*《アンデット・スカル・デーモン》 [#y69d1015]
*《アンデット・スカル・デーモン/Archfiend Zombie-Skull》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星６/闇属性/アンデット族/攻2500/守1200
 「ゾンビキャリア」＋チューナー以外のアンデット族モンスター２体以上
 自分フィールド上に表側表示で存在する
 アンデット族モンスターはカードの効果では破壊されない。
//英語名未表記カード　英語名を表記したらこの部分は削除
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 自分フィールド上のアンデット族モンスターは、カードの効果では破壊されない。

　[[ANCIENT PROPHECY]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[シンクロモンスター]]。~
　[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[アンデット族]][[モンスター]]に[[破壊]][[耐性]]を付与する[[永続効果]]を持つ。~
　[[自分]][[フィールド]]の[[アンデット族]]に[[カードの効果]]で[[破壊されない]][[耐性]]を付与する[[永続効果]]を持つ。~

　[[対象をとらない効果>対象をとる（指定する）効果]]にも[[破壊]][[耐性]]を付けることができるため、[[アンデット族]][[モンスター]]を大量展開する上で[[《奈落の落とし穴》]]を初めとして、[[《ライトニング・ボルテックス》]]や[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]といった[[全体除去]]も警戒する必要がなくなるのが強み。~
　また[[《激流葬》]]や[[《つり天井》]]を[[発動]]することで一方的に[[相手]]の[[モンスター]]のみを[[破壊]]するといったことも可能となる。~
　この[[カード]]自身も[[耐性]]を得られるため、[[シンクロ素材]]に[[《ゾンビキャリア》]]と[[チューナー]]以外の[[アンデット族]][[モンスター]]''２体以上を要求する''ことを除けば、単体で運用しても十分強力である。~
　[[チューナー]]・非[[チューナー]]の[[種族]]・数と３重の[[縛り]]があり、特に指定[[チューナー]]の[[《ゾンビキャリア》]]の[[レベル]]の関係から[[シンクロ召喚]]が難しい。~
　一応代替[[チューナー]]で[[レベル]]調整が利く[[《ペインペインター》]]がいるが、３枚消費してまで[[シンクロ召喚]]したいかは疑問なところ。~
　使うならば[[《スケープ・ゴースト》]]の[[黒羊トークン]]や[[《ゴブリンゾンビ》]]を[[シンクロ素材]]にして[[ディスアドバンテージ]]を軽減したい。~
　[[《ホーンテッド・アンデット》]]で[[《増殖するＧ》]]などの[[レベル]]２を[[除外]]して生み出した[[ホーンテッドトークン]]を利用するのも手。~

　[[攻撃力]]は高く、同[[レベル]]帯の[[シンクロモンスター]]と比べても決して見劣りしない。~
　その上[[破壊]][[効果]]への[[耐性]]まで持つことができる優秀な[[モンスター]]である。~
　ただし[[シンクロ素材]]が[[アンデット族]]に限定されている上、[[《ゾンビキャリア》]]と合わせて３体以上を[[フィールド]]に揃えねばならないのが曲者で、狙って[[シンクロ召喚]]を行うなら専用[[デッキ]]に寄った構築が必要となる。~
　[[【ワイト】]]ならば[[《ワイト》]]or[[《ワイトキング》]]＋[[《ワイト夫人》]]の他、[[《簡易融合》]]採用型では[[《フレイム・ゴースト》]]も[[シンクロ素材]]となってくれる。~
　それ以外では[[【ローレベル】]]で[[《マーダーサーカス・ゾンビ》]]等を[[《同姓同名同盟》]]で複数展開するのが狙い目か。~
　[[蘇生制限]]はないため、一度[[シンクロ召喚]]した後は[[アンデット族]]専用の[[蘇生]][[カード]]で使い回すことも視野に入れたい。~
　基本的には[[《妖刀−不知火》]]の[[墓地]][[効果]]や、[[《イモータル・ドラゴン》]]を経由した[[《シャドー・インパルス》]]で[[特殊召喚]]したい。~
　これらはいずれも[[蘇生制限]]を満たしていないため、[[特殊召喚]]後は可能な限り[[フィールド]]にとどめる必要がある。~
　[[除去]]される可能性は高いが、[[シンクロ召喚]]扱いとして[[特殊召喚]]できる[[《王魂調和》]]を使うのも手。~

　[[《アンデットワールド》]]を併用すれば[[シンクロ召喚]]の難しさは若干緩和されるが、[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]や[[《死者蘇生》]]で[[コントロール奪取]]された場合は自分の首を絞めることにもなってしまい、負うリスクも高い。~
　同様に[[ミラーマッチ]]においても[[《デスカイザー・ドラゴン》]]等によって[[墓地]]から奪われやすいため、使用には十分な注意が必要となる。~
　しかも、[[《デスカイザー・ドラゴン》]]を倒すことが困難になり、倒してもこのカードは[[自壊]]しないので危険である。
　[[フィールド]]に存在するだけで、全ての[[アンデット族]]にあらゆる[[カードの効果]]による[[破壊]][[耐性]]を持たせられるため、安全な大量展開に繋げられる。~
　[[《奈落の落とし穴》]]の回避だけでなく、[[《ブラック・ホール》]]等の[[全体除去]]も[[相手]]にだけ被害を与えられる。~
　逆に[[相手]]の[[全体除去]]に[[チェーン]]して[[《リビングデッドの呼び声》]]から[[蘇生]]させれば[[相手]]の思惑を崩すことも難しくない。~
　[[《リビングデッドの呼び声》]]が[[除去]]されても[[自壊]]しないため、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]や[[《励輝士 ヴェルズビュート》]]が[[相手]]でも対処しやすい。~

　もはやお約束ではあるが、[[バウンス]]や[[除外]]には[[耐性]]がないことや、[[裏側表示]]の[[アンデット族]]には何の影響も与えられない点に注意。~
　また、[[シンクロ召喚]]に必須な[[《ゾンビキャリア》]]が現在[[制限カード]]であることも欠点といえる。~
　ただし、[[バウンス]]や[[除外]]には一切[[耐性]]がなく、また、[[裏側表示]]の[[アンデット族]]には何の影響も与えられない。~
　また、[[《月の書》]]等で自身を[[裏側守備表示]]にされると低[[守備力]]を晒すだけでなく[[破壊]][[耐性]]までも失ってしまう。~

-この[[カード]]と[[《アンデットワールド》]]、[[自壊]][[効果]]を持つ[[モンスター]]ばかりを集めた専用[[デッキ]]を組むことが可能で、他のデッキではまねできない動きができる。
-[[《アンデットワールド》]][[適用]]下では、元々の[[種族]]が[[アンデット族]]以外の[[モンスター]]にも[[耐性]]を与えられる。~
しかし、この[[カード]]を[[コントロール奪取]]された場合、[[相手]]の[[モンスター]]に[[耐性]]を与えてしまうことになる。~

-[[種族]]以外の[[ステータス]]が同じなので、[[《デーモンの召喚》]]・[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]が[[アンデット化>リメイク]]した[[モンスター]]だと思われる。~
--[[ミラーマッチ]]では[[《デスカイザー・ドラゴン》]]等によって[[墓地]]から奪われるため非常に危険。~
[[《デスカイザー・ドラゴン》]]に[[効果破壊]][[耐性]]が付与され、あちらを倒してもこの[[カード]]自身は[[自壊]]しない。~

-実質的な[[戦闘破壊]][[耐性]]がある[[《カース・オブ・ヴァンパイア》]]との相性は良い。~
対照的な関係にある[[《ヴァンパイア・ロード》]]との相性はいまいちである。~
-この[[モンスター]]と[[アンデット族]]を[[宣言]]した[[《ＤＮＡ改造手術》]]が存在していても、[[《墓守の長》]]などの[[１枚しか存在できない]][[モンスター]]が２体存在することになった場合の[[破壊]]は[[カードの効果]]による[[破壊]]ではないため防げない。~
//(14/03/21)公式DBより

-[[デーモン]]の名を冠する[[モンスター]]ではあるが、[[シンクロ素材]]に[[アンデット族]]が指定されており、自身も[[アンデット族]]のため[[悪魔族]]及び[[デーモン]]の一部[[サポートカード]]とは噛み合わせが悪い。~
-上述の通り複数の[[縛り]]に加え、一時期は[[《ゾンビキャリア》]]の[[制限カード]]化により長らく[[シンクロ召喚]]自体が困難な状況が続いた。~
その後[[《ゾンビキャリア》]]の代用[[モンスター]]である[[《ペインペインター》]]が登場し、[[シンクロ召喚]]がやや容易になる。~
更には[[シンクロ召喚]]ではないが、[[チューナー]]指定を無視できる[[《妖刀−不知火》]]等の登場により、以前よりも格段に[[フィールド]]に出しやすくなった。~

//-コナミのゲーム作品において―~
-[[アンデット化>《真紅眼の不死竜》#card]]してしまった[[《デーモンの召喚》]]。~
全身の繊維状の筋肉が朽ちて垂れ下がっているのが特徴的である。~
[[破壊]][[耐性]]は[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]を意識しているのだろうか。~

//-神話・伝承において―~
--[[デーモン]]の名を冠する[[モンスター]]ではあるが、[[シンクロ素材]]に[[アンデット族]]が指定されており、自身も[[アンデット族]]のため、[[悪魔族]]及び[[デーモン]]の一部[[サポートカード]]とは噛み合わせが悪い。~
ただし、[[《デーモンの雄叫び》]]で[[完全蘇生]]させることができる。~

**関連カード [#r40d77b4]
-扱いづらいせいか、海外版では[[レアリティ]]が[[スーパー>Super]]に格下げされた。~
日本でも[[DUELIST EDITION Volume 4]]での再録に当り、[[ノーマル>Normal]]に格下げされている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「セレナvsトニー」戦でトニーが使用。~
経過が省略されていたが、３体がトニーの[[フィールド]]に並んでいた。~
しかし、３体それぞれがセレナの[[《月光舞豹姫》]]からの[[２回攻撃]]を受けて[[戦闘破壊]]され、トニーは敗れた。~

--コモンズの面々は[[レアカード]]を何枚も所持できるような身分ではないと作中で明言されているが、トニーは３枚所持していた。~
[[OCG]]での初出では[[ウルトラレア>Ultra]]（及び[[アルティメットレア>Ultimate]]）だったが、前述の通り再録時に[[ノーマル>Normal]]へ格下げされているため、そちらに合わせたと思われる。~

-コナミのゲーム作品において―~
「[[TAG FORCE4>ゲーム付属カード#TF4]]」では、アニメでもゲーム中の[[デッキ]]でも使用していないにもかかわらず、鬼柳京介が[[シンクロ召喚]]した時等に専用ボイスが用意されている。~
本編でのチーム・サティスファクション時代の回想シーンからおそらく[[【デーモン】]]を使用していたからだろう。~

**関連カード [#card]
-[[デーモン]]

-[[《ゾンビキャリア》]]
--[[《ペインペインター》]]
--[[《マッドマーダー》]]

-[[《海竜神の加護》]]

-[[《デーモンの召喚》]]
-[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]

//―《アンデット・スカル・デーモン》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク
-[[《エナジー・ブレイブ》]]
-[[《桜姫タレイア》]]
-[[《オレイカルコス・シュノロス》]]
-[[《巨星のミラ》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]
―《アンデット・スカル・デーモン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《波動再生》]]

**収録パック等 [#fe8399e9]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【不知火】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ANCIENT PROPHECY]] ANPR-JP042 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 4]] DE04-JP022

**FAQ [#d5488a71]
**FAQ [#faq]
Ｑ：[[効果]]分類は何ですか？~
Ａ：[[永続効果]]です。（09/04/22）
Ａ：[[永続効果]]です。(09/04/22)

Ｑ：この[[カード]]が[[表側表示]]で[[自分]][[フィールド]]上に存在する時、[[自分]][[フィールド]]上に[[裏側守備表示]]で存在する[[アンデット族]][[モンスター]]は[[《硫酸のたまった落とし穴》]]で[[破壊]]されますか？~
Ａ：[[破壊]]されるのかされないのか、その後[[裏側表示]]に戻るのかどうか含めて[[調整中]]です。(09/06/28)~
//[[破壊]]されません。(09/04/22)~
Ｑ：[[自分]][[フィールド]]にこの[[カード]]と、[[《アンデットワールド》]]の[[効果]]で[[アンデット族]]になった、元々の[[種族]]が[[アンデット族]]以外の[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在します。~
　　[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]が[[全体破壊>全体除去]][[効果]]を[[発動]]した時、[[自分]][[フィールド]]の元々の[[種族]]が[[アンデット族]]ではない[[モンスター]]は[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[破壊]]されますか？~
Ａ：いいえ、[[破壊]]されません。(09/09/26)

Ｑ：この[[カード]]が[[表側表示]]で[[自分]][[フィールド]]上に存在する時、[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[《魂を削る死霊》]]が[[カードの効果]]の[[対象]]になった場合、[[《魂を削る死霊》]]は[[自壊]]しますか？~
Ａ：[[《魂を削る死霊》]]が[[カードの効果]]の[[対象]]になった場合でも[[破壊]]されません。(09/04/22)
Ｑ：この[[カード]]が[[表側表示]]で[[自分]][[フィールド]]に存在する時、[[自分]][[フィールド]]に[[表側表示]]で存在する[[《魂を削る死霊》]]が[[カードの効果]]の[[対象]]になった場合、[[《魂を削る死霊》]]は[[自壊]]しますか？~
Ａ：いいえ、[[自壊]]しません。(09/04/22)

Ｑ：[[《デーモンの雄叫び》]]で[[蘇生]]した場合、[[エンドフェイズ]]にどうなりますか？~
Ａ：[[破壊]]されません。その後も[[リリース]]はできません。（09/04/22）
Ａ：[[破壊]]されませんが、その後も[[リリース]]はできません。(09/04/22)

Ｑ：この[[カード]]が[[表側表示]]で[[自分]][[フィールド]]に存在する時、[[自分]][[フィールド]]に[[裏側守備表示]]で存在する[[アンデット族]][[モンスター]]は[[《硫酸のたまった落とし穴》]]で[[破壊]]されますか？~
Ａ：いいえ、[[破壊]]されず、[[表側守備表示]]で[[フィールド]]にとどまります。(15/08/02)
//Ａ：はい、[[破壊]]されます。(12/02/25)
//Ａ：[[破壊]]されません。(10/10/12)

//質問だけの投稿は禁止。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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