遊戯王カードWiki - 《エクシーズ・ユニット》のバックアップ(No.34)

《エクシーズ・ユニット/Xyz Unit》 †

装備魔法
エクシーズモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は、装備モンスターのランク×２００ポイントアップする。
また、自分フィールド上の装備モンスターがエクシーズ素材を取り除いて効果を発動する場合、
このカードは取り除くエクシーズ素材の１つとして扱う事ができる。

　GALACTIC OVERLORDで登場した装備魔法。
　ランクに応じて攻撃力をアップさせる効果と、装備モンスターのエクシーズ素材の代わりに取り除く事ができる効果を持つ。

　攻撃力の上昇値はランク４のエクシーズモンスターで800と、中々悪くない。
　しかし装備魔法としてはやはり対象を限定せず上昇値も安定する《デーモンの斧》や《団結の力》を使った方が良い。
　他の装備魔法と違って《ジェネレーション・フォース》に対応しているが、あちら自体あまり汎用性に優れず、装備魔法自体が《アームズ・ホール》に対応することもあり、決定的な優先理由には成りえない。

　強化以外にエクシーズ素材の消費を肩代わりできるため、こちらが主な用途となるように思えるが、ほとんどのエクシーズモンスターが効果の使用に１ターンに１度の制限を設けている。
　除去の豊富な現環境では、実際にこの効果の恩恵を受けられる機会より先に、なんらかの方法でエクシーズモンスターが除去される状況は少なくない。
　《交響魔人マエストローク》等は攻撃力を補いつつ耐性により居座るターンを増やせるのだが、後述する通り身代わりには転用できないので積極的に狙うほどでもない。

　装備魔法の常に漏れず、除去されディスアドバンテージを負いやすい事もあって、使いにくさが目立つカードである。

エクシーズ素材の代わりにこのカードを取り除けるのは「効果を発動」する場合のみ。
つまりコストとして取り除く場合だけであり、《Ｎｏ.３０破滅のアシッド・ゴーレム》のように効果として取り除く場合には肩代わりできない。

紛らわしいが、このカードはエクシーズ素材を取り除く場合の代用となるのであって、エクシーズ素材が増えるわけではないので注意。
つまり、エクシーズ素材の無いエクシーズモンスターにこのカードを装備しても、《強化空間》等の恩恵を受ける事はできない。
当然、《Ｎｏ.３９希望皇ホープ》のようなエクシーズ素材が存在しない場合生じるデメリット効果も打ち消す事は不可能である。

原作・アニメにおいて―
アニメZEXALII(セカンド)の「凌牙vsアビス」戦でアビスが使用。
《ゴルゴニック・ガーディアン》を強化して直接攻撃したが、上記の通りこのカードはエクシーズ素材として扱われないため、エクシーズ素材がないエクシーズモンスターの攻撃力を０にする速攻魔法《絶対零度》を防げなかった。

Ｄチーム・ゼアルの「遊馬vsアルファー」戦において、遊馬が使用。
《ガントレット・シューター》に装備され、《ガントレット・シューター》の３回目の破壊効果を発動するために取り除かれた。
「凌牙vsカイト」戦において、凌牙が使用。
《Ｎｏ.１７リバイス・ドラゴン》に装備させ強化した。

Ｑ：エクシーズ素材が無いエクシーズモンスターが効果を発動する際に、このカードをエクシーズ素材の代わりに取り除いて効果を発動する事ができますか？
Ａ：はい、できます。(11/10/15)

Ｑ：《始祖の守護者ティラス》の効果でエクシーズ素材が取り除かれる場合、代わりにこのカードで代用できますか？
Ａ：いいえ、このカードが取り除けるのは効果を発動する場合のみで、《始祖の守護者ティラス》等の効果処理によって代わりに取り除く事はできません。(12/02/26)