*《エアーズロック・サンライズ/Ayers Rock Sunrise》 [#w5125034] 通常魔法 「エアーズロック・サンライズ」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分の墓地の獣族モンスター1体を対象として発動できる。 その獣族モンスターを特殊召喚し、 相手フィールドのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、 自分の墓地の獣族・鳥獣族・植物族モンスターの数×200ダウンする。 [[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]]で登場した[[通常魔法]]。~ [[獣族]]1体を[[完全蘇生]]した上で、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を[[ターン]]終了時まで[[自分]]の[[墓地]]の[[獣族]]・[[植物族]]・[[鳥獣族]]の合計数に比例した数値分だけ下げる[[効果]]を持つ。 [[完全蘇生]]と[[弱体化]]が1枚で行え、[[デメリット]]も一切存在しない。~ [[デッキ]]を[[獣族]]に統一すれば、[[《死者蘇生》]]の[[相互互換]]としての働きが期待できる。~ [[弱体化]]に関しても1枚あたりの数値こそ大きくはないが[[相手]]のみかつ全体に及ぶ上、[[デュエル]]中盤以降であれば1000ポイント以上の威力も十分望める。~ [[弱体化]]では[[獣族]]以外に[[植物族]]・[[鳥獣族]]の分も加算されるが、純[[【獣族】]]でも低下量に変化はないので無理に併用する必要はない。~ また、オマケつきの[[完全蘇生]]というだけで十分強力なので、[[蘇生]]したい[[獣族]]がいる[[デッキ]]なら、他の[[種族]]を用いていても問題なく採用できる。~ たとえ100ポイントでも[[弱体化]]さえ発生すれば[[《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]の[[効果]][[対象]]に選択できるため、[[レベル]]4を[[蘇生]]してもう1体とともに[[エクシーズ素材]]としてしまっても簡単に[[ディスアドバンテージ]]を相殺できる。~ [[相手]]の[[攻撃表示]][[モンスター]]が2体以上ならば往復での[[除去]]と[[ドロー]]が狙える点は強力である。~ 専用の[[蘇生]][[カード]]を持ち[[種族]]も混在しているものの、この性質から[[ランク]]4を主力とする[[【紋章獣】]]での採用も検討できるだろう。~ [[【ビースト】]]や[[【宝玉獣】]]では[[獣族]]と[[鳥獣族]]が無理なく共存しているので、[[弱体化]]を活かしやすい。~ 特に[[【宝玉獣】]]では、[[《リビングデッドの呼び声》]]などの[[永続罠]]による[[蘇生]]を避けたいためこの[[カード]]が活躍しやすい。~ 単体の[[カード]]としては、[[《終末の騎士》]]で[[墓地]]に落としたものを[[蘇生]]して奇襲できる[[《地縛神 Cusillu》]]が優秀。~ [[弱体化]]は[[《フレムベル・ヘルドッグ》]]や[[《ツインヘデッド・ビースト》]]と好相性だが、これらについては[[《真炎の爆発》]]や[[《炎王炎環》]]の存在も考慮する必要がある。~ [[獣族]]は複数展開を前提とした[[サポートカード]]が多いため、それらのサポートもしやすい。~ [[戦闘]]面では[[《ビーストライザー》]]・[[《バーサーキング》]]や[[《コアラッコ》]]、展開面では[[《チェーンドッグ》]]などが挙げられる。~ 非常に優秀な[[種族]][[サポートカード]]だが、[[1ターンに1度]]の[[発動]]制限がある点と、[[蘇生]][[対象]]の確保に手間がかかる点に注意。~ [[墓地へ送る]]事が容易で、かつ単体でしか[[蘇生]]できない状態であっても動ける[[獣族]]というのは限られる。~ [[《魔獣の懐柔》]]を軸とした[[デッキ]]では[[《魔轟神獣ユニコール》]]や[[《ナチュル・ビースト》]]の[[蘇生]]も狙えるものの、これらがうまく[[墓地]]にいってくれる保障はない。~ [[獣族]]自体が[[相手]]への干渉能力に欠ける都合、単に展開の足がかりとするためだけに[[蘇生]]することになると、その隙も突かれやすくなるので、安易に積んでしまうのは危険である。~ [[《炎王の急襲》]]に対応する[[《火舞太刀》]]や、[[《巨大ネズミ》]]などの[[リクルーター]]をうまく活用していきたい。~ -[[特殊召喚]]と[[全体弱体化]]の処理は同時に行われるため、[[《激流葬》]]などは[[タイミングを逃さず>タイミングを逃す]][[発動]]できる。~ -エアーズロック(Ayers Rock)とは、オーストラリアに存在する巨大な一枚岩である。~ 現在確認されている中では世界で2番目に大きい岩とされており、先住民からは「ウルル」と呼ばれ崇められている。~ --[[獣族]]のみならず[[植物族]]・[[鳥獣族]]にも対応しているのは、オーストラリアの豊富な固有動植物を反映したものだろう。~ -[[獣族]]と[[鳥獣族]]を両方サポートできる[[カード]]は[[獣戦士族]]にも対応していることが多いが、この[[カード]]は対応していない。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメGXにおいて、I2社主催のカードデザインコンテストで優勝した前田隼人の[[イラスト]]が[[カード]]化されたもの。~ ペガサスより隼人に届けられ、「隼人vsクロノス」戦で使用された。~ [[《ビッグ・コアラ》]]を[[蘇生]]し、[[墓地]]に[[《デス・コアラ》]]と[[植物族]]の《ユーカリ・モール》が存在した事で[[《古代の機械巨人》]]の[[攻撃力]]を400ダウンさせた。~ --アニメでは[[同名カード]]の[[発動]]制限はなかった。 --[[イラスト]]に描かれた「エアーズロックからの日の出」は、隼人が落第してオーストラリアに旅行した際にアカデミアでの学業継続を決意した思い出の場所・景色である。~ //イラストに関する記述はこのカードに関する重要なエピソードだし、カード名の由来にもなっている部分なので抜くべきではないかと -コナミのゲーム作品において―~ TAG FORCEシリーズでは、初作から[[オリジナルカード]]として収録されている。~ こちらには、[[手札]]を全て[[捨てる]]という[[発動]][[コスト]]があった。~ **関連カード [#mf00664e] -[[《百獣大行進》]] -[[《サンライズ・ガードナー》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#u1683c18] -[[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]] CPL1-JP020 **FAQ [#t4295afd] Q:[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない時でも[[発動]]できますか?~ A:はい、[[発動]]できます。(14/05/17) Q:[[自分]]の[[墓地]]に存在する[[獣族]][[モンスター]]が1体のみで[[墓地]]に他の[[獣族]]・[[植物族]]・[[鳥獣族]][[モンスター]]が存在しない場合でも[[発動]]できますか?~ A:はい、[[発動]]できます。(14/05/17) Q:[[特殊召喚]]と[[攻撃力]]ダウンの処理は同時ですか?~ A:同時です。(14/06/02) //カードデータベースに「特殊召喚した後に」と記載があるため確認 //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。