効果モンスター 星8/光属性/天使族/攻3100/守3100 このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、 コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を得る。 ●表:自分のエンドフェイズ時に自分フィールド上の モンスター2体を墓地へ送って発動できる。 次の相手ターンをスキップする。 ●裏:相手のドローフェイズ毎に、 相手の墓地の一番上のカードを相手の手札に加える。
LIGHT OF DESTRUCTIONで登場した光属性・天使族の最上級モンスター。
アルカナフォースの1体であり、コイントスによって得る2つの効果を持つ。
コイントスの表の効果は、コストとしてモンスターを2体も要するものの、相手ターンを1ターン丸ごとスキップできるため、非常に凶悪な効果であると言える。
自分のターンを追加する行為は、単純に考えても「カードを1枚ドローする」「もう1度通常召喚を行える」「セットされた罠カードを発動できる」「自分フィールド上のモンスターはもう1度攻撃できる」「1ターンに1度のみの効果をもう1度使える」等の権利を得る事に等しく、得られるアドバンテージは非常に大きい。
ただし、コストとなるモンスターは墓地へ送る必要があるため、トークンをコストにすることはできないので注意が必要である。
リリースではないため、《精神操作》とのコンボは可能である。
かなり強力な効果であるので、コイントスを成功させるために《セカンド・チャンス》や《光の結界》でサポートしたい。
2体ものモンスターが必要である事に加え、自身も最上級モンスターであるため下準備は念入りに行う必要がある。
《黄泉ガエル》・《サクリファイス・ロータス》・《ナチュル・パイナポー》等は毎ターン自己再生可能であるため、うまくいけば完全なロックが成立するが、《光の結界》等と併用し難い。
《速攻の黒い忍者》と《異次元の偵察機》を利用した無限コストも存在するが、必要枚数が多くなるので構築難易度は高い。
このカード自身が非常に高い攻撃力をもつため、実際には2、3ターンのスキップでライフを0にできる場面も少なくない。
そのため、有限であっても、単体で動けるカードや、他の用途にも転用できるものと併用したほうが安定性は高くなる。
《ゴブリンゾンビ》と《ゾンビ・マスター》を利用したアンデット族ベースの構築ならば、《アンデットワールド》を併用する事でこのカードの蘇生も狙える。
《神の居城−ヴァルハラ》などの天使族サポートカードを共有できる《創造の代行者 ヴィーナス》も汎用性という面では非常に優れている。
天使族を軸とする場合、重くはなるが《アテナ》によってデメリット効果を回避する事も可能である。
《鬼ガエル》で《粋カエル》のコストを稼ぎ続けるといった動きも有効。
オーバーキルとなりやすいが《血の代償》とガジェット等のコンボも流用できる。
また《レベル・スティーラー》は、このカードだけでも4回分の自己再生が可能になるため相性が良い。
アドバンス召喚を狙う際には他の高レベルモンスターが必要となるが、2体を墓地へ送る事ができれば、そのまま2ターンスキップできるため、この間に他の高レベルモンスターを展開する事でさらなる継続も狙っていける。
手間はかかるが、《ガガガマジシャン》・《トラゴエディア》を用いれば、毎ターンごとにレベルを上書きする事で、《レベル・スティーラー》を無限コストとする事もできる。
後者は墓地に《レベル・スティーラー》以外の適当なモンスター(エンドフェイズにリセットされるためレベルは問わない)が必要だが、特殊召喚の条件も満たしやすいため重宝する。
《光の結界》を用いる場合、召喚権を消費しないSinモンスターも、相互的にシナジーする。
デメリット効果を得てしまった場合に、エクシーズ素材や《アドバンスドロー》のコストとしてしまう事もできるので、これら高レベルで固めた構築も十分に考えられるだろう。
さらに闇属性に特化させる事で、《ダーク・グレファー》の効果も活かしやすくなり、《レベル・スティーラー》も安定して墓地へ送る事ができる。
《レベル・スティーラー》の自己再生条件を満たせる《D−HERO ディアボリックガイ》や、先に発動した《光の結界》等をバウンスできる《BF−精鋭のゼピュロス》など、墓地へ送るモンスターのバリエーションも豊富である。
裏の効果で発動するデメリットは非常に重く、単純に考えても相手に1ターン1枚のドロー加速が約束される。
墓地の一番上という非常に操作しやすい場所からサルベージされてしまうのも問題で、場合によっては相手の強力な制限カードを使い回されてしまう可能性も高い。
極力《光の結界》と併用すべきではあるが、最悪の事態に備えエクシーズ召喚や《月の書》など無理なく回避できる、あるいはコイントスをやり直せるものも用意しておくと良い。
また、自分の墓地の状況によっては《強制転移》で相手に送りつけるのもよいだろう。
普通、相手は裏の効果を得ているこのカードを除去するのをためらうため、《逆転する運命》などを利用して裏をかけば見えないメリットとして扱うこともできる。
《王家の眠る谷−ネクロバレー》でデメリットを無効にする方法もある。
《アルカナコール》で効果を上書きするのも有効。
特に、裏の方がメリット効果である《アルカナフォース0−THE FOOL》の裏を得られれば非常に強力になる。
このカードの召喚に成功した時、 コイントスを1回行い以下の効果を得る。 ●表:自分のエンドフェイズ時、 自分フィールド上のモンスターを全て墓地に送る事で、 次の相手ターンをスキップする。 ●裏:相手のスタンバイフェイズ時、 相手は相手の墓地の一番上にあるカード1枚を手札に加える。アニメ版から大幅に調整されており、召喚でしかコイントスで効果を得られず、スキップ後の自分ターンにモンスターを持ち越せない。
―ターンをスキップ
―《アルカナフォースXXI−THE WORLD》の姿が見られるカード
Q:表の効果・裏の効果の効果種別はなんですか?
A:表の効果はエンドフェイズに発動させる起動効果、裏の効果は誘発効果になります。(08/02/23)
なお、裏の効果は「対象を取らない」効果です。(09/07/14)
Q:表の効果で墓地へ送るのはコストですか?
A:コストです。(08/02/23)
Q:表の効果は強制効果ですか?任意効果ですか?
A:任意効果です。(08/02/23)
Q:表の効果でこのカードを墓地へ送ることはできますか?
また、その場合スキップの効果は適用されますか?
A:はい、コストでこのカード自身を墓地へ送ることも可能で、スキップ効果も適用されます。(08/02/23)
Q:表の効果のコストでトークンを墓地へ送ることはできますか?
A:いいえ。コストでトークンを墓地へ送ることはできませんので、選択することはできません。(08/02/23)
Q:表の効果のコストで《閃光の追放者》を墓地へ送ることはできますか?
A:いいえ。コストで墓地へ送ることはできませんので、選択することはできません。(08/05/24)
Q:表の効果のコストで《混沌の黒魔術師》を墓地へ送ることはできますか?
A:除外されますので、選択することはできません。(08/06/05)
Q:表の効果で《闇・道化師のペーテン》・《代打バッター》を墓地へ送った場合、《闇・道化師のペーテン》・《代打バッター》の効果は発動できますか?
(墓地へ送った後にスキップの処理を挟みタイミングを逃すことになりますか?)
A:発動コストとして墓地に送った場合、相手ターンをスキップする効果処理が続くため、墓地へ送られた時に発動する効果を発動する事はできません。(08/12/17)
Q:先攻1ターン目に表の効果で相手のターンをスキップした場合、次の自分のターンでバトルフェイズを行うことはできますか?
A:はい、できます。(08/03/10)
Q:相手の《大寒波》の効果が適用されている時、表の効果によって相手のターン(ドローフェイズ)をスキップした場合、《大寒波》の効果は終了しますか?
A:終了します。(08/08/20)
Q:表の効果によって相手のターンをスキップした場合、自分の《光の護封剣》などのターンカウントはどうなりますか?
A:その場合でもターンカウントを進めます。(09/11/22)