《イタクァの暴風/Windstorm of Etaqua》 †
通常罠
相手フィールド上に表側表示で存在する
全てのモンスターの表示形式を変更する。
遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 付属カードで登場した通常罠。
表側表示の相手モンスターの表示形式を全て変更する。
このカードの効果は対象をとる効果ではない。
自分のモンスターの表示形式を変更しない点が《重力解除》と異なる。
《聖なるバリア−ミラーフォース−》にチェーンして自分のモンスターを守ることができない点で《重力解除》に劣る。
《エネミーコントローラー》と違い《魂を削る死霊》を破壊することもできない。
- 長い間、なぜか《断頭台の惨劇》とのコンボが不可能という妙な裁定が出ていた。
これは、過去ではテキストが「表示形式を変更する」ではなく「入れ替える」と表記されていたためである。
現在は他の表示形式変更カードと同じく可能という裁定に統一されている。
- コナミのゲーム作品において―
DSのWCS2007の詰めデュエルでは、このカードと《断頭台の惨劇》とのコンボを利用して敵モンスターを破壊する問題がある。
(当時は旧裁定の頃であり、このコンボはOCGでは不可能なはずであった。)
ゲーム特有のバグなのか、それとも知られていなかっただけで、この頃から既に新しい裁定が出されていたのか…。
- PS版「真DM2」では魔法カードであり、場のすべての鳥獣族を600強化というOCGとは全く異なったカードであった。
- 神話・伝承において―
「イタクァ」とはクトゥルー神話に登場する旧支配者の一体の名である。
北米の風の精霊がモチーフとなっており、「風に乗りて歩むもの」と呼ばれることもある。
恐ろしく背の高い人のような姿をしており、出会った人間を捕らえてはあちこち連れ回し、最後は地上に投げ捨てると言われている。
殆どの人間は落下の際に死亡し、運良く助かった者も連れ回されている間に極寒の高地に順応した体になってしまっている為、長くは持たない。
また、人間などの生き物を小型のイタクァに変化させる事もできる。
上記のように人型だが、イラストに描かれているのは鳥である。
関連カード †
―クトゥルー神話関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:《イタクァの暴風》の効果で表示形式を変更させた後、《断頭台の惨劇》を発動できますか?
A:はい。《イタクァの暴風》の効果によって、モンスターの表示形式が表側攻撃表示から表側守備表示に変更された時に、《断頭台の惨劇》を発動し、モンスターを破壊する事ができます。(08/10/12)