効果モンスター 星８/水属性/海竜族/攻2800/守2600 このカードは通常召喚できない。 「ボンディング−Ｈ２Ｏ」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 炎属性と炎族モンスターの攻撃力は０になる。 このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在する 「ハイドロゲドン」２体と「オキシゲドン」１体を特殊召喚する事ができる。
ELEMENTAL ENERGYで登場した水属性・海竜族の特殊召喚モンスター。
酸素と水素の化学変化で生まれる水の竜。
特殊召喚は〜のみと限定されており、基本的に他のカードの効果では特殊召喚できない。
召喚条件を満たすには、《ハイドロゲドン》の効果を発動するのが効率的である。
元々の攻撃力?ではその条件を満たすのがやや厳しいので、魔法カードで攻撃力を補助するとよい。
《収縮》を使っても良いが、《ジュラシックワールド》なら《オキシゲドン》共々に効果を受けられる。
炎属性と炎族に対する効果は《原始太陽ヘリオス》など意外と切り札級の効果があるモンスターが多いので無視できる効果ではない。
レベル10の《神炎皇ウリア》や《Ｅ・ＨＥＲＯ エリクシーラー》でさえ、このモンスターとの戦闘には勝てない。
《ヘリオス・トリス・メギストス》や《タイラント・ドラゴン》、ホルスの黒炎竜などフィニッシャーとも成り得るモンスターでさえ、このモンスターにとっては敵ではなくなる。
そして後半の効果も魅力的。
《聖なるバリア−ミラーフォース−》などでこのカードが破壊されてしまっても、素材モンスターが戻ってくることで被害を最小限に抑えられる。
《ボンディング−Ｈ２Ｏ》は墓地の《ウォーター・ドラゴン》も召喚できるため、効果で召喚された素材モンスターを即座に生け贄に捧げることもできる。
自分でこのカードを破壊することで擬似《融合解除》とすることができる。
《破壊指輪》なら１ターンキル圏に達するが、《ハイドロゲドン》を集める段階でダメージを与えていれば、《サンダー・ブレイク》でも十分だろう。
さらに《生還の宝札》が発動されていれば３枚ドローが可能かと思しきところだが、｢１回｣であるため１枚しかドローできない点には注意。
《生還の宝札》を使う場合は、《ボンディング−Ｈ２Ｏ》の発動時にも墓地からの特殊召喚を狙っていきたいところ。
弱点として《異次元の女戦士》《洗脳−ブレインコントロール》などで除去されてしまうと、後半の効果が発動しないことが挙げられる。
《異次元の女戦士》《奈落の落とし穴》等は採用率が高いため、このモンスターを使う際は、特に除外されないように注意する必要があるだろう。
《異次元からの埋葬》で墓地に送る?ことも可能。
ちなみに、《ボンディング−Ｈ２Ｏ》は正規の手段で召喚していない《ウォーター・ドラゴン》も対象にできる。
ゆえに、このカードを手札に持て余しているのなら墓地に捨ててしまっても問題ない。
これを逆から考えると、デッキに入れる《ウォーター・ドラゴン》は１枚だけでよい、ということになる。
ただし除外されては手も足も出ないので、よく考えて投入する必要がある。
《ＤＮＡ移植手術》や《ＤＮＡ改造手術》を使いたいところだが、それではこのカードの攻撃力も０になる。
相手の場に召喚した《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や《強制転移》させた《錬金生物 ホムンクルス》などを狙ってみることも手段のひとつである。
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