*《アルカナフォース&ruby(エイティーン){XVIII};−&ruby(ザ・ムーン){THE MOON};/Arcana Force XVIII - The Moon》 [#top] 効果モンスター 星7/光属性/天使族/攻2800/守2800 このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、 コイントスを1回行い以下の効果を得る。 ●表:自分のスタンバイフェイズ時に自分フィールド上に「ムーントークン」 (天使族・光・星1・攻/守0)を1体特殊召喚する事ができる。 ●裏:自分のエンドフェイズ時に1度だけ、 自分フィールド上のモンスター1体を選択し、 そのモンスターのコントロールを相手に移す。 [[LIGHT OF DESTRUCTION]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[最上級モンスター]]。~ [[アルカナフォース]]の名を持ち、[[コイントス]]を行う[[誘発効果]]と[[コイントス]]の結果によって得られる2つの[[誘発効果]]を持つ。~ 表の[[効果]]になった場合、[[自分]]の[[ターン]]毎に[[ノーコスト>コスト]]で[[トークン]]を[[特殊召喚]]できる。~ [[ムーントークン]]には特に制約がなく、[[リンク素材]]等に活用できるが、生成タイミングが[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]と遅いのが難点。~ また、[[トークン]]は[[《アルカナフォースXXI−THE WORLD》]]の表の[[効果]]や、[[《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》]]等の[[特殊召喚]]の[[コスト]]としては利用できない。~ [[アルカナフォース]]同士でも[[シナジー]]しにくく、[[最上級モンスター]]が[[ギャンブル]]までして得るべき[[効果]]とは言いがたい。~ 裏の[[効果]]は、[[エンドフェイズ]]に[[相手]]に[[自分]]の[[モンスター]]の[[コントロール]]を渡す[[デメリット]][[効果]]。~ [[テキスト]]を読む限りではまず分からないが、この[[効果]]は[[コントロール]]を得ている[[プレイヤー]]の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]の度に何度でも[[発動]]する。~ この[[カード]]以外を[[送りつけ]]た場合、毎[[ターン]][[相手]]に[[モンスター]]を献上し続ける事になるため、基本的にこの[[カード]]自身の[[コントロール]]を移すこととなる。~ [[送りつけ]]られた[[相手]][[プレイヤー]]もこの[[カード]]を放置できない為、何らかの方法で処理しなければ、[[エンドフェイズ]]に元々の[[持ち主]]に送り返す事となる。~ 要するに、「この[[カード]]の[[コントロール]]は、[[ターンプレイヤー]]に移る」という[[《薔薇の刻印》]]のような[[効果]]だと考えても良いだろう。~ -[[リンク召喚]]の登場により、[[送りつけ]]た[[モンスター]]を[[リンク素材]]に利用される可能性が高くなってしまい、裏の[[効果]]はこの[[カード]]が登場した時よりも重い[[デメリット]]になってしまった。~ ただ、裏の[[効果]]を得たこの[[カード]]を[[リンク素材]]に利用する事で、[[エンドフェイズ]]に[[発動]]する[[送りつけ]][[効果]]を回避しやすくもなったとも言える。~ -裏の[[効果]]は見方を変えると「[[相手]]に[[自分]]の[[モンスター]]を[[送りつけ]]る」[[効果]]ともとれる。~ これを利用して実用性の有無に関わらずいろいろなことができる。~ 例えば、 > //+[[リクルーター]]を[[送りつけ]]て[[戦闘破壊]]し、[[自爆特攻]]を介さずに[[効果]]を[[発動]]する。 //+[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]を[[送りつけ]]て[[攻撃]]したり、[[《バトルマニア》]]で[[攻撃]]を強要して大[[ダメージ]]を狙う。 //+[[守備力]]の低い[[モンスター]]を[[送りつけ]]て[[《ビッグバン・シュート》]]や[[《H−ヒートハート》]]で[[貫通]][[ダメージ]]を狙う。 +[[《マンモス・ゾンビ》]]を[[送りつけ]]て[[自壊]]させ、[[ダメージ]]を与える。 +[[《アメーバ》]]を[[送りつけ]]て2000[[ダメージ]]を与える。 //+[[モンスター]]の数に差を付けて、[[《魔導ギガサイバー》]]の大量展開を行う。 +[[《自業自得》]]の威力を上げる。 +[[《ファイティング・スピリッツ》]]を装備して[[攻撃力]]を上げる。 +[[《反目の従者》]]で[[ダメージ]]を与える(この[[カード]]に装備して[[送りつけ]]る場合、次の[[ターン]]に送り返されると[[自分]]も[[ダメージ]]を受ける)。 < 等、[[コンボ]]次第では[[メリット]][[効果]]とすることもできる。~ ただし、[[最上級モンスター]]の[[効果]]で、しかもほぼ[[ランダム]]に得られるものに依存しているため、下手に狙うと[[手札事故]]を起こしかねない。~ そのため、なるべく[[汎用性]]の高いものに留めておき、決まればラッキー程度に考えておくのが無難かもしれない。~ //送りつけるのが自分のエンドフェイズだから自分から戦闘を仕掛ける系は厳しい -「THE MOON(月)」はタロットにおける大アルカナの18番目の[[カード]]。~ 正位置は「不安定」「幻惑」「現実逃避」「親友の裏切り」を表し、逆位置は「軽微なミス」「過去が蒸し返される」「徐々に好転」を表す。~ --タロットの設定に準ずるならば正位置の効果がデメリットになり、逆位置の効果がメリットになるはずだが、このカードは逆である。~ このことは、[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]も同様である。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメGXにおける「エドvs斎王」戦において斎王が使用。~ [[《D−HERO ダンクガイ》]]の[[召喚]]を[[トリガー]]として[[発動]]した[[《アルカナフォースIII−THE EMPRESS》]]の正位置の[[効果]]により、[[《アルカナフォースIII−THE EMPRESS》]]と[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]を[[生け贄に捧げて>生け贄に捧げる]][[召喚]]された。~ 正位置の[[効果]]によって[[《アルカナフォースXXI−THE WORLD》]][[召喚]]をサポートし、[[《D−HERO ディフェンドガイ》]]を[[戦闘破壊]]した後[[《アルカナフォースXXI−THE WORLD》]]の正位置の[[効果]]によって[[墓地へ送られた]]。~ 「十代vs斎王」(2戦目)では、[[永続魔法]]《愚者の種蒔き》の正位置の[[効果]]で[[墓地へ送られた]]。~ --アニメとは[[イラスト]]が異なり、[[OCG]]では身体が反転しているほか、[[モンスター]]や背景の月が大きく描かれた構図になっている。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#card] -[[アルカナフォース]] -[[《怨念の魂 業火》]] -[[《マタンゴ》]] -[[ムーントークン]] -[[《Token》(Moon)]] -[[《魔導書庫クレッセン》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[LIGHT OF DESTRUCTION]] LODT-JP015 **FAQ [#faq] Q:[[効果]]分類は何ですか?~ A:すべて別のタイミングで[[発動]]する[[誘発効果]]です。(09/01/28) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《アルカナフォースXVIII−THE MOON》,モンスター,星7,光属性,天使族,効果モンスター,攻2800,守2800,アルカナフォース);