遊戯王カードWiki - 《インフェルニティ・ジェネラル》のバックアップ(No.43)

《インフェルニティ・ジェネラル/Infernity General》 †

効果モンスター
星７/闇属性/悪魔族/攻2700/守1500
自分の手札が０枚の場合、自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外し、
自分の墓地に存在するレベル３以下の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター２体を選択して発動できる。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

　遊戯王5D's 第３巻付属カードで登場した闇属性・悪魔族の最上級モンスター。
　墓地に存在するこのカードを除外することでレベル３以下のインフェルニティ２体を蘇生する起動効果を持つ。

　最上級モンスターであり、インフェルニティの中でも高い攻撃力を持つため、《ＺＥＲＯ－ＭＡＸ》で蘇生させれば、多くのモンスターを破壊できる。
　単純に《インフェルニティガン》や《インフェルニティ・ネクロマンサー》といったインフェルニティの豊富な蘇生カードで蘇生できるアタッカーとして運用することも可能。
　高い攻撃力を持つため攻撃表示で維持しやすいという意味では、攻撃表示のインフェルニティを必要とする《インフェルニティ・バリア》との相性も良い。

　蘇生効果は、類似する効果を持つ《インフェルニティ・ミラージュ》に比べて蘇生対象のレベルが制限され効果も無効になるため、劣る点が多い。
　しかしこちらは墓地発動であるため、カード・アドバンテージと召喚権を失わずに蘇生できるという利点がある。
　効果は無効になるが、レベル５以下のシンクロ召喚、ランク３までのエクシーズ召喚が可能になる。
　特にデッキから同名カードを呼び出す《インフェルニティ・ビートル》とは相性が良く、シンクロ召喚などに使用した後このカードで２体蘇生することで更なるシンクロ召喚、もしくはランク２のエクシーズモンスターに繋げることができる。
　半面、このカードと蘇生対象と二重に《Ｄ.Ｄ.クロウ》等に弱い。

　ただし、最上級モンスターであるため、考え無しに複数枚積むと手札事故の要因となる。
　そのため、《インフェルニティ・インフェルノ》や《ダーク・グレファー》を駆使して蘇生対象共々墓地へ送ると良いだろう。
　特に《ダーク・グレファー》の場合、あちらの特殊召喚コストとしても使える利点がある。

この効果で特殊召喚したモンスターの効果が無効化される範囲については《ジャンク・シンクロン》を参照。

メインデッキに入るインフェルニティとしては初の最上級モンスターである。

このカードの登場まで、インフェルニティを特殊召喚できる効果を持つカードは、いずれもレベル制限や特殊召喚したモンスターにデメリットを付加させるものはなかった。

カード名の「ジェネラル(General)」とは将軍の意味。

原作・アニメにおいて―
漫画5D'sにおいて鬼柳が使用。
D1GPの１回戦の「鬼柳vs安風狼」戦ではフィニッシャーとなった。
効果が判明したのは２回戦の「アキvs鬼柳」戦。
罠カード《煉獄の鎖》の効果で手札から特殊召喚される。
《ローズ・プリンセス》を戦闘破壊しアキに大きなダメージを与えるが、返しのターンに《大凛魔天使ローザリアン》に戦闘破壊された。
その後、自身の効果で墓地から《インフェルニティ・スピアベアラー》と《インフェルニティ・シールドベアラー》を特殊召喚し、《煉獄龍オーガ・ドラグーン》のシンクロ召喚のための布石となった。
「ジャックvs鬼柳」戦では、魔法カード《煉獄の契約》の効果で手札から捨てられ、その効果で蘇生された。
《風来王ワイルド・ワインド》に攻撃して戦闘ダメージを与えたが、ジャックの罠カード《王者の疾風(かぜ)》の効果で戦闘破壊には至らず、同じ数値の効果ダメージを受けた。
返しのターンには《えん魔竜レッド・デーモン》の効果で破壊された。
攻撃名は「煉獄断殺(インフェルニティ・ブレード)」。