リンク・効果モンスター リンク2/光属性/爬虫類族/攻1900 【リンクマーカー:左下/右下】 爬虫類族モンスター2体 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札からモンスター1体を捨てて発動できる。 捨てたモンスターの元々のレベルの数だけ、フィールドの表側表示モンスターにAカウンターを置く。 この効果は相手ターンでも発動できる。 (2):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。 Aカウンターが置かれた相手フィールドのモンスターの数まで、 自分の墓地からリンクモンスター以外の爬虫類族モンスターを選んで特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
LINK VRAINS PACK 2で登場する光属性・爬虫類族のリンクモンスター。
手札コストにしたモンスターのレベルの数だけモンスターにAカウンターを置く効果、破壊された場合にAカウンターの置かれた相手モンスターの数まで爬虫類族を蘇生する効果を持つ。
リンク素材には爬虫類族2体が指定されており、効果も爬虫類族に関連したものになっているため、【エーリアン】をはじめとする【爬虫類族】で使用することになる。
【エーリアン】では《エーリアンモナイト》や《エーリアン・ドッグ》、それ以外の【爬虫類族】では《カメンレオン》・《レプティレス・スポーン》などでリンク素材を揃えたい。
(1)はフリーチェーンでAカウンターを置く効果。
手札コストにするモンスターに指定はなく、最大で12個ものAカウンターを置くことが可能。
エーリアンのみでデッキを組むと最大6個しか置けないが、1度に大量のAカウンターを必要とするカードはほとんどないので気にならないだろう。
2個以上置かれる場合は自分・相手を問わず自由に割り振ることができるため、Aカウンターを必要とする様々なカードと組み合わせることができる。
相手ターンにも発動できるため《エーリアン・マーズ》などとも相性が良いが、Aカウンターはリンク素材にするなどで簡単に取り除かれるので発動タイミングは見極めたい。
Aカウンターの大量消費で複数除去ができる《宇宙砦ゴルガー》も同時に出したい所だが、【エーリアン】は手札消費が激しい上にそれほど展開力が高いデッキではないのが難点。
このカードを出せる状況にある時、同時に《宇宙砦ゴルガー》または《キングレムリン》を出せる場合もあるため、それらに攻撃力で劣るこのカードを選ぶかどうかも慎重に考えたい。
(2)は破壊された場合に、Aカウンターの置かれた相手モンスターの数まで爬虫類族を蘇生する効果で、最大で5体蘇生できる。
このカードをリンク召喚した時点で少なくともリンク素材となったモンスターが2体墓地にいるはずなので、それを蘇生する事が可能。
しかし、上記の通りAカウンターも除去されやすく、この効果のために必要以上の相手モンスターをフィールドに残しておくのは本末転倒。
そもそもリンク召喚が流行している環境では、ほとんどあらゆるモンスターを能動的に除去できてしまうため大量のカウンターを維持することは難しい。
(1)が相手ターンに使えるため発動自体は難しくないが、相手からの破壊に頼るならば、保険として1体蘇生できれば良いぐらいに考えておいた方が良い。
積極的に活用するならば、自分ターンに(1)の効果などでAカウンターをばらまいてから、自爆特攻や《毒蛇の供物》などで自ら破壊して(2)の効果を発動したい。
さらに、ここで蘇生したモンスターで《宇宙砦ゴルガー》のシンクロ召喚に繋げて、除去からの一斉攻撃に持ち込めれば理想的。
ただし、自爆特攻の場合は蘇生がバトルフェイズ中になるため、リンク召喚やシンクロ召喚はメインフェイズ2まで待つ事になり、そのターン中の戦闘に活用しにくい。
また、《毒蛇の供物》の場合、Aカウンターの乗った相手モンスターを破壊すると蘇生出来るモンスターが減ってしまう。
また、《エーリアン・リベンジャー》とも非常に相性が良い。
このカードのリンク素材としても利用でき、逆にあちらの特殊召喚に必要なAカウンターを(1)の効果で確保する事もできる。
さらに、あちらの効果でAカウンターをバラ撒けば、(2)の効果を最大限に活かす事ができる。
1度Aカウンターをばら撒いてからリンク素材等にして墓地に送り、このカードの(2)の効果で蘇生すると、Aカウンターをもう1度バラ撒ける。
それによって全てのモンスターにAカウンターが2つ(以上)乗っている状態になるので、そこから《宇宙砦ゴルガー》に繋げれば全体除去となる。