*《アルティメットサイキッカー/Ultimate Axon Kicker》 [#h6bc6f74]
 融合・効果モンスター
 星10/光属性/サイキック族/攻2900/守1700
 サイキック族シンクロモンスター+サイキック族モンスター 
 このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
 このカードはカードの効果では破壊されない。
 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
 その守備力を攻撃力が超えていれば、
 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
 また、このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
 破壊したモンスターの攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。

 [[DUELIST REVOLUTION]]で登場した[[光属性]]・[[サイキック族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[カードの効果]]で[[破壊されない]][[永続効果]]、[[貫通]][[ダメージ]]を与える[[永続効果]]、[[自分]]の[[ライフ]]を[[回復]]する[[誘発効果]]を持つ。

 [[サイキック族]]の[[シンクロモンスター]]1体と[[サイキック族]][[モンスター]]1体を[[融合素材]]とする特殊な[[融合モンスター]]。~
 [[《メンタルスフィア・デーモン》]]の持つ[[回復]][[効果]]、[[《ハイパーサイコガンナー》]]の持つ[[貫通]][[効果]]がそれぞれ備わっている。~
 なお[[特殊召喚]]の制限は[[エクストラデッキ]]からのみなので、正規の手順で[[融合召喚]]すれば[[蘇生]]や[[帰還]]も可能である。~

 この[[カード]]の何よりの魅力は、あらゆる[[カードの効果]]による[[破壊]]に対する[[耐性]]であり、[[除去]][[効果]]と[[攻撃力]]を兼ね備えた[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]や[[《マスター・ヒュペリオン》]]なども難なく排除できる。~
 そして[[相手]]がこの[[モンスター]]の[[除去]]に手間取れば、[[貫通]]+[[回復]][[効果]]によって確実に[[ライフ・アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~

 ただし、[[《メンタルスフィア・デーモン》]]には効かなかった[[《次元幽閉》]]や[[《強制脱出装置》]]などの[[カード]]に弱い。~
 [[《月の書》]]や[[《エネミーコントローラー》]]で[[守備表示]]にされると低めの[[守備力]]を晒す事になる。~
 ただし、[[《メンタルスフィア・デーモン》]]の[[効果]]は他の[[サイキック族]]にも[[適用]]できるため、同時に並べることができればこれらの[[カード]]も克服できる。~
 また、[[戦闘破壊]]への[[耐性]]までは持ち合わせていないため、[[《青眼の白龍》]]等の[[攻撃力]]3000クラスの[[モンスター]]にあっさり[[戦闘破壊]]されてしまう事も珍しくない。~
 [[エクシーズモンスター]]に対しては特に辛く、[[ランク]]3では[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]に、[[ランク]]4では[[《交響魔人マエストローク》]]に処理されてしまう。~
 これらを防ぐために、[[魔法・罠カード]]によるバックアップは欠かさずにおきたいところ。~
 一つの[[デッキ]]で行える対抗手段には限りがあるので、一度でも反撃の芽を摘むことができれば、そのまま押しきれる可能性は高くなる。~

 なお、「[[カードの効果]]で[[破壊されない]]」というのは、単に[[《ブラック・ホール》]]や[[《激流葬》]]が効かないだけではない。~
 [[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《ブレインハザード》]]、[[《サイコ・チューン》]]などの[[自壊]][[効果]]が[[発動]]しても[[破壊されず>破壊されない]]、[[完全蘇生]]状態となる。~
 加えて[[《沈黙のサイコウィザード》]]や[[《寡黙なるサイコプリースト》]]の[[効果]]など、[[蘇生]]([[帰還]])手段に恵まれているのもこの[[カード]]の強みと言える。~

 [[シンクロモンスター]]を[[融合素材]]とする上に[[融合素材代用モンスター]]も使えないが、[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]で[[融合召喚]]できるので、[[召喚]]は難しくない。~
 上記のように突破口は少なくないが、[[手札]]1枚で[[召喚]]できる[[モンスター]]としては十分に強力と言える。~
 [[《マジカル・アンドロイド》]]経由で他の[[シンクロモンスター]]に繋いだ上で、[[シンクロ素材]]として[[墓地]]へ送られた[[《マジカル・アンドロイド》]]と[[サイキック族]]を[[融合素材]]にするのが理想的。~
 [[【サイキック族】]]では元々[[サイキック族]]の[[シンクロモンスター]]を優先的に[[シンクロ召喚]]するため、[[デッキ]]に[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]を挿しておけば自ずと[[発動]]機会は訪れる。~
 [[融合素材]]として[[除外]]した[[サイキック族]]は[[《サイコパス》]]や[[《ブレインハザード》]]で使い回せるので、[[【次元召喚】]]軸の[[【サイキック族】>【サイキック族】#t8b88cd5]]では特にお勧め。~
 [[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]やすい[[【ガスタ】]]でも、[[攻撃力]]不足を補う切り札としての活躍が期待できる。~

-[[回復]][[効果]]は[[《メンタルスフィア・デーモン》]]と違って「[[元々の攻撃力]]分だけ」と書かれていない。~
しかし[[《E・HERO スチーム・ヒーラー》]]と同様、[[墓地]]参照の[[効果]]なので、[[回復]]できる[[ライフポイント]]は[[元々の攻撃力]]分となる。

-基本的に[[【サイキック族】]]・[[【ガスタ】]]以外での使用は難しい。~
[[《マジカル・アンドロイド》]]・[[《超念導体ビヒーマス》]]・[[《メンタルスフィア・デーモン》]]は[[縛り]]がなく[[効果]]も[[汎用性]]があるので他の[[デッキ]]にも採用できるが、この[[カード]]を含め[[エクストラデッキ]]をかなり圧迫してしまう。~
//さすがにヘルストランサーに汎用性はない
[[シンクロモンスター]]及び[[エクシーズモンスター]]の増加に伴い、[[エクストラデッキ]]の取捨選択は重要になっているので、無理に組み込むよりは素直に上記の[[デッキ]]で使うのが無難である。~

-「サイキッカー」は和製英語であるため、[[英語名]]は[[《アーマード・サイキッカー》]]に合わせて「Axon Kicker」が使われている。

-[[イラスト]]は[[《メンタルスフィア・デーモン》]]がさらなる進化を遂げたといった感じの姿であり、下半身は蛇状に変化している。~
また、角や爪がより大きく鋭くなって体の一部からはトゲが生えており、[[《メンタルスフィア・デーモン》]]よりもさらに凶悪な印象を受ける。~

--[[《メンタルスフィア・デーモン》]]は[[闇属性]]だが、この[[カード]]は[[光属性]]である。

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では、EXステージのディヴァインが使用。~
アニメに一切登場していないが、専用ボイスまで用意されている。~
[[フィールド]]上に出される時はカメラワークが随分寄る演出であり、[[攻撃力]]の割に投げつけるエネルギー弾は小さい。~

**関連カード [#c62eb45a]
-[[《メンタルスフィア・デーモン》]]
-[[《ハイパーサイコガンナー》]]

-[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の[[ステータス]]に依存した[[ライフ回復]][[効果]]は[[《守護天使 ジャンヌ》>《守護天使 ジャンヌ》#h70617d8]]を参照

―[[カードの効果]]では[[破壊されない]]
-[[アスモトークン]]

-[[《ネオス・ワイズマン》]]

-[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]([[相手]]の[[カードの効果]]限定)
-[[《セイヴァー・デモン・ドラゴン》]]

//―《アルティメットサイキッカー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#iaef3ce0]
-[[【サイキック族】]]
-[[【ガスタ】]]

**収録パック等 [#gd5b843f]
-[[DUELIST REVOLUTION]] DREV-JP039 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#o3d09838]
Q:この[[カードの効果]]によって[[回復]]できる[[ライフポイント]]は、[[戦闘破壊]]し[[墓地へ送った]][[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]分になりますか?~
A:はい、そうなります。(10/04/17)

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