*《インフェルニティガン/Infernity Launcher》 [#t2c41275]
 永続魔法(制限カード)
 1ターンに1度、手札から「インフェルニティ」と名のついた
 モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
 また、自分の手札が0枚の場合、
 フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、
 自分の墓地に存在する「インフェルニティ」と名のついた
 モンスターを2体まで選択して自分フィールド上に特殊召喚する。

 [[THE SHINING DARKNESS]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[手札]]の[[インフェルニティ]][[モンスター]]を能動的に[[墓地へ送る]][[効果]]と、自身を[[コスト]]として[[墓地へ送る]]ことで[[インフェルニティ]]2体を[[蘇生]]する[[効果]]を持っている。

 1つ目の[[効果]]は1[[ターン]]に1度[[手札]]を失う[[効果]]。~
 [[手札]]を直接の見返りもなしに失うのはあまり喜ばしいことではない。~
 が、[[【インフェルニティ】]]においては、いざという時に[[手札]]をきっちり0にすることが求められるため、どうしても捌ききれなかった[[モンスター]]を処理するのには使える。~

 そして2つ目の[[効果]]だが、こちらは非常に優秀である。~
 1枚が2枚に化けるので[[カード・アドバンテージ]]を稼いでくれる。~
 [[インフェルニティ]]であれば[[蘇生]][[対象]]を問わないので、[[アタッカー]]を並べることも[[シンクロ素材]]を揃える事もできる。~
 この[[カード]]で[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]を[[蘇生]]すれば、その[[モンスター]]の[[効果]]で更に[[インフェルニティ]]を[[蘇生]]させることも可能。~

 [[発動]]した直後にすぐさま2つ目の[[効果]]を使うという、[[通常魔法]]のような使い方が基本となるだろう。~
 しかし、あくまで[[永続魔法]]であるがゆえに、[[《サイクロン》]]や[[《ツイスター》]]などの[[魔法・罠除去]]カードを[[発動]]に[[チェーン]]されると何の[[効果]]も使用できずに終わってしまう。~
 [[コンボ]]パーツさえ揃っていれば下記のような[[1ターンキル]]も可能なので、確実に[[効果]]を使用するためにも、あらかじめ[[伏せカード]]を[[除去]]しておくか[[カウンター罠]]などで守ってやりたい。~

-[[《インフェルニティ・デーモン》]]との相性は非常に良い。~
[[《インフェルニティ・デーモン》]]はこのカードを[[サーチ]]することができ、この[[カード]]も[[《インフェルニティ・デーモン》]]を[[蘇生]]する[[効果]]を持っている。~
さらに、他の[[インフェルニティ]]と名のつく[[モンスターカード]]を[[サーチ]]した場合にこの[[カード]]があれば、1つ目の[[効果]]で[[墓地へ送る]]ことで更なる展開へとつなぐことが可能。

-この[[カード]]の登場で、[[【インフェルニティ】]]は大幅な展開力を獲得し環境を席巻した。~
特に[[《インフェルニティ・デーモン》]]で[[サーチ]]可能な点がそれを助長したといえる。~
さすがにその性能はオーバーパワーと判断されたのか、[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]に[[制限カード]]に指定された。

-[[制限カード]]になるまでは以下のような2種類の[[1ターンキル]]が可能だった。~
--[[手札]]に[[《プリーステス・オーム》]]・《インフェルニティガン》、[[墓地]]に[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]・[[《インフェルニティ・デーモン》]]、[[デッキ]]に《インフェルニティガン》が2枚ある状態。~
+++[[《プリーステス・オーム》]]を[[通常召喚]]。~
+++《インフェルニティガン》を[[手札]]から[[発動]]。~
+++《インフェルニティガン》の[[効果]]を[[発動]]し、[[墓地]]の[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]・[[《インフェルニティ・デーモン》]]を[[蘇生]]。~
+++[[《インフェルニティ・デーモン》]]の[[効果]]で[[デッキ]]から《インフェルニティガン》を[[サーチ]]。~
+++[[《プリーステス・オーム》]]で[[《インフェルニティ・デーモン》]]を[[射出]]し、800[[ダメージ]]。~
+++[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]の[[効果]]で[[《インフェルニティ・デーモン》]]を[[特殊召喚]]し、[[サーチ]]を行う。~
+++[[《プリーステス・オーム》]]で[[《インフェルニティ・デーモン》]]と[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]を[[射出]]し、1600[[ダメージ]]。~
+++b〜fを2回繰り返す。~
+++[[《プリーステス・オーム》]]の[[効果]]で[[《プリーステス・オーム》]]を[[射出]]し、800[[ダメージ]]。~
~
--~
これで合計8000[[ダメージ]]。しかし、上記のとおり[[《インフェルニティガン》]]が[[制限カード]]になってしまったため使用不可となった。~

--[[手札]]に[[《インフェルニティ・ミラージュ》]]、[[墓地]]に[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]・[[《インフェルニティ・ビートル》]]・[[《インフェルニティ・デーモン》]]、[[デッキ]]に《インフェルニティガン》が3枚ある状態。~
+++[[《インフェルニティ・ミラージュ》]]を[[通常召喚]]。
+++[[《インフェルニティ・ミラージュ》]]の[[効果]]を[[発動]]し、[[墓地]]の[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]と[[《インフェルニティ・ビートル》]]を[[蘇生]]。
+++[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]の[[効果]]で[[墓地]]の[[《インフェルニティ・デーモン》]]を[[蘇生]]。~
+++[[《インフェルニティ・デーモン》]]の[[効果]]で、[[デッキ]]の《インフェルニティガン》を[[手札]]に[[加える]]。~
+++[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]・[[《インフェルニティ・ビートル》]]・[[《インフェルニティ・デーモン》]]で[[レベル]]9の[[シンクロ召喚]]。
+++[[手札]]の《インフェルニティガン》を[[発動]]。~
《インフェルニティガン》の[[効果]]を[[発動]]し、[[墓地]]の[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]と[[《インフェルニティ・ビートル》]]を[[蘇生]]。~
+++c〜fをもう一度し、その後c〜eをさらにもう一回行い、[[レベル]]9[[シンクロモンスター]]を合計3体[[シンクロ召喚]]する。~
+++そして最後に《インフェルニティガン》を[[手札]]から[[発動]]し、[[《インフェルニティ・ビートル》]]と[[チューナー]]以外の[[インフェルニティ]]1体を[[蘇生]]し、[[シンクロ召喚]]。~
~
--~
この方法で使う[[レベル]]9[[シンクロモンスター]]3体は[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]・[[《ミスト・ウォーム》]]・[[《A・O・J フィールド・マーシャル》]]が使用できる。~
まずは[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]や[[《ミスト・ウォーム》]]の効果で相手フィールドを空にしておきたい。~
そして、この中の組み合わせでは、すべての組み合わせで[[攻撃力]]の合計が7500以上。~
この[[カード]]が[[無制限カード]]だった時は[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]も[[無制限カード]]であったため、3体の合計[[攻撃力]]8100による[[1ターンキル]]が基本であった。~
[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]3体の[[効果]]で[[相手]][[フィールド]]を空にできない場合は、[[《ミスト・ウォーム》]]による[[除去]]も有効。~
[[《A・O・J フィールド・マーシャル》]]は、他の[[モンスター]]では[[攻撃力]]が[[1ターンキル]]届かない場合のアタッカーとして使用できる。~
そして、この中の組み合わせでは、すべての組み合わせで[[攻撃力]]の合計が7500以上である。~

-[[イラスト]]で射出されているのは[[《インフェルニティ・デーモン》]]と[[《インフェルニティ・リベンジャー》]]。~
-[[イラスト]]で[[射出]]されているのは[[《インフェルニティ・デーモン》]]と[[《インフェルニティ・リベンジャー》]]。~
そして[[《インフェルニティ・デストロイヤー》]]の胴体の模様と同じようなものが見受けられる。

//-実用的ではないが、このカードで捨てた[[手札]]、つまりガンで打ち出した弾を[[《インフェルニティ・リローダー》]]で[[リロード>《リロード》]]する、という意味でのネーミングなのだろうか。

-なお、[[インフェルニティ]]と名のつくカードで唯一「・」(ピリオド)が名称にないカードである。

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE5>ゲーム付属カード#t253175a]]では鬼柳が使用し、アニメにも一切登場していないが、専用ボイスが存在する。~
しかし、CPUにはこの[[カード]]の使い方が下手であり[[《インフェルニティ・デーモン》]]2体など[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を優先的に[[蘇生]]させたりする。~
--[[DUEL TERMINAL]]では、[[THE SHINING DARKNESS]]の発売に先駆けて収録されており、EXステージの鬼柳が使用しこちらも専用ボイスがある。~
デッキに一枚投入されているが、それとは別にデステニースキャンにも設定されている。~
たとえ[[フィールド]]に[[カード]]がなくとも、デステニースキャンなどでこのカードを引かれた場合[[1ターンキル]]されることもままある。~
[[【インフェルニティ】]]の隠し[[デッキ]]を使う際にも投入されていて、[[手札]]を0にしづらいこのデッキではハンドレスの起点兼起爆剤として活躍が見込める。

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#z3f20016]
-[[インフェルニティ]]

-[[《インフェルニティ・ミラージュ》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《インフェルニティ・デーモン》]]
-[[《インフェルニティ・リベンジャー》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#t631636d]
-[[【インフェルニティ】]]

**収録パック等 [#g5c6b1b6]
-[[THE SHINING DARKNESS]] TSHD-JP048

**FAQ [#s24cf1e6]
Q:どちらも[[チェーンブロック]]を作る処理ですか?~
A:はい、どちらも[[チェーンブロック]]が作られます。(10/02/21)

Q:2つ目の[[効果]]は[[対象]]をとりますか?~
A:はい、[[対象]]をとります。(10/02/20)~

Q:2つ目の[[効果]]のこのカードを[[墓地へ送る]]のは[[コスト]]ですか?~
A:はい、[[コスト]]となります。[[効果解決時]]に[[フィールド]]上に存在しませんが[[効果]]は[[不発]]にはなりません。(10/02/23)~

Q:[[特殊召喚]]する[[効果解決時]]に[[手札]]が1枚以上ある場合、[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]されません。(10/02/20)

Q:[[効果解決時]]に1体が[[除外]]されていた場合、残りを[[特殊召喚]]できますか?~
A:できます。(10/02/20)~

Q:[[カード]]の[[発動]]と同時に[[効果]]を使用できますか?~
  ([[カード]]の[[発動]]宣言後、2つ目の[[効果]]の[[コスト]]で[[墓地へ送る]]前に[[《サイクロン》]]などで[[破壊]]するタイミングがあるかどうか)~
A:[[手札]]から[[発動]]した場合、[[セット]]されている状態から[[発動]]した場合のどちらの場合でも1つ目、2つ目の[[効果]]を使用できません。(10/02/26)
//事務局にメールしました。伏せから発動した場合を追記するついでに、文章変更。

Q:自分の[[手札]]が0枚で[[《大寒波》]]の[[効果]]が適用されている場合、[[表側表示]]のこの[[カード]]を[[墓地]]に送って[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:できません。(10/05/24)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。