《アレキサンドライドラゴン/Alexandrite Dragon》

通常モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻2000/守 100
アレキサンドライトのウロコを持った、非常に珍しいドラゴン。
その美しいウロコは古の王の名を冠し、神秘の象徴とされる。
――それを手にした者は大いなる幸運を既につかんでいることに気づいていない。

 STARTER DECK(2012)で登場する光属性ドラゴン族下級モンスター
 《ジェネティック・ワーウルフ》以来、2体目の攻撃力2000を誇るレベル通常モンスターであり、属性種族以外はあちらと同等のステータスである。

 光属性アタッカーという点だけをみるならば、サポートカードの豊富な《E・HERO アナザー・ネオス》《闇竜の黒騎士》、強力な効果を持つ《ライオウ》等に軍配があがるが、それらを一方的に戦闘破壊できるという点は強力である。
 ただし、その場合でも《サイバー・ドラゴン》《ライトロード・パラディン ジェイン》といったカードの存在もあるため、活かすとすればやはり種族および通常モンスターである点となる。

 デメリットアタッカー《アックス・ドラゴニュート》《ヘル・ドラゴン》《グランド・ドラゴン》と同値であり、デメリットのない下級ドラゴン族としては最強の攻撃力を誇る。
 安定したアタッカーとして使えるため、【ドラゴン族】においても一考の余地がある。
 《ライトパルサー・ドラゴン》《ダークフレア・ドラゴン》《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》墓地コストとなる点で、自身の属性も有効に働く。
 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》《F・G・D》特殊召喚を妨害する《インヴェルズ・ローチ》《ライオウ》《コアキメイル・ドラゴ》も一方的に排除できる。

 光属性ドラゴン族通常モンスターという点から、《青眼の白龍》聖刻等とサポートカードを共有できるというメリットもある。
 同様に通常モンスター専用のサポートカードを取り入れる《真紅眼の黒竜》中心のデッキでもシンクロ素材などに組み込みやすい。
 攻撃力2000の通常モンスターなので、《レスキューラビット》から即座に《銀河眼の光子竜》特殊召喚条件を満たすことができ、こちらともサポートカードを共有しやすい。
 当然《レスキューラビット》からのランクエクシーズ召喚の素材としても有用である。

 単純に通常モンスターとして扱う場合は《ジェネティック・ワーウルフ》と基本的に同じ動きになる。
 ただし上述のようなサポートカードを用いない場合でも、両者の属性の違いは微妙な影響を及ぼす。
 《御前試合》発動中に、《レスキューラビット》から《ジェムナイト・パール》《カチコチドラゴン》までは利用できる。
 一方、光属性ドラゴン族を必要とするシンクロモンスターエクシーズモンスターに関しては、レベルや素材数の都合上、あちら程自然には組み込めない。
 1900アタッカーを相手にでき、さらに対応力の高い《ヴェルズ・ヘリオロープ》も存在するため、単純なステータスの高さだけで通常モンスターを扱うデッキに採用できるわけではない。
 これらのデッキでは想定するメタや、サポートカードの有無によって使い分けたい。

関連カード

収録パック等