《アルケミー・サイクル/Alchemy Cycle》

通常罠
発動ターンのエンドフェイズ時まで、自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター全ての元々の攻撃力を0にする。
この効果によって元々の攻撃力が0になっているモンスターが戦闘によって破壊され
墓地へ送られる度に、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

 ※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、テキスト内の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。

 PHANTOM DARKNESSで登場した通常罠
 一時的に自分モンスター元々の攻撃力を0にして、代わりに《引きガエル》等とほぼ同様のドローを行う誘発効果を持たせる。

 0にするのは攻撃力のみなので、守備表示モンスターがまとめて戦闘破壊されるような状況で発動すると良い。
 または戦闘ダメージ《スピリットバリア》《レインボー・ライフ》で防ぐのも手だろう。
 《強制転移》《死のマジック・ボックス》送りつければ、大ダメージを与えた上でドロー効果を使用できる。
 自分の受ける戦闘ダメージが増加するので、《ダメージ・コンデンサー》《ダメージ・ゲート》《ダメージ=レプトル》とは好相性。
 更に《アマゾネスの剣士》《マジック・スライム》《ダイガスタ・スフィアード》《ディメンション・ウォール》とのコンボで逆に相手に多大な戦闘ダメージを与えることも可能である。

 《天空の聖域》《強制転移》との相性から、《コーリング・ノヴァ》らを採用した【天空の聖域】でも活躍できる。
 しかし、《天空の聖域》相手にも効果が及ぶため、このカード攻撃力0になった天使族相手送りつけ攻撃しても大ダメージには繋がらない点に注意。

 特に発動条件もなくフリーチェーン攻撃力を0にできるので、《機械複製術》《星に願いを》適用条件を満たしたり、《奈落の落とし穴》を回避したりできる。
 元々の攻撃力を0にとあるが、元々の攻撃力を参照する効果は挙動が少々特殊なので留意しておきたい。
 例えば「フィールド上で参照する」《ミスフォーチュン》はこのカードダメージを回避できるが、「破壊して墓地へ送ってから参照する」《No.61 ヴォルカザウルス》は回避できない。
 墓地へ送られた時点で、受けた能力値変化は終了しているからである。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:ダメージステップ発動できますか?
A:はい、発動可能です。(08/03/16)

Q:このカードの発動後に召喚反転召喚特殊召喚されたモンスターに対して、《アルケミー・サイクル》の効果適用されますか?
A:いいえ、適用されません。モンスター攻撃力は0になりませんし、ドローを行う事も出来ません。(09/11/12)

Q:ドローはどのタイミングで行いますか?
A:ドロー墓地発動する強制の誘発効果であり、チェーンブロックを作ります。
  《シャインエンジェル》墓地誘発任意効果)が戦闘破壊された時は、チェーン1《アルケミー・サイクル》、チェーン《シャインエンジェル》チェーンを組んで処理します。(07/11/28)

Q:攻撃力1000のモンスター攻撃力0のモンスターがいるときに発動しました。
  「最初から攻撃力0のモンスター」が戦闘破壊されたとき、ドローできますか?
A:「このカードが持つ効果攻撃力0になっていない」ので、ドロー不可能です。(07/12/08)

Q:自分フィールド攻撃力0のモンスターしかいないときに発動できますか?
A:発動できません。(10/09/09)