フィールド魔法 エクシーズモンスターがモンスターと戦闘を行うダメージ計算時のみ、 そのエクシーズモンスターの攻撃力・守備力は そのランクの数×200ポイントアップする。 フィールド上のこのカードがカードの効果によって破壊される場合、 代わりに自分フィールド上のエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
EXTRA PACK 2012で登場したフィールド魔法。
エクシーズモンスターを全体強化する効果と、効果による自身の破壊を自分フィールドのエクシーズ素材で肩代わりする耐性を持つ。
ランク4で800ポイント上昇し、ランクが高いほど上昇率は高くなる。
だが、強化対象がエクシーズモンスターに限定されており、有効活用できる状況は限られる。
その上相手のエクシーズモンスターも強化してしまうため、単に戦闘補助するならば、汎用性が高い《団結の力》・《強者の苦痛》でも十分な場合も多い。
直接攻撃では効果が適用されないので、エクシーズモンスター同士の戦闘が頻繁に起こる現在の環境では、安定した働きを期待しがたい。
相手のデッキによって有用性が大きく変動するカードであるため、主力とするよりも《テラ・フォーミング》・《ジェネレーション・フォース》のサーチ先として、対応範囲を広げる目的での採用が無難である。
自分のみがエクシーズモンスターを多用できる状況ならば継続した強化になり、あまり有効でない相手であれば他のカードにサーチをまわせる。
またエクシーズモンスター同士で優位にたてるものが扱えるデッキならば、より都合が良い。
《No.74 マジカル・クラウン−ミッシング・ソード》ならば、エクシーズモンスターによる後出しでの除去の多くに耐性があり、《ガガガガンマン》などに殴り負けするような事もなくなるため補完性が高い。
エクシーズモンスターへのメタカードとなる《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》・《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》を安定して扱えるデッキであれば、相手も迂闊にエクシーズモンスターで対抗できない。
《No.93 希望皇ホープ・カイザー》とは相性が良く、ランク9と8のNo.を特殊召喚して一斉攻撃すれば、総攻撃力は5800も上昇する。
殆どのモンスターを戦闘破壊可能となるほか、《No.93 希望皇ホープ・カイザー》のデメリットを差し引いても相応の戦闘ダメージが期待できる。
それ以外では、高い攻撃力とランクを持ちつつ2回攻撃できる《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》とも好相性。
エクシーズ素材を取り除く事で破壊耐性を得るが、代わりにエクシーズモンスターの効果が使えなくなるので、使用するタイミングは考えたい。
この点は、《ジェムナイト・パール》や《迅雷の騎士ガイアドラグーン》などの効果を持たない、または効果にエクシーズ素材を使わないエクシーズモンスターとは相性がよい。
上記の相性が良いエクシーズモンスターに関しても、エクシーズ素材を使い切るよりもけん制として保持する期間が長くなりがちなので、あって損のない効果といえる。
またカードの効果でエクシーズ素材を取り除くので、狙って行うほどでないにせよ、一部のモンスター効果を利用できる点は覚えておきたい。
―イラスト関連
Q:数値アップと破壊をエクシーズ素材で代理する処理は、どちらもチェーンブロックを作らない処理ですか?
A:はい、どちらも作らない処理です。(12/10/22)
Q:このカードとエクシーズ素材を持つエクシーズモンスターが《ブラック・ローズ・ドラゴン》等の効果で同時に破壊される場合、その破壊されるエクシーズモンスターのエクシーズ素材を取り除いてこのカードの効果を適用できますか?
A:はい、その場合でも適用でき、このカードをフィールド上に残す事ができます。(12/10/22)
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