通常魔法 「アルマの魔導書」以外のゲームから除外されている 自分の「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を選択して手札に加える。 「アルマの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。
ABYSS RISINGで登場した通常魔法。
除外されている魔導書を手札に回収する効果を持つ。
魔法・罠カードはモンスターに比べ再利用しづらいために便利ではあるが、除外される機会自体が基本的に少ない。
このカードを採用する場合、前提として《魔導法士 ジュノン》や《ゲーテの魔導書》など、墓地の魔導書を除外する必要のあるカードを多く採用する必要がある。
サーチカードとして見た場合、どうしても見劣りしてしまう。
魔導書には既に全ての魔導書をサーチ出来る《グリモの魔導書》が存在し、そもそもデッキからサーチすれば良い状況も多い。
そのため4枚目以降の《グリモの魔導書》としての役割や、3枚使い切った魔導書を再利用する等の用途に限定されてしまう。
しかし、魔導書枚数に着目してみると、手札は変わらず墓地が増えて除外が減っている。
つまり枚数としては、手札を減らさない魔導書専用《異次元からの埋葬》1枚版という事になり、なかなかお得である。
また、1ターンに1度の制限を持つ魔導書において《グリモの魔導書》との連続発動が可能な点は見逃せない。
除外しておいた《グリモの魔導書》を回収し即発動させ、発動回数や墓地の魔導書枚数を稼ぐ事ができる。
《魔導老士 エアミット》や【魔力カウンター】なら発動回数増加の恩恵を大きく受けられる。
《魔導法士 ジュノン》と、《魔導書院ラメイソン》(または《魔導戦士 フォルス》)が場に存在する時、以下のような魔導書の循環が可能になる。
手札・墓地リソースを全く消費せずに毎ターン、1枚の破壊と1ドローを行える。
デッキに戻すギミック(上記4)を採用せずとも、2〜3枚目の《アルマの魔導書》を利用すれば《魔導法士 ジュノン》単体でも3ターン循環させられる。
上記の流れで手札から魔導書が減らないため、《ネクロの魔導書》で《魔導法士 ジュノン》を蘇生する時に見せる魔導書として確保できるのも嬉しい。
上記1で《魔導召喚士 テンペル》の条件を満たす事もでき都合がいい。
この様に、《グリモの魔導書》には決してできない「《グリモの魔導書》を手札に加える事」ができるのがこのカードの強みである。
《魔導法士 ジュノン》・《ゲーテの魔導書》と共に使う事で墓地の魔導書枚数を稼ぐ(回復させる)カードであると言えよう。