*《アルケミック・マジシャン/Alchemic Magician》 [#qcd61334]
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 エクシーズ・効果モンスター
 ランク4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1500
 魔法使い族レベル4モンスター×3
 このカードの攻撃力は自分の墓地の魔法カードの数×200ポイントアップする。
 また、自分のエンドフェイズ時に1度、
 このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
 手札を1枚墓地へ送って発動できる。
 デッキから魔法カードを1枚選び、
 自分の魔法&罠カードゾーンにセットする。

 [[RETURN OF THE DUELIST]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 自身を[[強化]]する[[効果]]と[[手札]]1枚を[[コスト]]に[[魔法カード]]を[[サーチ]]する[[効果]]を持つ。~
 自身を[[強化]]する[[永続効果]]、[[エンドフェイズ]]に[[手札コスト]]1枚と引き換えに[[魔法カード]]を[[サーチ]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[種族]]指定かつ3枚という重い[[エクシーズ素材]]を指定しており、[[魔法使い族]]中心の[[デッキ]]でなければそもそも使用することが難しい。~
 [[レベル]]4[[魔法使い族]]には優秀な[[モンスター]]が多いため、[[デッキ]]構築の段階で準備していれば、[[エクシーズ召喚]]自体はそこまで難しくない。~
 [[《墓守の偵察者》]]等の[[特殊召喚]][[効果]]を持つ[[モンスター]]を活用すれば、[[エクシーズ召喚]]のハードルを下げることができる。~
 ただし、[[エクシーズ素材]]を3枚必要とするため、[[魔力カウンター]]使用後の[[《魔導戦士 ブレイカー》]]を[[エクシーズ素材]]とする等、[[ディスアドバンテージ]]の軽減に努めたい。~
 [[《マドルチェ・マジョレーヌ》]]を[[召喚]]して2体目を[[サーチ]]し、[[《血の代償》]]で[[召喚]]してまた[[効果]]を使えば[[エクシーズ素材]]の確保はできる。~
 一応、[[《ゼンマイマジシャン》]]を[[召喚]]して[[手札]]の[[《ゼンマイシャーク》]]を[[特殊召喚]]し、[[レベル]]変更[[効果]]を[[発動]]させれば、[[《ゼンマイマジシャン》]]3体を揃えて[[エクシーズ召喚]]できる。~
 [[魔法使い族]]指定かつ3枚という[[重い]][[エクシーズ素材]]を指定しており、まず[[エクシーズ召喚]]が難しい。~
 [[魔法使い族]]の[[レベル]]4であれば[[Em]]が[[エクシーズ素材]]の確保に特に適している。~
 その他、展開力があるのは[[《調弦の魔術師》]]、[[《召喚僧サモンプリースト》]]や[[《墓守の偵察者》]]、[[《ゼンマイマジシャン》]]くらいか。~
 [[《RUM−アストラル・フォース》]]で[[《ゴーストリック・サキュバス》]]から[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]できるため、そちらで出すのも手である。~
 [[《RUM−幻影騎士団ラウンチ》]]で[[ランク]]3から繋ぐのも良い。~

 一つ目の[[効果]]は[[墓地]]の[[魔法カード]]の数だけ自身を[[強化]]する[[効果]]。~
 自身の[[元々の攻撃力]]が低く、[[強化]]値も1枚につき200ポイントとさほど大きくないため、劇的な[[攻撃力]]は見込めない。~
 また、[[ランク]]4には対[[モンスター]]に長けた[[カード]]が多数存在するので、[[強化]]された[[攻撃力]]を見込んでこの[[カード]]を出す意義は希薄である。~
 とは言え、[[デュエル]]が進めば確実に枚数は増えていくので、徐々に[[攻撃力]]を高めていける。~
 [[元々の攻撃力]]が低く、[[自己強化]][[効果]]も1枚につき200ポイントとさほど大きくないため、高い[[攻撃力]]を得るのは難しい。~
 基本的に[[魔法カード]][[サーチ]][[効果]]を主軸にし、[[アタッカー]]としてはあまり期待しない方が良い。~

 [[墓地]]に多く[[魔法カード]]を溜め込みたい性質から、[[魔導書]]関連の[[魔法使い族]]とは比較的相性が良い。~
 [[《魔力掌握》]]等を多用する[[【魔力カウンター】]]も高相性である。~
 また、二つ目の[[効果]]で[[魔法カード]]を捨てることで、自身の[[攻撃力]]を上昇させることができる。~
 [[魔法カード]][[サーチ]][[効果]]は、[[魔法&罠ゾーン]]に置けない[[フィールド魔法]]以外の[[魔法カード]]であれば何でも[[サーチ]]でき、[[サーチ]]範囲はきわめて広い。~
 しかし、[[エンドフェイズ]]に[[セット]]するため、次の[[ターン]]以降にしか[[発動]]できず、速攻性がない。~
 [[サーチ]]した[[魔法カード]]は[[相手]]に[[公開]]する必要があり、[[相手]]にとって脅威となる[[カード]]であれば、次の[[相手]]の[[ターン]]に[[除去]]される可能性は高い。~

 二つ目の[[効果]]は[[自分]]の[[エンドフェイズ]]に[[手札]]1枚を[[コスト]]に、[[デッキ]]の[[魔法カード]]を[[サーチ]]する[[効果]]。~
 [[異なる置き場所>フィールドカードゾーン]]の[[フィールド魔法]]以外の[[魔法カード]]であれば、何でも[[サーチ]]できる。~
 しかし、[[エンドフェイズ]]に[[セット]]することになるため、次の[[ターン]]以降にしか使用できず、速攻性がない。~
 [[サーチ]]した[[魔法カード]]は[[相手]]に公開する必要があり、[[相手]]にとって脅威となる[[カード]]であれば、次の[[相手]]の[[ターン]]に[[除去]]される可能性が非常に高い。~
 [[コスト]]は「[[墓地へ送る]]」であり、[[魔轟神]]等の[[効果]]も使用できない点も扱いづらいが、[[《魔導術士 ラパンデ》]]を[[コスト]]にできれば[[アドバンテージ]]を回復できる。~
 [[速攻魔法]]であれば、[[エンドサイク]]さえ回避すればすぐに使用できるので、相性は悪くない。~
 [[《禁じられた聖槍》]]や[[《トーラの魔導書》]]を[[サーチ]]し[[耐性]]をつける事もできるが、ほとんどの[[速攻魔法]]は使い切りなのでわざわざこの[[カード]]を出してまで[[サーチ]]したいかは疑問が残る。~
 [[制限カード]]の[[魔法カード]]を[[サーチ]]して[[《Vivid Tail》]]で[[バウンス]]することも考えられるが、そこまでするなら[[《封印の黄金櫃》]]で十分だろう。~

 [[速攻魔法]]であれば、[[エンドサイク]]さえ回避すればすぐに使用できるようになるため、それらを主に狙うことになるだろう。~
 [[《禁じられた聖槍》]]や[[《トーラの魔導書》]]を[[サーチ]]し、[[耐性]]をつけることを狙うのもいい。~
 [[魔法カード]]を[[サーチ]]するためにはこの[[カード]]より1体多く[[エクシーズ素材]]が必要ではあるものの、[[エクシーズ素材]]に縛りのない[[《塊斬機ダランベルシアン》]]も存在する。~
 よほど[[魔法使い族]]に特化した[[デッキ]]でもない限りあちらのほうが[[エクシーズ召喚]]しやすく、あちらは[[メインフェイズ]]に[[サーチ]]しそのまま[[発動]]までできる。~
 一応こちらは維持できれば毎[[ターン]][[発動]]でき、直接[[手札]]に加えないため[[《灰流うらら》]]に妨害されないという[[メリット]]もあるが、上述の遅さは補うほどのものではない。~

 [[制限カード]]である[[魔法カード]]を[[サーチ]]し、[[除去]]を狙ってきたところを[[《砂利ケーン》]]で[[バウンス]]するのも考えられるが、そこまでしてまで[[サーチ]]するくらいなら[[《封印の黄金櫃》]]等で事足りる。~
 [[《封印の黄金櫃》]]も性質上この[[モンスター]]の[[攻撃力]]上昇を補助してくれるため、両者を採用し特化した[[デッキ]]を作るのも悪くないか。~
//-[[魔法使い族]]には[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]が少ないため、[[レベル]]4が多く[[魔法使い族]][[サポート>サポートカード]]を厚めにした[[【魔法使い族】]]では[[エクストラデッキ]]に投入されることも少なくない。~
//[[【憑依装着ビート】>【魔法族の里】#charmer]]に投入するのも一興だろう。~
//流石に厳しいものがある

 二つ目の[[効果]]を運用する場合は[[《墓守の偵察者》]]や[[《リチュア・エリアル》]]、[[《王立魔法図書館》]]といった[[手札]]消費を軽減する[[魔法使い族]]も採用し、「捨ててもよい[[手札]]がない」といった事がないようにしたい。~


-[[【魔力カウンター】]]等の他にも、前述の通り[[魔法使い族]]には優秀な[[特殊召喚]][[効果]]を持った[[モンスター]]が多いため、[[《一族の結束》]]を採用する[[魔法使い族]][[ビートダウン]]でも優秀な[[アタッカー]]として活躍が見込める。~
[[エクシーズモンスター]]には珍しく、[[攻撃力]]上昇[[効果]]は[[エクシーズ素材]]に関係なく[[適用]]されるため、更に[[魔法カード]]を溜め込みつつ[[蘇生]]することもできる。~
[[闇属性]]のため[[《カオス・ソーサラー》]]の[[コスト]]にでき、そこから[[《闇次元の解放》]]で[[特殊召喚]]したり、[[ランク]]6の[[《マジマジ☆マジシャンギャル》]]にも繋げたりできる。~
[[憑依装着>霊使い]]で固めた[[デッキ]]に投入するのも一興だろう。~
その場合[[《憑依装着−ダルク》]]で[[レベル]]4の[[魔法使い族]]を[[手札]]に加える事もできる。~
[[《スキルドレイン》]]を採用するタイプとは相性が悪いので、適宜他の[[カード]]と使い分けたい。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#cb361d46]
**関連カード [#card]
-[[《古代の採掘機》]]

-[[《シャイニート・マジシャン》]]
-[[《ダウナード・マジシャン》]]

―《アルケミック・マジシャン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《にらみ合い》]]
-[[《ライバル・アライバル》]]

-[[《エクシーズ・トライバル》]]
-[[《ゲット・アウト!》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【魔法族の里】]]

**収録パック等 [#i260f471]
**収録パック等 [#pack]
-[[RETURN OF THE DUELIST]] REDU-JP047 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#gc8188e4]
Q:[[魔法カード]]を[[セット]]する効果の分類は何になりますか?~
**FAQ [#faq]
Q:[[魔法カード]]を[[セット]]する[[効果]]の分類は何になりますか?~
A:[[誘発効果]]になります。(12/04/19)

Q:[[セット]]する[[魔法カード]]を相手プレイヤーに見せる必要はありますか?~
A:はい、お互いに確認してから[[セット]]します。(12/04/20)
Q:[[セット]]する[[魔法カード]]を[[相手]][[プレイヤー]]に見せる必要はありますか?~
A:はい、[[お互い]]に[[確認]]してから[[セット]]します。(12/04/20)

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