*《エーリアン・ヒュプノ/Alien Hypno》 [#h987f093]
 デュアルモンスター
 星４/水属性/爬虫類族/攻1600/守 700
 このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
 通常モンスターとして扱う。
 フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
 このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
 ●Ａカウンターの乗っている相手フィールド上モンスター１体を
 選択してコントロールを得る。自分のエンドフェイズ時毎に、
 コントロールを得たモンスターのＡカウンターを１つ取り除く。
 コントロールを得たモンスターのＡカウンターが全て取り除かれた場合、
 そのモンスターを破壊する。

　[[GLADIATOR'S ASSAULT]]で登場した[[水属性]]・[[爬虫類族]]の[[下級]][[デュアル]][[モンスター]]。~
　[[再度召喚]]することで[[Ａカウンター]]の乗った[[モンスター]]の[[コントロール]]を奪う[[《洗脳光線》]]に似た[[起動効果]]を使用できる。~

　[[攻撃力]]は1600で[[エーリアン]]の[[下級モンスター]]としては比較的高い[[攻撃力]]を持つ。~
　しかし[[《エーリアン・テレパス》]]のように[[モンスター]]を[[弱体化]]させる[[効果]]は持っていないので、こちらの方が[[戦闘破壊]]されやすい。~
　よって[[再度召喚]]するのには何らかの方法で守るか、[[召喚]]権を使わずにこの[[カード]]を[[フィールド]]に出す必要がある。~
　まずまずの[[攻撃力]]と強力な[[効果]]を持つが、[[再度召喚]]が必要であり[[弱体化]][[効果]]も持っていないため[[戦闘破壊]]されやすい。~
　よって[[再度召喚]]するには、何らかの方法で守るか、[[召喚]]権を使わずにこの[[カード]]を[[フィールド]]に出す必要がある。~
　[[通常モンスター]]扱いになる[[デュアル]][[モンスター]]なので[[《正統なる血統》]][[《黙する死者》]]などを併用すると[[再度召喚]]し易くなるだろう。~
　同じく[[エーリアン]]の一体であり[[通常モンスター]]でもある[[《エーリアン・ソルジャー》]]を同時に採用すれば、[[手札事故]]も起こりにくくなる。~
　[[エーリアン]]専用の[[サポートカード]]では[[《トライアングル・エリア》]]や、[[《精神操作》]]からの[[《ミステリーサークル》]]などで[[特殊召喚]]するのが有効。~
　守って[[再度召喚]]あるいは持続的に使いたいなら、[[《光の護封剣》]]や[[《光の護封壁》]]など「一方的に[[攻撃]]できる[[ロック]]」を使用しよう。~

　この[[効果]]には回数制限がなく、[[再度召喚]]さえできれば１[[ターン]]に何度でも[[発動]]できる。~
　よって[[Ａカウンター]]が乗った[[相手]][[モンスター]]が複数いればそれらの[[コントロール]]をまとめて奪う事が可能。~
　[[相手]]の[[表側表示]][[モンスター]]全てに[[Ａカウンター]]をばら撒く[[《エーリアン・リベンジャー》]]との相性は最高である。~
　また、[[コントロール]]を奪った[[モンスター]]の[[Ａカウンター]]が無くなった時に[[コントロール]]を戻さずに[[破壊]]するのも強力。~
　[[カウンター]]が１つしかない時はすぐ[[ターン]]を終了して[[モンスター除去]]としても使える。~
　[[相手]][[モンスター]]を奪ってラッシュを仕掛けたあと、[[コントロール]]が戻って痛烈なリターンを負うようなことがないのは大きい。~
　ただし、この[[カード]]が[[フィールド]]から離れたり、[[《月の書》]]などで[[裏側守備表示]]にされた場合は、[[コントロール]]が戻ってしまうことには注意。~
　[[効果]][[発動]]後に総[[攻撃]]を仕掛ける場合も、[[相手]]の[[攻撃]]反応型の[[罠カード]]を警戒し、この[[カード]]は極力[[攻撃]]を控えるようにしよう。~

　以上のように、基本的にこの[[効果]]で[[相手]][[モンスター]]の[[コントロール]]を得たまま[[相手]]の[[ターン]]にまわすのは得策ではない。~
　この[[カード]]を守る[[罠カード]]があればいいが、確実に[[戦闘]]で狙い撃ちにされるので、せっかく奪った[[コントロール]]が全て戻ってしまう可能性が高い。~
　その[[ターン]]のうちに[[デュエル]]を終わらせるか、[[エンドフェイズ]]にその[[効果]]で[[破壊]]するか、他の[[カード]]の[[コスト]]などに使用する等といった戦術を取ろう。~
　例えば２体以上の[[モンスター]]の[[コントロール]]を得た場合、[[《エーリアン・リベンジャー》]]の[[特殊召喚]][[効果]]で[[Ａカウンター]]を取り去ってしまってもいい。~
　なおこの方法で[[Ａカウンター]]の取り除かれた[[モンスター]]がこの[[カードの効果]]で[[自壊]]するタイミングについては、[[こちら>http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=46597&event=FE0006]]を参照。

-[[エンドフェイズ]]時に複数の[[効果]]の処理が行なわれる場合は、それらを[[ターンプレイヤー]]のものから任意の順番で行なうことができる。~
これには[[強制効果]]・[[任意効果]]による違いはなく、どちらかを先に処理しなければならないわけではない。~
例えば[[《トライアングル・エリア》]]で[[特殊召喚]]されたこの[[カード]]が、自身の[[モンスター効果]]で[[相手]][[モンスター]]の[[コントロール]]を得ているとする。~
この場合、[[Ａカウンター]]を取り除いて[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]→[[《トライアングル・エリア》]]によるこの[[カード]]の[[自壊]]の順番で処理するのが有効である。

-[[エーリアン]]に共通して見られる自らの[[属性]]と同色の宝珠だが、この[[モンスター]]はその指先に埋め込まれている。~
下半身は緑色の液体で満たされたシリンダーの中に浸されており、数ある[[エーリアン]]の中でも特に不思議な姿形をしている。

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]では[[《死王リッチーロード》]]とタッグを組み対戦相手として登場。~
[[【エーリアン】]]を使用するデュエリストである。~
パートナーの[[デッキ]]は[[《エクトプラズマー》]][[デッキ]]で、あまり[[シナジー]]がない。~
ちなみに、このゲームに収録されているこのカードの[[レアリティ]]は[[ウルトラレア>Ultra]]である。~

-神話・伝承において―~
ギリシャ神話には「ヒュプノス」という名の眠りの神が登場する。~
「ヒュプノス」を語源に持ち、催眠能力を意味する超能力、「ヒュプノシス(hypnosis)」が元ネタであろう。~

**関連カード [#zfcc92d3]
-[[エーリアン]]

-[[《集団催眠》]]
-[[《洗脳光線》]]

**収録パック等 [#qefdc69c]
-[[GLADIATOR'S ASSAULT]] GLAS-JP035

**FAQ [#h0dc1b99]
Ｑ：この[[カード]]が[[フィールド]]上から離れたり[[裏側表示]]になった場合、[[コントロール]]を得ていた[[モンスター]]の[[コントロール]]は元に戻りますか？~
Ａ：はい、[[モンスター]]の[[コントロール]]は元に戻ります。(07/07/24)

Ｑ：[[Ａカウンター]]が取り除かれる時や、[[Ａカウンター]]の無くなった[[モンスター]]が[[破壊]]される際に、[[チェーンブロック]]は作られますか？~
Ａ：いいえ、作られません。(08/11/14)

Ｑ：[[《トライアングル・エリア》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]したこの[[カード]]を[[再度召喚]]した場合、[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]しますか？~
Ａ：はい、[[再度召喚]]しても[[《トライアングル・エリア》]]の制約はそのままなので、[[自壊]]します。(08/11/19)

//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~