《エクシーズ熱戦(ねっせん)!!》

通常罠
自分フィールド上のエクシーズモンスターが戦闘によって破壊された時、
1000ライフポイントを払って発動できる。
お互いのプレイヤーは、破壊されたモンスターのランク以下のランクを持つ
エクシーズモンスター1体をそれぞれのエクストラデッキから選んで相手に見せる。
攻撃力の低いモンスターを見せたプレイヤーは、
相手が見せたモンスターの攻撃力と、
自分が見せたモンスターの攻撃力の差分のダメージを受ける。
相手がモンスターを見せなかった場合、
自分が見せたモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

 ABYSS RISINGで登場する通常罠
 お互いのエクストラデッキから1枚ずつ選ばれたエクシーズモンスター攻撃力を比べ、負けた方がその差の分ダメージを受ける効果を持つ。

 発動にはエクシーズモンスターの存在が前提となる。
 エクシーズモンスターは全体的に高ステータス持ちが多いため、戦闘破壊されることは少なく、自爆特攻も考慮する必要がある。
 また、発動しても、相手のエクシーズモンスター攻撃力が劣るとダメージを受けてしまうので、採用するならば高攻撃力エクシーズモンスターを入れた方がいい。

 現在、最も攻撃力が高いエクシーズモンスター《超次元ロボ ギャラクシー・デストロイヤー》の5000、次点が《超銀河眼の光子龍》の4500である。
 低攻撃力《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》戦闘破壊から発動し、《超銀河眼の光子龍》を見せるのが比較的容易な組み合わせだろう。

 しかし、そうまでして勝ったとしても、よく使われる大半のエクシーズモンスター攻撃力は2000〜3000前後に固まっており、ダメージライフコストの1000ポイントにも及ばない可能性さえ十分考えられる。
 《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》でもランク3で3000の攻撃力なので、《超次元ロボ ギャラクシー・デストロイヤー》を見せたとしても2000にとどまる。
 発動相手への依存性が高く、どのように発動するにしろ自分のエクシーズモンスターは失われてしまう。
 そもそもダメージを与えたいのならば、《魔法の筒》の方が戦闘破壊も防げて汎用性が高い。

 結局のところライフコストと2枚のカード分が損になることが多く、発動条件に見合ったカードとは言い難い。

関連カード

イラスト関連

収録パック等