*《インフェルノイド・ティエラ/Infernoid Tierra》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星11/炎属性/悪魔族/攻3400/守3600
 「インフェルノイド・ネヘモス」+「インフェルノイド・リリス」+「インフェルノイド」モンスター1体以上
 (1):このカードが融合召喚に成功した時に発動できる。
 その融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
 ●3種類以上:お互いはそれぞれ自分のエクストラデッキからカードを3枚選んで墓地へ送る。
 ●5種類以上:お互いのデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
 ●8種類以上:お互いはそれぞれ除外されている自分のカードを3枚まで選んで墓地へ戻す。
 ●10種類以上:お互いの手札のカードを全て墓地へ送る。

 [[クラッシュ・オブ・リベリオン]]で登場した[[炎属性]]・[[悪魔族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合召喚に成功した]]時に、[[融合素材]]の数に応じて[[適用]]される4種の[[誘発効果]]を持つ。~

 最低でも3体の[[融合素材]]を要求する[[重い]][[融合モンスター]]。~
 5種類以上の[[効果]]を使用する場合は[[手札融合]]では消費が激しすぎるため、[[《煉獄の虚夢》]]を用いるのが基本的な運用になる。~
 [[《煉獄の虚夢》]]は[[相手]][[フィールド]]に[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]された[[モンスター]]が存在すれば[[デッキ]]から[[融合素材]]を6枚まで選択できるので、「3種類以上」「5種類以上」の[[効果]]が使用できるようになる。~
 [[フィールド]]・[[手札]]から2枚[[融合素材]]にすれば「8種類以上」、4枚[[融合素材]]にすれば「10種類以上」の[[効果]]が使用できるようになる。~
 「10種類以上」の[[効果]]を使う場合は[[自分]]の[[手札]]も[[墓地へ送る]]ため、[[手札融合]]の消費もあまり気にならない。~

 [[融合召喚]]を狙わず、[[《インフェルノイド・ネヘモス》]]・[[《インフェルノイド・リリス》]]を[[《融合準備》]]で[[サーチ]]したり、[[《E・HERO プリズマー》]]で[[墓地へ送る]]ために[[エクストラデッキ]]に用意しておく手もある。~

 [[効果]]はいずれも[[墓地を肥やす]][[効果]]であり、[[インフェルノイド]]が最も重視する[[墓地リソース]]を補給できる。~
 [[融合召喚]]の段階で大量の[[融合素材]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、更に[[モンスター効果]]で[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が行われるため、この[[カード]]を出した後は[[インフェルノイド]]を[[特殊召喚]]する[[コスト]]に困る事はまずなくなる。~
 ただし、[[効果]]はいずれも[[相手]]の[[墓地を肥やす]]手助けにもなりうるため注意が必要である。~
 [[墓地]]に落とした[[上級]][[インフェルノイド]]を[[自己再生]]させ、その[[ターン]]中に勝負を決めてしまうのが理想的である。~

 なお、ほとんどの[[インフェルノイド]]は「[[自分]][[フィールド]]の全ての[[効果モンスター]]の[[レベル]]・[[ランク]]の合計が8以下の時」しか[[特殊召喚]]できない。~
 高[[レベル]]の[[効果モンスター]]であるこの[[カード]]が[[フィールド]]に残っていると他の[[インフェルノイド]]の展開を阻害するので、[[効果]]使用後はさっさと[[除去]]してしまったほうが良い。~
 「3種類以上」の[[効果]]で[[《旧神ヌトス》]]を[[墓地]]に送り、その[[効果]]で[[破壊]]するのが基本。~
 [[《旧神ヌトス》]]3枚を[[墓地]]に送れば、この[[カード]]を[[除去]]しつつ[[相手]]の[[カード]]2枚を[[破壊]]できる。~
 もちろんこの[[カード]]の[[直接攻撃]]で勝利できる状況であれば、[[相手]][[フィールド]]の[[カード]]3枚を[[破壊]]して[[攻撃]]に繋げてもいい。~
 ただ、状況によっては[[攻撃]]を凌がれる危険性を見越して、あえてこの[[カード]]を[[破壊]]した後に[[パーミッション]]能力を持つ[[《インフェルノイド・リリス》]]や[[《インフェルノイド・ネヘモス》]]を残すのも手である。~

-[[【サイバー・ドラゴン】]]と戦う場合は注意が必要。~
[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]の「[[相手]]の[[効果]]によって[[墓地へ送られた]]場合の[[効果]]」は場所を問わないため、「3種類以上」の[[効果]]が[[トリガー]]となってしまう。~
そのため、最悪の場合[[相手]][[フィールド]]に[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]が3体並ぶこととなる。~

-[[《死魂融合》]]なら[[相手]][[ターン]]に[[融合召喚に成功した]]場合の[[効果]]を全て使う事も可能。~
//-やや[[ネタ]]の域だが、[[《チェーン・マテリアル》]]と[[《瞬間融合》]]か[[《超融合》]]との組み合わせで、[[相手]][[ターン]]に[[融合召喚に成功した]][[効果]]を全て使う豪快な[[コンボ]]も可能。~
この場合では「10種類以上」の[[効果]]でお互いの[[手札]]をすべて[[墓地へ送り>墓地へ送る]]つつ、「8種類以上」の[[効果]]で最低でも1体、「3種類以上」の[[効果]]で残りの《インフェルノイド・ティエラ》2体[[墓地]]に送れば2体の[[インフェルノイド]]が[[特殊召喚]]できることとなり、後はごり押しでも十分勝ちに行くことができる。~
//[[《チェーン・マテリアル》]]の[[デメリット]]で[[融合召喚]]したこの[[カード]]も[[破壊]]されるので[[《旧神ヌトス》]]で無理に[[破壊]]する必要もない。~
//また、[[《チェーン・マテリアル》]]は[[《煉獄の虚夢》]]にも対応しており、[[相手]]が[[エクストラデッキ]]を使わなくても[[《煉獄の虚夢》]]が腐らなくなるという利点もあるので[[《瞬間融合》]]等を入れない場合でも一考に値する。~
//[[デッキ融合]]に関しては、[[《チェーン・マテリアル》]]のページを参照のこと。~

-初の[[レベル]]11の[[融合モンスター]]であり、[[エクストラデッキ]]に存在する[[レベル]]11[[モンスター]]は[[《星態龍》]]に続き2体目である。~
また[[炎属性]]では最高の[[守備力]]を持つ。~

-「ティエラ(Tierra)」とはスペイン語で「地」「土」などを意味し、ラテン語の「[[Terra(テラ)>《魔装戦士 テライガー》]]」に由来する。~


--[[クリフォート]]はコンピュータ用語との繋がりが深いが、「Tierra」という名のコンピュータ上で動く人工生命プログラムが1990年代に開発されている。~
限られた資源の中で生物が繁殖と淘汰を繰り返し進化する様子をコンピュータ上で再現し、製作者の予想だにしなかった「生物」を次々と生み出した。~
「[[人工的に生み出された世界>《端末世界》]]で[[種族>DUEL TERMINAL#link]]が淘汰しあい[[創造主>《創星神 sophia》]]の想像を超える存在となった」という姿は、[[《端末世界》]]を思わせる。~

--またTierraには、「古い生物の強制排除を行う『死神』」の役割を果たすプログラムが内包される。~

-[[効果]]で指定している[[モンスター]]の種類の数が[[《セフィラの聖選士》]]とほぼ共通している。~
両[[カテゴリ]]が[[《端末世界》]]内で対立していることを考えると意識してデザインされた[[カード]]だろう。~

--[[レベル]]11であることと[[インフェルノイド]]10種類で[[融合召喚]]すると真の力を[[発動]]することを踏まえると、この[[モンスター]]は[[邪悪の木>クリフォート]]におけるダアトに相当する[[インフェルノイド]]なのだろう。~

-マスターガイド5によれば、[[《インフェルノイド・デカトロン》]]によって復活した[[《創星神 tierra》]]の本体。~
ただし「創造の力」が足りていないため、神としての完全な復活はしていない姿の様である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[インフェルノイド]]

-[[《創星神 tierra》]]

-[[エクストラデッキのカードを墓地へ送る効果を持つカード>エクストラデッキ#SG]]

―[[融合素材]]
-[[《インフェルノイド・ネヘモス》]]
-[[《インフェルノイド・リリス》]]

―《インフェルノイド・ティエラ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《煉獄の虚夢》]]

-[[《魂源への影劫回帰》]]
-[[《煉獄の狂宴》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【インフェルノイド】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[クラッシュ・オブ・リベリオン]] CORE-JP049 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
***(1)の効果について [#faq1]
Q:この[[カード]]の[[融合召喚]]に10種類以上の[[モンスター]]を使用した場合、複数の[[効果]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:《インフェルノイド・ティエラ》の各種[[効果]]は、別々の[[チェーンブロック]]を作って[[発動]]する[[効果]]ではなく、『(1)』の[[効果]]を[[発動]]した場合、『(1)』という一つの[[チェーンブロック]]の[[効果]]処理にて、全ての[[効果]]処理を上から順番に行います。(15/05/15)

Q:[[フィールド]]上で[[《インフェルノイド・デカトロン》]]が[[《インフェルノイド・ネヘモス》]]の[[効果]]と[[カード名]]を得ています。~
  この時、[[《インフェルノイド・デカトロン》]]を[[融合素材]]とした場合、[[インフェルノイド]]の種類のカウントはどう扱われますか?~
A:[[《インフェルノイド・デカトロン》]]の[[効果]]は失われず、[[《インフェルノイド・デカトロン》]]としてではなく、[[《インフェルノイド・ネヘモス》]]として種類を数えます。(16/09/09)

Q:3種類の[[融合素材]]を使用してこの[[カード]]を[[融合召喚]]しました。~
  [[お互い]]に[[エクストラデッキ]]が2枚以下の場合、この[[カードの効果]]を[[発動]]できますか?~
A:その場合でも[[発動]]でき、[[お互い]]に可能な限り[[エクストラデッキ]]の[[カード]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]ます。(16/05/27)
//編集し忘れ分

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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