フィールド魔法 このカードがフィールド上に存在する限り、 フィールド上及び墓地に存在する 全てのモンスターをアンデット族として扱う。 また、このカードがフィールド上に存在する限り、 アンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚をする事はできない。
ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−で登場したフィールド魔法。
フィールドと墓地のモンスターをアンデット族にする効果、アンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚を封じる効果を持つ。
フィールド上のほぼ全てのモンスターに対してアンデット族のサポートカードを使用できるようになる。
相手依存であった《傀儡虫》を活用する機会が増え、ハンデスや2回攻撃効果を持つモンスターに《威圧する魔眼》を適用させることもできる。
また、墓地のモンスターも変更するので、豊富な蘇生カードを持つアンデット族特有の持ち味を存分に発揮できる。
【アンデット族】に不足していた除去効果や、《聖鳥クレイン》等の特殊召喚時に効果を使えるモンスター等、選択肢は多岐に渡る。
最上級モンスターも墓地蘇生を経由する事で後述のデメリットを回避でき、フィールド魔法故に地縛神の併用も難しくない。
加えて相手の墓地も変更されるため、《ゾンビ・マスター》を始め《デスカイザー・ドラゴン》や《闇竜の黒騎士》等の相性も抜群。
ただし、《一族の結束》は墓地のモンスターの「元々の種族」を参照するため、このカードとのコンボは出来ない。
後半のアドバンス召喚を封じる効果もそこそこ優秀であり、【帝コントロール】や【インヴェルズ】に対して終始優位に立てる。
ただし、《生贄封じの仮面》と違いリリース自体を封じる訳ではないため、聖刻や《D−HERO Bloo−D》等の特殊召喚は阻害しない。
一応聖刻は墓地からドラゴン族の通常モンスターを蘇生できなくなるため、ある程度の動きは拘束できる。
アンデット族以外の種族関連カードのメタという側面もあり、墓地にも影響が及ぶため《DNA改造手術》より強力。
《ネジマキシキガミ》や《不死武士》は特殊召喚できず、《ギガプラント》や《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》は蘇生効果を使えない。
強力な耐性効果を持つ《毒蛇神ヴェノミナーガ》もこのカードの発動下では非常に脆い存在となる。
《戦士の生還》や《リミッター解除》等の種族サポートも完全に腐らせてしまう。
しかし、裏側表示のモンスターに影響はなく《ゴッドバードアタック》や《フィッシャーチャージ》の発動は可能な点に注意。
―イラスト関連
Q:フィールド上に裏側表示で存在するモンスターもアンデット族として扱いますか?
A:いいえ、扱いません。(08/06/21)
Q:《DNA改造手術》でアンデット族以外を宣言した後、このカードを発動した場合、フィールド上のモンスターの種族は何になりますか?
A:アンデット族になります。(08/06/21)
Q:このカードを発動した後、《DNA改造手術》でアンデット族以外を宣言した場合、フィールド上のモンスターの種族は何になりますか?
A:《DNA改造手術》で宣言した種族になります。(08/06/21)
Q:このカードの効果適用中、アンデット族以外のモンスターのアドバンスセットはできますか?
A:いいえ、その行為もアドバンス召喚に含まれるため、できません。
なお、アンデット族モンスターをアドバンスセットする際は、「そのモンスターが本当にアンデット族かどうか」を相手に確認させる必要はありません。(08/06/21)
Q:このカードの効果適用中、《ゾンビ・マスター》や《デスカイザー・ドラゴン》の効果を「本来の種族がアンデット族ではないモンスター」を選択して発動しました。
この時、チェーンしてこのカードが破壊された場合、蘇生効果は適用されますか?
A:いいえ、アンデット族ではなくなったので、適用されません。(08/07/23)
Q:このカードの適用中、《傀儡虫》の効果で「本来の種族がアンデット族ではないモンスター」のコントロールを奪いました。
その後、このカードが破壊された場合、元のコントローラーのフィールドに戻りますか?
A:いいえ、戻りません。(10/07/04)