*《イビリチュア・ソウルオーガ/Evigishki Soul Orge》 [#j2603c76] 儀式・効果モンスター 星8/水属性/水族/攻2800/守2800 「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。 1ターンに1度、手札から「リチュア」と名のついたモンスター1体を捨てる事で、 相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して持ち主のデッキに戻す。 //英語名 動画の0:50を参照 ttp://www.youtube.com/watch?v=ZdOMdKu8CoA [[DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−]]で登場した[[水属性]]・[[水族]]の[[儀式モンスター]]。~ 相手の[[カード]]を[[デッキ]]に[[バウンス]]する[[起動効果]]を持つ。~ [[リチュア]]の[[儀式モンスター]]では[[攻撃力]]・[[守備力]]・[[レベル]]のいずれも最も高い[[カード]]であり、また[[リチュア]]唯一の[[除去]][[効果]]を持ったカードでもある。~ [[カード]]を[[デッキ]]に直接[[戻す]]ため、[[モンスター]]や[[永続カード]]に対する性能は非常に高く、[[墓地アドバンテージ]]も与えない。~ [[破壊]][[効果]]に[[耐性]]を持つ[[モンスター]]も問答無用で[[除去]]できる。~ [[《リチュア・アビス》]]→[[《ヴィジョン・リチュア》]]からの[[サーチ]]、[[《リチュアの儀水鏡》]]での[[サルベージ]]に対応し、他の[[イビリチュア>リチュア]]同様[[手札]]に加える事も容易。~ [[攻撃力]]・[[守備力]]も[[最上級モンスター]]として十分な数値である。~ しかし、[[儀式召喚]]をした時点で[[ハンド・アドバンテージ]]をかなり消費している上に、効果の発動に[[手札コスト]]を要求する事が大きな問題。~ [[【リチュア】]]は[[サーチ]]や[[サルベージ]]に長けてはいるが[[ドローソース]]に乏しく、基本的に[[手札]]は常に不足の状態にある。~ いかに[[儀式召喚]]回数を稼ぐかが勝利に直結するため、基本的に[[手札]]を浪費する事は避けたいのだ。~ [[コスト]]が[[リチュア]][[モンスター]]に限定されている点も厄介であり、[[《グローアップ・バルブ》]]や[[《リチュアの儀水鏡》]]などを捨てて[[アドバンテージ]]を稼ぐ事ができない。~ また、[[レベル]]が高すぎるのも[[儀式召喚]]の妨げになる。~ [[【リチュア】]]では[[手札]]の[[儀式モンスター]]を[[儀式魔法]]の[[リリース]]にして[[《リチュアの儀水鏡》]]の[[効果]]で[[サルベージ]]する事が多い。~ しかし、この[[カード]]は[[【リチュア】]]主力である[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]1枚を[[リリース]]して[[降臨]]させる事ができず、逆にこの[[カード]]を[[リリース]]して[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]を[[降臨]]させる事もできないため、[[手札]]で[[腐り>腐る]]やすく[[事故>手札事故]]率が上がる。~ また、効果を使い終わった[[《リチュア・ビースト》]]と[[《リチュア・アビス》]]を[[リリース]]にする事も[[【リチュア】]]では多いが、これも[[レベル]]的に不可能。~ [[リリース]]は[[《シャドウ・リチュア》]][[《ヴィジョン・リチュア》]]が主力になるが、両者は強力な[[サーチ]]効果を持つためにどちらかといえば[[サーチ]]に使用したい[[カード]]であり、[[リリース]]すると[[デッキ]]の回転率が下がってしまう。~ [[リリース]]2体で[[儀式召喚]]せざるをえない状況も多々あり、その上[[効果]]発動にも[[手札コスト]]を要するために[[ハンド・アドバンテージ]]を失いやすい。 上手く場に出せれば制圧力は高いが、その前後の過程が[[デッキ]]の回転を悪化させてしまう[[カード]]。~ かなり扱いの難しいカードであり、[[【リチュア】]]でも採用率は低い。~ [[【リチュア】]]で採用するならば、2枚以上は投入して「同名カードを[[リリース]]して[[儀式召喚]]→[[《リチュアの儀水鏡》]]で回収→[[効果]]の[[手札コスト]]にする」という流れができる様にしておきたい。~ また、[[レベル]]4×2を[[リリース]]して出せる上に[[守備力]]が高いので、[[《リチュアに伝わりし禁断の秘術》]]との相性は良い。~ [[手札]]に呼び込みやすい性質を生かし、いっそ[[《トレード・イン》]]の[[コスト]]にしてしまうのも手である。 -同じ[[リチュア]][[モンスター]]である[[《シャドウ・リチュア》]]とは、顔や尻尾、ヒレがよく似ている。~ 儀式により彼が強化された姿だろうか。 //-[[イラスト]]は[[《シャドウ・リチュア》]]が進化した姿だと思われる。~ //顔、尻尾、ヒレの特徴に共通点が見られる。 //確かに似ているが、進化という言い方はどうだろう? -[[DUEL TERMINAL]]出身かつ第7期の[[儀式モンスター]]は、[[《イビリチュア・マインドオーガス》]]と共にこの[[カード]]が初である。~ 同じく特定の[[儀式魔法]]1枚を[[召喚条件]]に指定しない初の[[儀式モンスター]]でもある。~ また、[[ウルトラレア>Ultra]]の[[儀式モンスター]]は[[《大邪神 レシェフ》]]以来約5年半振り、[[シークレットレア>Secret]]としては[[《仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー》]]以来約9年振り、[[水属性]]では[[《クラブ・タートル》]]以来実に10年振りである。 //-原作・アニメにおいて―~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]ではスピードデュエルの[[リチュア]]の隠し[[デッキ]]&ruby(ロスト・イビリチュア){失われた禁呪法};に収録されており、このカードを所有していなくても[[リチュア]]を複数所有していれば使用が可能である。~ だが、[[デッキ]]内での優先順位が最も低く設定されているため、このカードをスキャンせずに「失われた禁呪法」に元々収録されていないカードを1枚でもスキャンすると、[[デッキ]]内で唯一[[除去]][[効果]]を持つこの[[カード]]が[[デッキ]]から消滅してしまい、勝ち筋が激減してしまう。~ スピードデュエルの隠し[[デッキ]]には他にも、[[《ワーム・キング》]][[《インヴェルズ・グレズ》]]等、切り札やデッキのキーカードであるにもかかわらず優先順位が最低のカードが多い。 -神話・伝承において―~ 「オーガ(ogre)」に関しては[[《黒い影の鬼王》]]参照。 **関連カード [#w33ac7fa] -[[リチュア]] -[[《リチュアの儀水鏡》]] -[[《ライトロード・モンク エイリン》]] //―《イビリチュア・ソウルオーガ》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#wfa7041a] -[[DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−]] DT10-JP035 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]}; **FAQ [#da17b281] Q:この[[カードの効果]]で[[モンスタートークン]]を選択できますか?~ A:はい、選択でき[[対象]]に選択した[[モンスタートークン]]は消滅します。(10/08/19)