遊戯王カードWiki - 《インフェルニティ・ジェネラル》のバックアップ(No.12)

《インフェルニティ・ジェネラル》 †

効果モンスター
星７/闇属性/悪魔族/攻2700/守1500
自分の手札が０枚の場合、自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外し、
自分の墓地に存在するレベル３以下の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター２体を選択して発動できる。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

　遊戯王5D's 第３巻付属カードで登場した闇属性・悪魔族の最上級モンスター。
　インフェルニティの一体であり、墓地に存在するこのカードを除外することでインフェルニティを特殊召喚できる効果を持つ。

　メインデッキに入るインフェルニティとしては初の最上級モンスターである。
　攻撃力の高さから、単純に《インフェルニティガン》や《インフェルニティ・ネクロマンサー》から蘇生できるモンスターとして考えても優秀。
　特に、《ＺＥＲＯ－ＭＡＸ》であれば手軽にほとんどのモンスターを破壊できる。
　《インフェルニティ・リベンジャー》との組み合わせで２体で即座に《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》が出せるのも利点。
　《インフェルニティ・ミラージュ》からの蘇生で即座に揃えることができる。

　蘇生対象のレベルが制限され、効果も無効になるため、単純な活用では《インフェルニティ・ミラージュ》に劣る点が多い。
　各種効果が無効になるために単体ではレベル５以下のシンクロモンスターしかシンクロ召喚できない。
　しかしこちらは墓地発動であるため、カード・アドバンテージを失わずに蘇生でき、通常召喚を絡めればシンクロ召喚の幅は広がる。
　《異次元からの埋葬》での使いまわしもできるが、半面でこのカードと蘇生対象と二重に《Ｄ．Ｄ．クロウ》などに弱い。

　上述の通り基本的には劣るが、それでも新たなインフェルニティの蘇生カードとして機会を増やせる意義は大きい。
　シンクロ召喚のレベルは大きく制限されるが、ランク３までのエクシーズ召喚ならば無理なく可能になる。
　なかでもランク３の《虚空海竜リヴァイエール》は、蘇生以外の特殊召喚のみ対応する《インフェルニティ・ミラージュ》と相性が良い。
　エクストラデッキの構築や下準備には手間がかかるが、整えば相応のリターンが得られる。

　ただし、最上級モンスターであるため、考え無しに複数枚積むと手札事故の要因となる。
　《インフェルニティ・インフェルノ》などでできる限り早く墓地へ送りたい。
　効果にはこのカードと蘇生対象の計３枚が墓地に必要であり、手早く整うよう墓地肥やし・手札コストは多めに用意したい。

このカードの登場まで、インフェルニティを特殊召喚できる効果を持つカードは、いずれもレベル制限や特殊召喚したモンスターにデメリットを付加させるものはなかった。

海外先行で登場している《Infernity Barrier》?は攻撃表示のインフェルニティを必要とする。
インフェルニティの豊富な蘇生カードで特殊召喚しやすく、インフェルニティの中では高い攻撃力を持つため攻撃表示で維持しやすいという意味では、このカードとは相性が良い。

日本名の「ジェネラル（general）」とは「将軍」「総督」の意。

原作・アニメにおいて―
漫画5D'sにおいて鬼柳が使用。
D1GPの１回戦の「鬼柳vs安風狼」戦ではフィニッシャーとなった。
効果が判明したのは２回戦の「アキvs鬼柳」戦。
罠カード《煉獄の鎖》の効果で手札から特殊召喚される。
《ローズ・プリンセス》を戦闘破壊しアキに大きなダメージを与えるが、返しのターンに《大凛魔天使ローザリアン》に戦闘破壊される。
その後、自身の効果で墓地から《インフェルニティ・スピアベアラー》と《インフェルニティ・シールドベアラー》を特殊召喚し《煉獄龍オーガ・ドラグーン》シンクロ召喚の為の布石となった。
攻撃名は「煉獄断殺(インフェルニティ・ブレード)」。