永続魔法 １ターンに１度だけ自分のスタンバイフェイズに ７００ライフポイントを払って発動する事ができる。 自分フィールド上の戦士族か機械族モンスター１体の攻撃力と守備力を 次の相手のエンドフェイズ終了時まで入れ替える。 このカードが破壊された時、その効果は無効になる。
天空の聖域で登場した永続魔法。
戦士族・機械族専用の《右手に盾を左手に剣を》の永続効果版である。
高い守備力を誇る壁モンスターを強力なアタッカーに転用できる。
特に戦士族は《Ｄ−ＨＥＲＯ ディフェンドガイ》・《ビッグ・シールド・ガードナー》等守備力の高いモンスターが多数存在する種族。
機械族も自己強化効果を持った《トラックロイド》、直接攻撃可能な《機動砦のギア・ゴーレム》等も存在している。
ただし前者は魔法＆罠カードゾーンの圧迫、後者は合計1500ものライフコストが必要になるため運用には注意が必要である。
相手のエンドフェイズ時まで効果が続くため、壁モンスターを半永続的にアタッカーにすることができる点がポイント。
これらのモンスターはリクルートも難しくないので、上級モンスターである《千年の盾》等も採用が見込める。
《右手に盾を左手に剣を》とは異なり《結束 ＵＮＩＴＹ》・《聖域の歌声》等で強化した守備力も攻撃力に変換できる。
しかし効果に対してライフコストがかなり大きく、さらに適用できるタイミングが自分スタンバイフェイズとかなり遅い。
壁モンスターがセットされたままであれば入れ替えの機会も訪れないので、うまく他のカードで補助する必要がある。
さらに《サイクロン》等でこのカードが破壊されると大抵の場合低攻撃力を晒してしまう事になる。
なによりフリーチェーンでフィールド全体を巻き込める《反転世界》が存在している。
こちらはフィールドの状況に応じて入れ替えるモンスターを選択できるメリットがあるものの、汎用性の面でその差は歴然。
４枚目以降の《反転世界》とするか《王宮のお触れ》と併用するなどしなければ採用は難しい。
―イラスト関連