効果モンスター 星10/闇属性/悪魔族/攻3200/守 0 このカードは特殊召喚できない。 このカードを通常召喚する場合、 自分フィールド上の「インヴェルズ」と名のついた モンスター3体をリリースして召喚しなければならない。 1ターンに1度、ライフポイントを半分払う事で、 このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。
DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−で登場した闇属性・悪魔族の最上級モンスター。
特殊召喚できず通常召喚時のリリースを指定する召喚ルール効果、ライフを半分払って自身以外を全体除去する起動効果を持つ。
通常召喚には3体ものインヴェルズが必要であり、三幻神や三邪神よりも重い。
リリースを揃える事から困難であり、《死皇帝の陵墓》や《スター・ブラスト》を用いて召喚のサポートをする事もできない。(10/12/02)
使用するならば《インヴェルズ万能態》や《侵略の波紋》等のサポートはほぼ必須になる。
全体除去効果を持つので《地獄の暴走召喚》でリリースを確保する手はある。
《E−HERO ダーク・ガイア》の融合素材としては優秀だが、攻撃力4000ながらこのモンスターより遥かに召喚しやすい《ダークネス・ネオスフィア》などの方が扱いやすい。
豪快な全体除去の効果を持っているが、そのコストもまたライフの半分とかなり辛い。
《巨大化》等の併用でも考えない限り、これは非常に重い。
上級モンスターの特殊召喚手段に乏しいインヴェルズでは、全体除去からのモンスターの展開は比較的難しくなっており、全体除去を有効に活かしづらい。
コストそのもの以上にこのカードを出すまでの手間が大きく、それだけで消費してしまう場合がほとんどである。
また、仮に出しても効果を使えないまま《神の警告》や《奈落の落とし穴》で除去されてしまうことも多い。
また、全体除去に関しても比較的多く存在する破壊に耐性を持つカードには効かず、《スターライト・ロード》や《我が身を盾に》といった破壊に対するカウンターカードの餌食にもなりやすい。
リリースによるボード・アドバンテージの損失、効果によるライフ・アドバンテージの損失の上で無効にされると、一気に形勢を逆転されてしまうため、モンスター効果の発動はタイミングを見て慎重に行いたい。
なお、自分フィールドまで壊滅させるため、《バトルフェーダー》等を出されて直接攻撃が通らなければ相手に反撃の余地を与えることになる。
攻撃を通せないまま自分のカードもがら空きの状態で相手にターンが回ると、やはり厳しい流れとなる。
召喚条件こそあるものの、モンスター効果の発動には1ターンに1度という事以外は制限がない。
ただし、1ターンに1度しか発動できないということは、メインフェイズ1で行使した場合、バトルフェイズ時に特殊召喚される可能性のある《冥府の使者ゴーズ》や《トラゴエディア》を処理できないということでもある。
また、もしもこのカードのコントロールが奪われた場合、既にライフを半分支払っているこちらに3200の直接攻撃が飛んでくるため、一撃で敗北しかねない危険性を孕んでいる。
召喚時限定の誘発効果ではないものの、コストの重さゆえにその利点を活かして使いまわすということも考えづらく、リリースの限定や効果から《ハードアームドラゴン》や《進撃の帝王》、《神縛りの塚》で維持するための耐性も付与できない。
返しのターンの反撃に対しては無力に近いため、ライフコストやディスアドバンテージを無視できる、フィニッシャーとしての起用が望ましいだろう。
そのモンスター効果から、固定ライフコストを持つ《神の警告》等のカードは若干採用が難しくなる。
また、全体除去の発動を考えているのなら発動条件のあるカードはセットしにくいため、相手への対応力が落ちる。
以上のことから3体リリースに見合う性能とは言い難く、アドバンス召喚したことで逆に不利になってしまう場合も非常に多い。
召喚自体が難しいために事故要因の危険性が付きまとうこともあり、他の上級インヴェルズを使った方が有用な場合がほとんどである。
リリース軽減や蘇生等を主とする他の【インヴェルズ】と共存させるのは難しいため、使う場合は専用デッキ寄りの構成でサポートしてやる必要があるだろう。
―全体除去
―《インヴェルズ・グレズ》の姿が見られるカード
Q:《スター・ブラスト》や《死皇帝の陵墓》等でレベル4にしたこのカードを召喚できますか?
A:できません。必ずインヴェルズ3体をリリースする必要があります。(10/12/02)
Q:《クロス・ソウル》が適用された相手フィールド上のインヴェルズをリリースして召喚できますか?
A:可能です。(13/07/01)
Tag: 《インヴェルズ・グレズ》 効果モンスター モンスター 星10 闇属性 悪魔族 攻3200 守0 インヴェルズ ヴェルズ 特殊召喚不可