらに「[[相手]]が[[コイントス]]の表裏によって[[効果]]を選択する場合、[[相手]]は[[コイントス]]を行わずに[[効果]]を選択することができる」という[[効果]]を持っていた。~ この[[効果]]で[[《死神の巡遊》]](アニメ仕様)、[[アルカナフォース]][[モンスター]]、[[永続魔法]]《愚者の種蒔き》を全て[[自分]]に有利な[[効果]]に変更して十代を追い詰めるのだが、[[《ミラクル・フリッパー》]]の[[効果]]によって[[破壊]]される。~ その後、[[《逆転する運命》]]と[[《アルカナコール》]]によって、[[《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》]]に逆位置の[[効果]]を与える役割を果たした。 --放送回の「今日の最強カード」のコーナーにも登場。~ 十代に「最強…っていうか最悪だ!」と言われてしまった。 --遊戯王Rに登場した[[モータートークン]]は、この[[カード]]と同じく[[攻撃表示]]から[[守備表示]]に変更できない欠点を持っていた。 -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]ではEXステージの斎王が使用する。~ 場持ちが良く、[[除去]]するのは少々面倒である。~ また、この[[カード]]と[[《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「ラプラスの悪魔」を使用できる。 -神話・伝承において―~ 「THE FOOL(愚者)」はタロットにおける大アルカナの中でも番号を持たない特殊な[[カード]](しかし便宜上0番目か22番目に配置されることが多い)。~ 正位置は「無邪気」「純粋」「天真爛漫」「自由」を表し、逆位置は「[[気まぐれ>《きまぐれの女神》]]」「無節操」「逃避」「愚考」を表す。~ タロットの図柄は「愚者が旅した世界を描いたものである」とも言われている。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#h87da2de] -[[アルカナフォース]] -[[《マシュマロン》]] -[[《魂を削る死霊》]] -[[《ジェルエンデュオ》]] -[[《X−セイバー パシウル》]] -[[《レプティレス・ナージャ》]] -[[《レベル制限A地区》]] -[[《薄幸の乙女》]] -[[雲魔物]] ―《アルカナフォース0−THE FOOL》の姿が見られる[[カード]] -[[《レプティレス・ポイズン》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#ab3ecdff] -[[【アルカナフォース】]] **収録パック等 [#ab3e14ba] -[[LIGHT OF DESTRUCTION]] LODT-JP008 -[[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]] DT11-JP014 **FAQ [#lb0435bd] Q:表の[[効果]]・裏の[[効果]]の[[効果]]種別は何ですか?~ A:[[永続効果]]です。(08/02/23) Q:[[表側攻撃表示]]のこの[[カード]]を[[カードの効果]]で[[守備表示]]に変更することは可能ですか?~ A:はい、可能です。(08/02/23) Q:この[[カード]]の[[通常召喚]]及び[[特殊召喚]]時に、[[セット]]及び[[守備表示]]の[[特殊召喚]]を選択することができますか?~ A:はい、[[守備表示]]で[[特殊召喚]]したり、[[通常召喚]]の時に[[セット]]を行うことは可能です。(08/02/23) Q:この[[カード]]が、[[表側守備表示]]での[[召喚・特殊召喚に成功した]]場合に、[[攻撃表示]]になりますか?~ A:いいえ、なりません。(08/02/23) Q:この[[カード]]が、[[リバース]]して[[表側守備表示]]になった場合、[[攻撃表示]]になりますか?~ A:いいえ、なりません。(08/02/23) //質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //質問だけの投稿はお止めください。 //未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。